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1/10最も来場者が多い土曜・正午あたりのドゥカティブースの様子。地元イタリアのトップブランドであるドゥカティはEICMAで特に人気が高く、ブースは毎年、車両に近づくことが困難なほどの人であふれかえる。
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2/10ドゥカティは毎年、EICMAのプレスデー前にミラノ市内の別会場でプレスカンファレンスを行う。また近年はその様子をライブ配信し、世界中のファンにその様子をいち早く伝えている。
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3/10今年最大のトピックは、市販車ベースのマシンで争われるスーパーバイク世界選手権用のホモロゲーションモデル「パニガーレV4R」の発表だ。ファクトリーチームのライダー、チャズ・デービスのライドインでお披露目されたV4Rは、EICMAの終了後、すでに実戦へ向けたテストが行われている。
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4/10ドゥカティと同じく、EICMAの前に別会場でプレスカンファレンスを行うヤマハ。とくにイタリアでは人気が高く、自国ブランドのように感じているイタリア人のファンも多い。
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5/10モト・グッツィは、昨年(2017年)発表したアドベンチャーモデルコンセプトの市販版「V85TT」をINTERMOTで発表。EICMAにも展示し、好評を得た。エンジンは既存の「V9」系から発展させた850cc縦置きV型2気筒。専用開発のフレームにストロークの長い前後サスペンションを採用し、オフロードにおける走破性向上を目指している。
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6/102018年のINTERMOTでフラットトラッカースタイルの新型車「FTR1200」を発表したインディアン。EICMAでは、そのFTR1200にアクセサリーパーツをセットアップした「スポーツ」「トラッカー」「ツアー」「ラリー」の各モデルを発表した。写真はサイドバッグやタンクバッグなどを装着したツアーコレクション。
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7/10土曜・昼過ぎのアプリリアブースの様子。並列2気筒エンジンを搭載したコンセプトモデル「RS660コンセプト」の周囲はご覧の通りだった。
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8/10日本のサスペンションメーカー、ショーワも、いまやEICMA出展の定番ブランド。近年力を入れている自社開発の電子制御サスペンションは、カワサキのスーパースポーツやツーリングモデルに純正採用されている。今年は車両が停車間際になると自動的に車高が下がり、ライダーの“足つき”をアシストする「ショーワ・イーラ ハイトフレックス」技術を発表。デモ車両を展示した。走りだしたらサスペンションのダンパーをポンプとして使用し、走行しながら車高を指定の高さまで戻すという。
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9/10今年のEICMAでは、二輪界におけるヘッドアップディスプレイのトップメーカーの多くがブースを展開し、技術をアピールした。この「クロスヘルメット」は日本発のブランドであり、システムはもちろんデザインもすべて自社開発している。ディスプレイはヘルメット開口部の上側にセットされており、クルマのルームミラーを見る感覚で情報の確認が可能。ナビゲーションの画面のほか、バックカメラの映像も表示できる。
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10/10EICMAでは、ほとんどの展示車両に実際にまたがることができ、人気モデルには“またがり待ち”で行列というか円陣のような人だかりができる。先ほど紹介した、モト・グッツィの「V85TT」も大人気だった。

河野 正士
フリーランスライター。二輪専門誌の編集部において編集スタッフとして従事した後、フリーランスに。ファッション誌や情報誌などで編集者およびライターとして記事製作を行いながら、さまざまな二輪専門誌にも記事製作および契約編集スタッフとして携わる。海外モーターサイクルショーやカスタムバイク取材にも出掛け、世界の二輪市場もウオッチしている。
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