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1/11ジープのオフロード試乗会にて、雑草生い茂る急斜面へと臨む「グランドチェロキー」。
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2/11「グランドチェロキー」は、Dセグメント以上の輸入ラージサイズSUV市場において、輸入車の定番たる“ドイツ御三家”のモデルを抑え、2019年の販売台数No.1に輝いた。
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3/11高級車ならではの上質なインテリア。モダンなデザインだが、オフロード車に求められる走行感覚の分かりやすさ、視界の広さもおろそかにはされていない。
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4/11駆動システムには、走行モード切り替え機構やローレンジ付きのフルタイム4WDを採用。都会的なスタイリングのモデルながら、ドライブトレインは“クロカン”のそれだ。
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5/11この日のために装着されたオールテレインタイヤに泥をまとわりつかせつつ、草地に分け入る「グランドチェロキー」。オフロードでは数値に表れるスペック以上に、ディメンションやドライブトレインの制御にみる、“悪路向けの仕立て”がものを言う。
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6/11最高出力290PSを発生する3.6リッターV6エンジン。オフロードのエキスパートが調律した、リニアなトルクデリバリーも特徴だ。
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7/11微低速域での細やかなペダルワークにもリニアに反応する、パワートレインやドライブトレインの繊細さ、車両感覚のつかみやすさ、そして視界のよさと、優れたオフロード車と優れた実用車には、共通する条件がいくつも存在する。
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8/11「チェロキー」といえば、オンロードでの快適性や普段使いでの機能性も重視した、SUV(などという呼び名は当時はなかったが)の先駆け的モデルだ。
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9/11上級グレード「トレイルホーク」には、減速比2.92:1のローレンジやリアロッキングデファレンシャルなど、悪路を走るための機能や装備が採用されている。
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10/11電子制御による「オフロードモード」の設定は、今日では珍しいものではないが、大事なのはその中身。オフロードで本当に役立つものとするためには、悪路に精通したエンジニアが必須なのだ。
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11/11FFプラットフォームの都会派モデルでさえ、ライバルとは一線を画すオフロード性能を有している。その矜持こそがジープの魅力なのだ。

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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