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2/19まだ登場したばかりの新型「ボルボV60」をベースに、オフロード性能を高めたクロスオーバーモデル「V60クロスカントリー」。2018年9月に発表された。
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3/19運転席まわりは基本的に「V60」と共通。ドライブモードはローラー型コントローラーで、ESCの制御はタッチパネルで切り替える仕様なので、「機能の追加に伴ってスイッチ類が増えた」なんてこともない。
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4/19試乗車にはヒーター付きの黒いレザーシートが装備されていたが、日本仕様がどうなるかについてはまだ明らかにされていない。
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5/19「ボルボV60クロスカントリー」の試乗は、ボスニア湾の奥に位置するスウェーデン・ルーレオの公道と、氷海に設けられた特設コースで行われた。
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6/19本国ではディーゼルモデルの「D3」や「D4」もラインナップされている「V60クロスカントリー」。先代ではFF車も用意されていたが、新型の駆動方式は4WDのみとなっている。
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7/19試乗車「T5 AWD」に搭載されていた2リッターガソリンターボエンジン。ボルボ・カー・ジャパンは「V60以下のモデルにディーゼルは設定しない」という方針なので、恐らくはこのエンジンの搭載車が日本に導入されると思われる。
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8/19トランスミッションはトルコン式の8段AT。パドルシフトはなく、手動で変速したい場合はシフトレバーで操作することとなる。
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9/19特設コースにて、左右交互に置かれた丸太を乗り越えていく「V60クロスカントリー」。
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10/19「V60クロスカントリー」の最低地上高は210mm。足まわりの改良と大径タイヤの装着により、ベースモデルの「V60」より75mm高められている。
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11/19センターコンソールに備わるフルデジタルのメーターパネル。上部に備わる外気温計は、2日目にはマイナス20度を示したが、エンジニア氏いわく「今年はそんなに寒くないよ」とのことだった。
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12/19テスト車に装着されていた、235/45R19サイズのミシュランのスタッドタイヤ。
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13/19トラクションコントロールの介入や4WDの駆動力配分が優れているのか、滑りやすい環境でも「V60クロスカントリー」の挙動は終始安定していた。
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14/19急斜面でヒルディセントコントロールの作動を試す。
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15/19大きな溝を斜めに通過する「V60クロスカントリー」。リアタイヤにはブレーキ制御による疑似LSD機能が付いていて、写真のように片輪が宙に浮くような状態でも、そのタイヤの空転を防ぎ、脱出することができる。
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16/19ドライブモードにはベース車の「V60」に備わる4種類に加え、「オフロードモード」も用意されている。
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17/19黒いモールディングや“ドット柄”の専用フロントグリルなどが採用されたエクステリアも、「V60クロスカントリー」の特徴として挙げられる。
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18/19今回の試乗は氷雪路のみだったので、専用チューニングの足まわりが通常の舗装路でどのような乗り味を示すかは確かめられなかった。日本導入の折には、ぜひその走りを報告したい。
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19/19ボルボV60クロスカントリーT5 AWD

堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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