-
1/22ジャガーIペース
-
2/22後ろへ向かうほど高くなる、ウエッジシェイプのベルトラインが目を引く「Iペース」。ガラスエリアも薄く、そのサイドビューは非常にスポーティーだ。
-
3/22フロントのタイヤまわりは、切り詰められたオーバーハングとマス感を抑えたフェンダーの造形により、スポーツカーのように“軽い”デザインとなっている。
-
4/22絞りこまれたキャビンと、それを強調する張り出したショルダーに注目。リアオーバーハングの短さもあって、車幅は1895mmという実寸以上にワイドに感じる。
-
5/22「Iペース」のランニングシャシー。車両底部にぎっしりとバッテリーが敷き詰められている。
-
ジャガー Iペース の中古車webCG中古車検索
-
6/22明照寺:「床下にバッテリーを積むEVは、どうしても車体に厚みが必要になる。SUVタイプのEVが多いのには、パッケージ的に理にかなっているからという理由もあるんです」
-
7/22「ジャガーIペース」のリアビュー。横長のリアコンビランプや、バンパーに設けられたナンバープレートとの位置関係などに注目。
-
8/22俳優のマイケル・J・フォックスがCMキャラクターを務めた、2代目「ホンダ・インテグラ」。
永福:「『Iペース』のリアビューは、インテグラにソックリじゃありませんか?」 -
9/22シャープな印象を感じさせる「Iペース」のリアコンビランプ。同車には、セダンやスポーツカーなどに使われるような意匠のディテールが、各所に用いられている。
-
10/22「Iペース」のデザインスケッチ。
-
11/22こちらはリアビューのデザインスケッチ。
-
12/22ほった:「『○ペース』っていうのはジャガーではSUV系のネーミングなんですけど、こうしてスケッチを見ていると、SUVというよりスポーツカーって感じですよね」
-
13/222018年9月に行われた、日本導入発表会の様子。「Iペース」の価格は959万円からと、押しも押されもしない高級車である。
-
14/22BMWが2013年に発表した電気自動車「i3」。いかにも「電気で走る未来のクルマ」というデザインをまとっている。
-
15/22総アルミのランニングシャシーにカーボン製のキャビンを架装する車両構造や、風力発電で電力をまかなう生産工場など、「BMW i3」は単に電動パワートレインのクルマというだけでなく、あらゆる面でチャレンジングな製品だった。
-
16/22「BMW i3」のキドニーグリル。もちろんダミーである。
-
17/22現在開発が進められている「iX3」と「i4」。BMW iブランドの次期モデルがどんなデザインとなるのか。ライバル勢が異なる路線を進み始めていることもあり、気になるところである。
-
18/222017年のフランクフルトショーで発表されたコンセプトカー「BMW iビジョンダイナミクス」。
ほった:「ここまでして、EV時代にグリルって残すべきものなんですかね?」 -
19/22「ジャガーIペース」のフロントにも、他のラインナップ(もちろん内燃機関車である)と同じモチーフのフロントグリルが残されている。
-
20/22ちなみに「Iペース」のダミーグリルは上部が開口しており、ボンネット上から空気を流す構造となっている。
-
21/222代目「XK」以降、すべてのジャガーのモデルを手がけ、2019年6月末に勇退したデザイン・ディレクターのイアン・カラム氏。もちろん「Iペース」も彼の手によるものだった。
-
22/22

明照寺 彰
さまざまな自動車のデザインにおいて辣腕を振るう、現役のカーデザイナー。理想のデザインのクルマは「ポルシェ911(901型)」。
永福ランプ(えいふく らんぷ)
大乗フェラーリ教の教祖にして、今日の自動車デザインに心を痛める憂国の士。その美を最も愛するクルマは「フェラーリ328」。
webCGほった(うぇぶしーじー ほった)
当連載の茶々入れ&編集担当。デザインに関してはとんと疎いが、とりあえず憧れのクルマは「シェルビー・コブラ デイトナクーペ」。
ジャガー Iペース の中古車webCG中古車検索
カーデザイナー明照寺彰の直言の新着記事
-
第40回:ジャガーIペース(前編) 2019.7.10 ジャガーからブランド初の100%電気自動車(EV)「Iペース」が登場。SUVのようにも、ハッチバックのようにも見える400psの快速EV。そのデザインに込められた意図とは? EVデザインのトレンドを踏まえつつ、現役の自動車デザイナー明照寺彰が語る。
-
第39回:アウディA6 2019.7.3 アウディ伝統のEセグメントモデル「A6」が、5代目にモデルチェンジ。新世代のシャシーやパワートレインの採用など、その“中身”が話題を呼んでいる新型だが、“外見”=デザインの出来栄えはどうなのか? 現役のカーデザイナー明照寺彰が斬る。
-
第38回:三菱eKクロス(後編) 2019.6.26 この“顔”はスポーツカーにもよく似合う!? SUV風のデザインが目を引く、三菱の新しい軽乗用車「eKクロス」。迫力満点のフロントマスク「ダイナミックシールド」の特徴とアドバンテージを、現役の自動車デザイナー明照寺彰が語る。
-
第37回:三菱eKクロス(前編) 2019.6.19 三菱最新のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」の採用により、当代きっての“ド迫力マスク”を手に入れた「三菱eKクロス」。そのデザインのキモに、兄弟車「日産デイズ」や同門のミニバン「三菱デリカD:5」との比較を通して迫る。
-
第36回:シトロエンを総括する 2019.6.5 一昔前まで自動車デザインの先頭をひた走っていたシトロエン。起死回生を果たすべく、SUVに傾注する同ブランドのラインナップは、現役のカーデザイナーの目にどう映るのか? 明照寺彰と永福ランプが“ダブルシェブロン”のデザインを総括する。
新着記事
-
NEW
フォルクスワーゲン・ゴルフRアドバンス(前編)
2025.9.7ミスター・スバル 辰己英治の目利き「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のなかでも、走りのパフォーマンスを突き詰めたモデルとなるのが「ゴルフR」だ。かつて自身が鍛えた「スバルWRX」と同じく、高出力の4気筒ターボエンジンと4WDを組み合わせたこのマシンを、辰己英治氏はどう見るか? -
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】
2025.9.6試乗記空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。 -
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。