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1/19横浜ゴム主催メディア向けタイヤ勉強会は、旭川にある北海道タイヤテストセンター(TTCH)で行われた。同施設は東京ドーム約19個分の敷地面積を有し、アイスバーンの状態を均一に保つ屋内氷盤試験場や総合試験路、2つの圧雪ハンドリング試験路などさまざまな設備が設けられている。
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2/19横浜ゴムの主力スタッドレスタイヤ「アイスガード6 iG60」。13~20インチまで、全90サイズがラインナップ(2020年1月現在)されるほか、ランフラットモデルも全6サイズ用意。
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3/192019年の全日本ラリー選手権JN-1クラスで3位となった実力派ラリードライバー奴田原文雄選手がドライブする「三菱ランサーエボリューションⅩ」ベースのラリーマシンに同乗試乗。デモ走行では、なんと市販のスタッドレスタイヤ「アイスガード6 iG60」を履いて華麗なドリフトを披露してくれた。
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4/19前235/40R19、後ろ265/40R19サイズの「アイスガード6 iG60」が装着された「ポルシェ718ケイマン」で、低偏平タイヤのハンドリングを試すことができた。
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5/19「アイスガード6 iG60」が装着された「ポルシェ718ケイマン」の走行シーン。トラクションコントロールをONにしていれば、雪上でも最高出力300PSのパフォーマンスをコントロールできる。
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6/192018年に完成した屋内氷盤試験場の滑りやすい氷盤路で、「アイスガード6 iG60」が装着された「トヨタ・プリウス」のフルブレーキングを体感。屋内氷盤試験場は氷のコンディションを一定に保つことができるので、反復試験のデータが取りやすいのだという。
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7/19「アイスガード6 iG60」は、従来品となる「アイスガード5プラス」比で、氷上ブレーキング性能を約15%向上させたという。
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8/19氷上と雪上のグリップ力をバランスさせた非対称パターンや新開発の「クワトロピラミッドディンプルサイプ」「ダブルマイクログルーブ」といった横浜ゴム独自の技術を採用する「アイスガード6 iG60」。
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9/19ヨコハマ初の市販スタッドレスタイヤとなった「ガーデックス」から現在の主力モデルである「アイスガード」まで、その開発の歴史を紹介した横浜ゴム研究開発部の橋本佳昌主幹。
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10/19SUV用として開発された「アイスガードSUV G075」にも圧雪ハンドリング試験路で試乗。アイスガードSUV G075は、15~22インチまで全64サイズがラインナップされており、SUV人気の高さをうかがわせる。
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11/19屋内氷盤試験場で、新品の「アイスガード6 iG60」と人工的に4シーズン経過した状態にした同製品の比較試乗を行った。写真は新品の走行シーン。
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12/194シーズン経過程度まで劣化させた「アイスガード6 iG60」の走行シーン。20km/hからのフルブレーキでは、新品が5.0~6.0mで停止したのに対し、劣化仕様は5.5~6.5mで停止した。
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13/19「アイスガード6 iG60」のサイドウオールデザイン。凹み文字で表示されているロゴは、デザイン的にこだわった部分だという。
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14/19新品と経年劣化品(4年使用相当)の比較テストには「トヨタ・カローラ スポーツ」が用いられた。「アイスガード6 iG60」は、天然由来のオレンジオイルSの配合により経年劣化を抑え、時間がたってもゴムの柔らかさが長く保つように工夫されている。
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15/192020年1月に発売された「ブルーアース4S AW21」が装着された「トヨタ・プリウス」で、氷盤ブレーキングと雪上スラローム走行(写真)を行った。
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16/19「ブルーアース4S AW21」は175/65R14~225/55R19までの全19サイズ展開で、価格はオープン。
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17/19「ブルーアース4S AW21」のV字をモチーフにしたトレッドパターン。国際基準で定められたシビアスノータイヤ条件適合の証しとなる「スノーフレークマーク」が打刻されており、チェーン規制時でも走行可能なタイヤとして認められている。
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18/19氷盤路でブレーキテストを行った「トヨタ・プリウス」。装着されていた「ブルーアース4S AW21」は、195/65R15というサイズだった。
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19/19「ブルーアース4S AW21」は雪上で想像以上にクリップした。非降雪地域を中心に、日本でもオールシーズンタイヤの人気が高まっているという。

塩見 智
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