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1/13「POTENZA S007A」を履いてドライ性能と快適性をテストする「ジャガーXE」。
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2/132018年6月1日に発表されたブリヂストンの「POTENZA S007A」。多くのハイパフォーマンスカーに純正装着される「POTENZA S001」の後継モデルとなる、プレミアムスポーツタイヤだ。
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3/131979年のブランド誕生から40年の歴史を刻んできた「POTENZA」。その名はイタリア語の「力強さ、可能性」という言葉に由来する。
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4/13もともとはハイグリップスポーツタイヤとしてスタートしたPOTENZAだが、現在はリアルスポーツの「RE-71R」やカジュアルスポーツの「Adrenalin RE003」など、キャラクターの細分化が行われている。
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5/13今回テストした「S007A」は、従来モデル「S001」よりもドライ性能を向上させるとともに、ウエット性能、コンフォート性能にも配慮したとされる、POTENZAブランドの新たなフラッグシップモデル。
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6/13「POTENZA S007A」は、タイヤサイド部の剛性を上げることで力の伝達をスムーズにし、レスポンスとトラクション性能を高めたほか、高剛性有機繊維の使用によってトレッド剛性を上げコーナリング時のトレッド変形を抑えることで、接地性の向上を図っている。
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7/13従来モデル「S001」との比較では、小舵角(初期応答性)から大舵角領域(コーナリング性)まで接地性を向上させることで、コーナリング力を高めたと説明される。
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8/13タイヤサイズは、205/55R16から285/30R21までの全80種が設定されている。
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9/13まずは一般路にて「S007A」の快適性をチェック。上質なタイヤの必要条件ともいえる”真円度の高さ”が感じられた。
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10/13「アウディA4」でもテスト。ロードノイズは小さくはないものの、乗り味にハードな印象はないため、幅広い車種に適応できそうだ。
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11/13ウエット性能を「ジャガーXE」で確かめる。フルウエットの路面においても、従来モデルよりも高いグリップ感を得ることができた。
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12/13ドライハンドリング路面を行く。ターンインでのシャープさとコーナリング時のグリップの高さが印象的だった。
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13/13「トヨタ86」でドライグリップ性能をチェック。「S001」と比べてスキール音の発生するポイントも遅く、“スポーツ派”のドライバーも満足させる仕上がりとなっていた。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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