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2/19それまでの「ヴァンキッシュS」に代わるフラッグシップモデルとなる「DBSスーパーレッジェーラ」。2018年6月に日本導入が発表され、同年8月3日〜5日に開催されたオートモビル カウンシルで一般公開された。
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3/19「スーパーレッジェーラ」とは、イタリアのカロッツェリア、トゥーリング社が採用した軽量化を念頭に置いた車体製造技術。細いスチールパイプを細かく組み、それにアルミ製のボディーをかぶせるという手法だった。アストンマーティンでも過去、「DB4」「DB5」「DB6」で採用された。
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4/19メーターフードは「DBSスーパーレッジェーラ」専用デザインだが、ダッシュボードやドアのインナーパネルなどは「DB11」と同一のデザインを採用する。インフォテインメントシステムや、スイッチ式のシフトセレクターなども同様。
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5/19シート表皮は、アルカンターラとレザーのコンビネーションとなるデザインを採用。ヘッドレスト下にはアストンマーティンのロゴも刺しゅうされている。電動シートのスイッチは、センターコンソールサイド左右に配置。
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6/195.2リッターのV12エンジンはツインターボ化され、最高出力725ps、最大トルク900Nmを発生。8段ATを組み合わせる。最高速度は340km/h、0-100km/h加速は3.4秒というデータ。
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7/19タイヤは専用開発の「ピレリPゼロA7」を装着。フロントには265/35R21、リアには305/30R21サイズをセット。ホイールはYスポークデザインとツインスポークデザイン(写真)の2種類を用意している。
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8/19ひと目でアストンマーティンのシリーズだと分かる、デザインランゲージを採用したボディーデザイン。伝統的な形状のグリルやフロントの開口部は、「DB11」よりも面積が拡大され、同時にフロントフェンダーは10mm、リアフェンダーは20mm広げられている。
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9/19ブレーキは、「CCBカーボンディスク」を採用。ディスク径は前410mm、後ろ360mmとなり、これに前6ピストン、後ろ4ピストンのキャリパーを組み合わせる。
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10/19ボディー構成にかつてと同じ手法を用いているわけではないが、最新世代の「VHプラットフォーム」をベースに、アウターパネルにカーボンやアルミを多用し、軽量化。ベースとなった「DB11」から70kg以上のダイエットを果たしている。
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11/19「DB11」と同様に、リアクオーターウィンドウ後端にエアの取り入れ口を配置。ここから吸入されたエアは、トランクリッド上部から排出される。アストンマーティンはこれを「バーチャルスポイラー」と呼ぶ。高速走行時にリアのリフトを抑える働きをもたらすという。
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12/19サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンク。ステアリング左のスイッチで3段階の切り替えを行えるアダプティブダンピングシステムを標準装備している。
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13/19ドアにもブラックのアルカンターラを使用し、インテリアをモノトーンで統一。「Bang & Olufsen」のBeoサウンドオーディオシステムはオプションとして設定される。
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14/19従来モデルよりもひとまわり大きくなったボディーサイズは、全長×全幅×全高=4465×1942×1273mm、ホイールベースは2704mm。しかし、同時に試乗した「DBSスーパーレッジェーラ」と比較すればコンパクトで、V8エンジンを搭載するエントリーモデルという位置づけが分かる。
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15/19「ヴァンテージ」のフロントミドに搭載されるのは、メルセデスAMGが製造する4リッターのV8ツインターボエンジン。最高出力510ps、最大トルク685Nmを発生する。
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16/19先に登場した「DB11」や「DBSスーパーレッジェーラ」とは異なる新しいインテリアデザインを採用した。8段ATのセレクタースイッチはセンターコンソール下部に配置され、エアコンのコントロールスイッチなども新形状となった。
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17/19AMG製となる4リッターV8ツインターボの採用により、歴代V8モデルの中でトップのパフォーマンスを誇る「ヴァンテージ」。スペックシートには0-100km/h加速3.7秒、最高速314km/hと、魅力的な数値が並んでいる。
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18/19アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ
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19/19アストンマーティン・ヴァンテージ

高平 高輝
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