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2/202018年のロサンゼルスモーターショーで、まずは「カレラS」と「カレラ4S」がデビューした新型「ポルシェ911」。今回はこの2グレードに試乗した。
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3/20フロントのボディー幅は従来モデルよりも45mm拡大。ボディーの幅いっぱいに広げられたエアインレットがワイド感をさらに強調している。
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4/20ボディー前後の樹脂部分を除き、外板パネルにはすべてアルミを採用している。
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5/20先に登場した最新の「パナメーラ」や「カイエン」と同様、左右のリアコンビランプをスプリットライトで結ぶ意匠を採用している。
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6/20ダッシュボードに段差を設けることで水平基調であることを強調したインテリア。センターのエアベントの上に備わったスイッチは、930型へのオマージュだ。
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7/20先代モデルではシフトセレクターの左右にびっしりと並べられていた物理スイッチが減らされ、すっきりとしたデザインに。
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8/20物理スイッチが整理されたため、車両の設定は基本的にポルシェ・コミュニケーション・マネジメントシステム(PCM)を介して行うこととなった。
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9/20インテリアデザインが刷新された一方で、ステアリングホイール左下にある、キーシリンダーを回すタイプのエンジンスターターは従来型を踏襲している。
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10/20「カレラS」「カレラ4S」とも先代モデルのものをブラッシュアップした3リッター水平対向6気筒ターボエンジンを搭載。いずれも最高出力450psと最大トルク530Nmを発生する。
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11/20ショルダー部分のホールド性を大きく向上させたという新設計のフロントシート。軽量であることも特徴で、従来モデルのものよりも1脚あたり約3kg軽くなっている。
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12/20「911」伝統の5連メーターのように見えるが、機械式はセンターのエンジン回転計のみ。その両サイドは液晶モニターとなっている。
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13/20縦に配置されたハイマウントストップランプは、リアグリルと一体型の構造となっている。
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14/20新たに設定されたウエットモードを試す。ホイールハウス内のセンサーがスプラッシュ音を感知すると、メーターパネルに同モードの使用を促すアイコンが表示される。
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15/20従来モデルと同様、4輪操舵システム「リアアクスルステアリング」はオプション装備として設定されている。
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16/200-100km/h加速のタイムは「カレラS」が3.7秒で、「カレラ4S」が3.6秒(いずれもオプションのスポーツクロノパッケージ装着車は0.2秒短縮される)。
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17/20ポルシェ911カレラS
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19/20ポルシェ911カレラ4S
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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