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1/15特設コースを走行する「グッドイヤー・ベクター4シーズンズ ハイブリッド」を装着した「スバル・インプレッサ」。
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2/15試走会場の特設コースにて、走行を待つ「トヨタRAV4」と「スバル・インプレッサ」。今回の試走会は、福島・裏磐梯のスキー場で行われた。
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3/15まずはグッドイヤーのオールシーズンタイヤの歴史と、現行ラインナップの特徴について説明を受ける。
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4/15グッドイヤーは1977年にアメリカで初めてオールシーズンタイヤを上市。日本市場でもいち早く販売を開始した。写真はグッドイヤーの歴代オールシーズンタイヤ。2018年7月に行われた「アシュアランス ウェザーレディ」の発表会会場より。(写真:webCG)
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5/15グッドイヤー・ベクター4シーズンズ ハイブリッド
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6/15145/80R13から235/50R18まで、豊富なサイズバリエーションをそろえる「ベクター4シーズンズ ハイブリッド」。日本市場における“先駆者”であり、かつ国内生産のタイヤだからこそのアドバンテージだ。
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7/15「ベクター4シーズンズ ハイブリッド」は、中央部からV字に走る太いグルーブで、高い排水性を確保。中央部分の細かいサイプは、内部がギザギザの3D形状となっており、接地時にブロック同士が支え合うことで倒れ込みを防ぎ、より路面に密着して高いグリップ力を発揮するという。
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8/15独自のトレッドパターンに加え、「ベクター4シーズンズ ハイブリッド」には温度変化に強いコンパウンドを採用。低温時におけるグリップ力の低下を抑制している。
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9/15日本グッドイヤーの金原雄次郎社長。グッドイヤーはアメリカのアクロンとヨーロッパのルクセンブルクに開発拠点を持っており、米と欧の商品の中から、日本市場に適したものを持ち寄ることができるという。
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10/15SUV用オールシーズンタイヤの「アシュアランス ウェザーレディ」。サイプなどの溝は、摩耗が進むと途中で溝幅が拡大するよう設計されており、摩耗後も高いウエット性能を発揮する。
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11/15「ベクター4シーズンズ ハイブリッド」が欧州で開発されているのに対し、「アシュアランス ウェザーレディ」はアメリカを中心に開発が進められた。
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12/15今回の試走は、スタッドレスタイヤ「アイスナビ7」(右)、「アイスナビSUV」(左)との比較という形で行われた。
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13/15コース上はご覧の通り、土とシャーベット状の雪が入り混じったような状態となっており、凍結路面での性能などは確かめられなかった。
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14/15会場にはSUV用のオールテレインタイヤ「ラングラー デュラトラック」を装着した「ランドクルーザープラド」も用意されていた。グッドイヤーはこのタイヤを「オールシーズンタイヤ」として紹介してはいないが、サイドウオールにはM+Sマークに加え、雪道走行が可能であることを示すスノーフレークマークが刻印されている。
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15/15サイドウオールに刻印された、M+Sマークとスノーフレークマーク。後者は公的な試験により“冬用タイヤ”として十分な性能を持つと確認された商品に施されるものだ。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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