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1/15ピエロ・マラマイ氏と「フィアット128(セリエ2)」。当時車齢は20年を超えていたことになる。
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2/15ピエロ氏は、日本語講座に通う50代前半のおじさんだった。1997年8月16日、シエナの伝統競馬「パリオ」を一緒に見た日。
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3/15彼の愛車である「フィアット128」の運転席。コンパクトなボディーの中に広大な車室が広がっていた。
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4/15ピエロ氏一家と筆者の女房。2017年12月に撮影。
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5/15彼の家での夕食後は、日本語衛星放送「JSTV」を見ながら、筆者がイタリア語で解説するのが恒例だった。
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6/15ピエロ氏の誕生日に、筆者が紙粘土で作ってプレゼントした人形。
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7/15レンガの隙間から生えたケッパー。わずかな水でもよく育つ。
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8/15ピエロ氏が「フィアット128」を廃車にする代わりに、長男ルカのもとにやってきたのは初代「フィアット・プント」だった。写真は同時期に筆者がレンタカーで借りた同型車。
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9/151990年代末のムードを感じ取っていただくために。ピエロ氏の長女で大学生だったキアラは「アウトビアンキY10」(写真は同型車)を運転していた。
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10/15ピエロ氏が「128」に代わって購入したのは「フィアット・テムプラ」だった。
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11/15「テムプラ」のダッシュボードは、姉妹車である初代「ティーポ」に似たモダンなものだった。
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12/15ビートルズの『アビイ・ロード』のジャケット風を意図したのではない。生涯写真が苦手だったピエロ氏が、撮影の瞬間に逃げたものである。
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13/15後年就職したルカは、「フィアット・プント」が古くなると、「フォード・フォーカス」に買い替えた。その後はピエロ氏が引き継ぎ、彼の終(つい)のクルマとなった。
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14/15ピエロ氏が永遠の眠りにつくことになったシエナの市営墓地。
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15/15晩年のピエロ氏。カフェでくつろぐ姿を筆者が撮ったものだが、墓標を飾ることになった。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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