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2/13ポルシェミュージアムに収蔵される「901」。「911」と改称される前に生産された本当に最初期のモデルだ。こちらの個体は57番目にラインオフしたもので、3年にわたるレストアを経て2017年に今日の姿となった。
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3/13初代「911」に搭載された2リッター水平対向6気筒エンジン。空冷から水冷へ、SOHCからDOHCへと改良が加えられたものの、今なおRRの駆動レイアウトと並んで、911シリーズの大きな特徴となっている。
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4/131948年に登場したポルシェ初のスポーツカー「356」。写真の左端には、右からフェルディナント・ポルシェ、フェリー・ポルシェ、そして“ビートル”や356のデザインを手がけたエルヴィン・コメンダの3人が写っている。
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5/131963年の東京モーターショーの様子。写真の「トヨペット・コロナ スポーツクーペ」や「日野コンテッサ900スプリント」などといったスポーティーなモデルも出展されたが、その多くは量産化にはいたらなかった。
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6/13フェリー・ポルシェ(左)とフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ(右)。額縁に収まる写真は、フェルディナント・ポルシェのものである。1960年、フェリー・ポルシェのオフィスにて。
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7/131940年に撮影された、フェルディナント・ポルシェと「フォルクスワーゲン・タイプI」の試作車の写真。このクルマに用いられたRRの駆動レイアウトが、後に登場するポルシェのスポーツカーにも受け継がれることとなった。
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8/133代目こと「タイプ964」世代の「911カレラ2」の透視図。リアに重量物が集中するRRの駆動方式には、空間効率の高さや、駆動輪(後輪)に大きなトラクションをかけられるといった長所がある反面、高速走行時の直進安定性が悪かったり、オーバーステアの傾向が強かったりといった欠点も存在する。
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9/13「911」シリーズ初の4WD車である「タイプ964」の「911カレラ4」。前軸:後軸=31:69を基本に、走行状況に応じてトルク配分を変化させる電子制御式フルタイム4WDシステムが採用された。
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10/13今日(2018年8月時点)における現行モデルの「911」は、2011年に登場した「タイプ991」。写真は2016年に大幅改良を受けた際のもので、幅広いモデルにダウンサイジングターボエンジンが採用された。(写真は「911カレラ」)
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11/13ポルシェ初の量産FRモデルとして1976年に登場した「924」。エントリーモデルとしての意味合いが強いモデルで、各所にフォルクスワーゲンやアウディのコンポーネンツが利用されていた。
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12/13ポルシェミュージアムが所蔵する初代「ボクスター」。後に、主要コンポーネンツを共有するクローズドボディーの「ケイマン」も登場した。
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13/132002年にデビューした大型SUV「カイエン」。今やポルシェも、販売台数の多くをこうした4ドアモデルが占めるようになった。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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