-
1/14「ホンダN-BOX」(右)と「インサイト」(左)による衝突実験の様子。
-
2/14衝突実験の取材会は、栃木県の本田技術研究所オートモービルセンターに設けられた、屋内型全方位衝突実験施設で行われた。この施設では今回のような正面衝突に加え、さまざまな角度での、斜め方向からの衝突実験も行える。
-
3/14エアバッグが開いた車内の様子。「ホンダN-BOX」では、標準車の「G/L Honda SENSING」と一部の福祉車両を除き、前席用サイドエアバッグと前・後席用サイドカーテンエアバッグが標準装備される。
-
4/14衝突したフロント右側が大きく変形した「N-BOX」。こうしてフロントセクションで衝撃を吸収することで、乗員の生存スペースを確保するのだ。
-
5/14実験場のフロアには「Safety for Everyone」と書かれていた。
-
6/14衝突実験場に展示されていた、現行型「N-BOX」のホワイトボディー。フロントに張り巡らされた、複雑なメンバーの構造に注目。
-
7/141998年に登場した3代目「ライフ」。法規で求められるより厳しい要件にも対応する衝突安全性が確保されていた。
-
8/142003年登場の4代目「ライフ」。衝突エネルギーを効率よく分散・吸収することで自己保護性能を高めるとともに、相手車両への攻撃性も低減する「コンパティビリティー対応ボディー」を採用していた。
-
9/144代目「ライフ」のコンパティビリティー対応ボディーの解説。フロントの広い範囲にメンバーが巡らされており、オフセット衝突でも的確に衝撃を受け止めるとともに、荷重を分散し、エネルギーを吸収する構造となっていた。
-
10/144代目「ライフ」のボディー骨格。
-
11/14衝突実験後の「インサイト」(左)と「N-BOX」(右)。N-BOXははじき返されるとともに、車体に回転する力が加わり、横向きに停止している。
-
12/14運転席側のドアを開けるホンダのスタッフ。いささかの引っかかりはあったが、ドアは人の手で開けることができた。衝突事故では、乗員の搬出のしやすさも重要なポイントとなる。
-
13/14歩行者ダミー開発の歴史を紹介するホンダのスタッフ。ホンダでは1988年に歩行者保護の研究を開始。既存のインパクタ(頭部や脚部を模した球状や棒状のダミー)では人体への影響を正確に再現できないことから、歩行者ダミーの自社開発に着手した。
-
14/14現在使用している歩行者ダミー「POLAR III」。ホンダは歩行者保護の研究のため、1998年に初めて歩行者ダミーを開発。3世代目となるPOLAR IIIでは、より広範囲における詳細な解析を実現するため、形状を見直すとともに、より人体の特性に近い材料を選択。腰部や大腿部など下半身の構造も進化させている。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
エディターから一言の新着記事
-
第871回:今年もグリーンヘルは熱かった! ニュルブルクリンク24時間レース観戦記 2026.5.27 “世界一過酷な草レース”として知られ、今年も波乱が巻き起こったニュルブルクリンク24時間レース。F1王者のフェルスタッペンも参戦するとあって、大いに盛り上がったその様子を、世界を飛び回るモータースポーツカメラマンが臨場感満点でリポートする。
-
第870回:熱きホンダをとことん楽しむ これが「Honda All Type R World Meeting 2026」だ! 2026.5.15 「シビック タイプR」をはじめ、“タイプR”の車名を持つホンダの高性能車ばかりが集う、激アツのイベントが開催された。気になるその内容は? 会場となったモビリティリゾートもてぎの様子を詳しくリポートする。
-
第869回:思わぬサプライズもいっぱい! クルマ好きのための祭典「シン・モーターファンフェスタ2026」で“最旬ニューモデル”に触れる 2026.4.24 日本最大級の“クルマ好きのための祭典”「シン・モーターファンフェスタ2026」に、発売を間近に控えるさまざまな注目モデルが終結! 会場の様子や、そこで得られた最新情報をお伝えしよう。
-
第868回:ウエット路面での実力は? ブリヂストンの新スタンダードタイヤ「フィネッサ」を試す 2026.4.22 2026年1月に発表されたブリヂストンの「FINESSA(フィネッサ)」は、次世代の商品設計基盤技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載する最新のスタンダードタイヤだ。ドライ路面での試走報告に続き、今回は自慢のウエット性能をクローズドコースで確かめた。
-
第867回:ハイエースオーナー必見! スマホで操作できる可変ダンパー「KYBアクトライド」を試す 2026.4.22 KYBからスマートフォンのアプリで操作できる可変ダンパーシステム「ActRide(アクトライド)」が登場。まずは「トヨタ・ハイエース/レジアスエース」用からの展開となるこのシステムの仕上がりを、実際に試乗して確かめた。
新着記事
-
NEW
レクサスES350h(FF/CVT)/ES350e(FWD)/ES500e(4WD)【海外試乗記】
2026.6.3試乗記「レクサスES」がフルモデルチェンジ。シャシーがFFベースというのは歴代モデルと同じだが、新型ではボディーサイズがググッと拡大。「LS」の6輪ミニバンコンセプトが登場したこともあり、今後のレクサスセダンの総代を担うことになる。北米で乗った印象をリポートする。 -
NEW
ミドシップ化で運動性能はどう変わる? 「GRヤリスMコンセプト」の現時点での完成度を体感
2026.6.3デイリーコラム「GRヤリス」をベースとしたミドシップ4WDとして市販化を目指す「GRヤリスMコンセプト」。現在もスーパー耐久に投入されるなどして鍛えられているが、その開発車両をドライブできた。普通のGRヤリスとの運動性能の違いや、新開発エンジンの印象などをリポートする。 -
NEW
第115回:メイク・アメリカ・グレート・アゲイン!(後編) ―デザインもサイズも規格外! 魅惑のアメリカ車はなぜ“主役”になれないのか?―
2026.6.3カーデザイン曼荼羅トヨタ&ホンダが発表した、米国生産車の日本導入計画。しかしアメリカには、規格外に面白いクルマがまだたくさんあるのだ! カーデザインの識者とともに魅惑の日本“未”導入車を探すとともに、魅力的なアメリカ車が、それでも主役になれない理由を考えた。 -
どうしてピアノブラックの内装材は多用されるのか?
2026.6.2あの多田哲哉のクルマQ&Aよく目にするピアノブラックの内装材は、「キズや脂汚れが目立つ」などネガティブな評価もしばしば。それでも多用されているのはなぜか? 車両開発者の多田哲哉さんに聞いてみた。 -
BSAゴールドスター650(5MT)【レビュー】
2026.6.2試乗記かつて一世を風靡(ふうび)した英国の名門、BSAが復活! 新生第1号モデルである「ゴールドスター650」は、クラシックで優雅なお散歩バイク……と思いきや、ツインカムの大排気量シングルで、ライディングも前のめりに楽しめるマシンに仕上がっていた。 -
レストモッドがイメージ 特別なオニツカタイガーの魅力に迫る
2026.6.1オニツカタイガーの新作ドライビングシューズを知る<AD>オニツカタイガーが、“レストモッド”と呼ばれるクルマのレストア&カスタム手法に着想を得たドライビングシューズを発表。4タイプ製作された、「MEXICO 66 DRIVING」のスペシャルバージョンの魅力に迫る。