-
1/16大磯ロングビーチ駐車場に集まった「いすゞ117クーペ」。北海道や九州からの参加者もいた。
-
2/16俗に“ハンドメイド”と呼ばれる初期モデル。1968年12月の発売から1973年3月のマイナーチェンジまでのモデルを指すが、その中にも4世代が存在するという。
-
3/16“ハンドメイド”の後ろ姿。
-
4/16イベントに参加されたいすゞOB諸氏。左からOB会会長の風早直志氏、開発に関する講演を行った佐藤昌弘氏、古屋武夫氏、鈴木公一氏、北原 孝氏、三輪正眼氏、長谷川隆一氏。
-
5/161960年のトリノショーでデビューした「プリンス・スカイラインスポーツ」。初代「スカイライン」のシャシーに、ミケロッティがデザインしたコンバーチブルとクーペのボディーを載せている。この2台はミケロッティと協力関係にあったカロッツェリア・アレマーノで製作されたショーモデルそのものである。
-
6/161962年に発売された「いすゞ・ベレル」。「クラウン」や「セドリック」、「グロリア」に対抗する5ナンバーフルサイズセダンである。ライバルのスタイリングがみなアメリカ志向だったのに対して、ピニンファリーナ風のデザインが特徴。だが、極端に小さいフロントサイドウィンドウなど、未消化の感が強かった。
-
7/161966年秋の東京モーターショーでベールを脱いだ「いすゞ117」。ギアがデザインした「フローリアン」のプロトタイプだが、担当はジウジアーロではなく、前任者のフィリッポ・サピーノ。後方に「117クーペ」のプロトタイプ2号車が見える。
-
8/161966年春のジュネーブショーでデビューした「ギア いすゞ117スポーツ」。つまり世に出たのは前出の、ベースとなった「いすゞ117」より先だった。この時点ではその117のシャシーが出来上がってなかったため、「ベレット」用を改造して用いていた。
-
9/16ジウジアーロがベルトーネ在籍時に手がけ、1966年秋のトリノショーでデビューした「フィアット・ディーノ クーペ」。「117クーペ」よりひとまわり大きいボディーに「ディーノ206GT」と基本的に同じ2リッターV6エンジンを搭載する。
-
10/161966年の東京モーターショーに「いすゞ117スポーツ」の名で出展された、ギアで製作されたプロトタイプ2号車。シャシーは並んで展示された前出の「いすゞ117」(「フローリアン」のプロトタイプ)用で、ハンドル位置はジュネーブ出展車両の左から右に変更された。ジュネーブ出展車両より丸みを帯びたボディーラインは市販モデルに近いが、当時のイタリアンスポーツによく使われていたボタン式のドアオープナーなどが異なる。
-
11/161967年11月に市販化された「いすゞ・フローリアン」。ヘッドライトは「いすゞ117」の4灯式から当時流行していた異形2灯に改められたが、そのリデザインはジウジアーロが担当したらしい。国産車には珍しい6ライトセダンだった。
-
12/161969年7月に登場した軽トラックおよびバン(写真)の「スズキ・キャリイ」(L40)。「117クーペ」はギアから引き継いだものだが、ジウジアーロが独立してイタルスタイリング(イタルデザイン)を設立後に最初に手がけた作品が、このキャリイという。
-
13/161968年12月に市販化された「いすゞ117クーペ」。この個体はいすゞ本社に隣接したミュージアム「いすゞプラザ」に展示されている最初期型である。
-
14/161973年3月にマイナーチェンジを受けた、いわゆる「量産丸目」モデル。ボディーパネルがすべて機械プレスとなり、前後の表情も変わった。タイヤ/ホイールが14インチから13インチとなり、エンジンはそれまでのDOHC 1.6リッター/SOHC 1.8リッターから双方とも1.8リッターに。価格はハンドメイド時代の136万~187万円から96万4000~160万9000円へと大幅に下がった。
-
15/161977年11月以降の「量産角目」モデル。当時流行していたスラントノーズ化する案もあったが、ジウジアーロの「やらないほうがいい」という意見でボツになったという。後に2リッターのスターシリーズや2.2リッターのディーゼル搭載車なども加えられた。排ガス対策後に車両価格は軒並み上がったが、オートエアコンなど装備の充実した最終型のトップグレードである「2000XE」(写真)の価格は250万円を超えた。
-
16/16「いすゞ117クーペ生誕50周年記念ミーティング」の参加者とゲスト全員による記念撮影。

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
デイリーコラムの新着記事
-
激変する日本の自動車関連税制! 実際のところ私たちにどんな影響があるの? 2026.1.9 ガソリン税の暫定税率廃止に、環境性能割の撤廃と、大きな変化が報じられている日本の自動車関連税制。新しい税制は、私たちにどんな恩恵を、あるいは新しい負担をもたらすのか? 得をするのはどんなユーザーか? 既出の公式発表や報道の内容から考えた。
-
「ランクル“FJ”」はいつだっけ? 2026年の新車発売カレンダーを確認する 2026.1.7 2026年も注目の新車がめじろ押し。「トヨタ・ランドクルーザー“FJ”」「日産エルグランド」「マツダCX-5」など、すでに予告されているモデルの発売時期を確認するとともに、各社のサプライズ枠(?)を予想する。
-
新型「デリカミニ」の開発者に聞くこだわりと三菱DNAの継承 2026.1.6 国内で「ジープ」を生産し「パジェロ」を生み出した三菱自動車が、進化したミニバン「デリカD:5」と軽自動車「デリカミニ」に共通するキーワードとして掲げる「デイリーアドベンチャー」。その言葉の意味と目指す先を、開発者に聞いた。
-
僅差の2025年、その先へ――F1は2026年、大改革でどう変わるのか? 2026.1.5 ホンダがアストンマーティンとタッグを組んで臨むF1の2026年シーズンは、抜きつ抜かれつのバトルを視野に入れ、大幅に変更されたマシンで争われる。その内容と、勝敗の決め手、主要チームの見通しについて詳しく解説しよう。
-
激動だった2025年の自動車業界を大総括! 今年があのメーカーの転換点になる……かも? 2025.12.26 トランプ関税に、EUによるエンジン車禁止の撤回など、さまざまなニュースが飛び交った自動車業界。なかでも特筆すべきトピックとはなにか? 長年にわたり業界を観察してきたモータージャーナリストが、地味だけれど見過ごしてはいけない2025年のニュースを語る。
新着記事
-
NEW
第54回:18年目の大改良! 奇跡の不老不死ミニバン「デリカD:5」のナゾ
2026.1.11小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ三菱のオールラウンドミニバン「デリカD:5」が2025年末にまたも大幅改良を敢行。しかもモデルライフが10年をとっくに過ぎた2024年に過去最高の台数が販売されたというのだから、いったい現場で何が起きているのか。小沢コージが開発者を直撃! -
NEW
フェラーリ12チリンドリ(前編)
2026.1.11思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「フェラーリ12チリンドリ」に試乗。その名が示すとおり「12気筒」=6.5リッターV12エンジンを積んだ、新たなフラッグシップマシンである。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
東京オートサロン2026(ダンロップ)
2026.1.10画像・写真今年のダンロップブースはオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」一色! 「三菱デリカD:5」や「レクサスIS」はもちろん、クラシックカーの「いすゞ117クーペ」にまで装着して展示された。東京オートサロンの会場より、ダンロップの展示を写真で紹介する。 -
東京オートサロン2026展示車両(その6)
2026.1.10画像・写真「トヨタGR86」のオフロードマシンに前身宝飾の「メルセデス・ベンツSL」、これぞ定番なドレスアップミニバンの数々……。「東京オートサロン2026」の会場より、個性豊かなカスタムカー、チューニングカーを写真で紹介する。 -
東京オートサロン2026展示車両(その5)
2026.1.10画像・写真サーキットも走れる「アバルト1000TCR仕様」に、ランボルギーニのトラクター、そして「クラウン コンフォート」ベースのドラッグマシンも! 「東京オートサロン2026」の会場より、記者の目を奪ったモデルを写真で紹介する。 -
【東京オートサロン2026】コンパニオン・モデル名鑑(その9)
2026.1.10画像・写真年明け恒例となっている、チューニングカーやドレスアップカーの祭典「東京オートサロン」。HEARTILYブースを彩るコンパニオンの姿を写真で紹介する。
