-
1/19
-
2/19「日産リーフe+」の発売は2019年1月23日。今回はそのプロトタイプモデルに千葉県のサーキット、袖ヶ浦フォレストレースウェイで試乗した。
-
3/19「リーフe+」には、フロントバンパーの下にブルーの装飾パーツが備わる。外観上での標準車との違いはこの1点のみ。
-
4/19リアバンパーにもブルーのアクセントが施されているが、こちらは標準車と同じ。
-
5/19一充電あたりの航続可能距離は、標準車よりも170km長い570kmと公表されている。
-
日産 リーフ の中古車webCG中古車検索
-
6/19標準車よりも容量が22kWh多い62kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載。グレードにもよるが、車両重量は160~180kgほどの増加となる。
-
7/19アクセル操作のみで加減速を自在に行える「e-Pedal」のオン/オフスイッチはセンターコンソールに備わる。
-
8/19容量アップによってバッテリーユニットの厚みが2cm増したため、ボディーの下に15mmはみ出すことに。これによって最低地上高も標準車より15mm低い135mmとなっている。
-
9/19バッテリー容量アップによって、車高も標準車より5mm高くなっているが、空気抵抗係数0.28は変わっていない。
-
10/19標準車では96セルユニットバッテリーを2並列(192セル)で搭載するが、「リーフe+」ではこれを3並列化して288セルを搭載。容量アップによる航続距離延長だけでなく、電流量アップによるパワーアップも実現している。
-
11/19電流量アップとインバーター性能の強化により、「リーフe+」は標準車よりも68psと20Nmアップの最高出力218ps、最大トルク340Nmを発生する。
-
12/19急速充電(写真左)と普通充電用のソケットがフロントに並んで設置される。バッテリーの容量がアップしたため、残量警告灯がついてから80%までの充電時間は、一般的な急速充電器(50kW)を使った場合で60分ほどかかるそうだ。
-
13/19テスト車には215/50R17サイズの「ダンロップ・エナセーブEC300」が装着されていたが、こちらは標準車と同様。
-
14/19バッテリーユニットの大型化と重量アップにより、ボディーのねじり剛性が8%アップしたほか、重心高が10mm低下。結果として操縦安定性が向上したという。
-
15/19スマートフォンとの連携により、クルマから離れた状態でバッテリー残量を確認したり、乗車前にエアコンを作動させたりといった操作ができる。
-
16/19先進運転支援システム「プロパイロット」の操作スイッチはステアリングスポーク上に備わる。
-
17/19ブレーキ回生の量は標準車と同じだが、「e-Pedal」(回生と油圧ブレーキを併用)の制御については車重に合わせて最適化されている。
-
18/19日産リーフe+プロトタイプ
-
19/19

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
日産 リーフ の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。