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2/192代目「X4」は、2018年に日本導入が開始された。今回試乗した「xDrive20d Mスポーツ」は、2020年6月4日にラインナップに加わったX4初のディーゼルモデル。
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3/19スタンダードグレード「xDrive20d」以外の「X4」には、シフトパドル付きの「マルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイール」が標準装備される。
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4/19メーターパネルには12.3インチサイズの液晶ディスプレイが用いられている。ドライブモードの切り替えに合わせて表示デザインも変更される。写真は「COMFORT」モードを選択した様子。
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5/19エクステリアにおいては、「X6」譲りとなるクーペフォルムが「X4」の特徴。BMWではこうしたスタイルを「X+偶数」車名のモデルに採用し、スポーツアクティビティークーペと呼んでいる。
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6/19インストゥルメントパネルのデザインは、姉妹車である「X3」と基本的に同一。試乗車はピアノブラックの「BMWインディビジュアル インテリアトリム」をオプション装着していた。
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7/19トランスミッションは8段AT。シフトセレクターの右側にドライブモード切り替えスイッチが備わる。設定されているモードは「SPORT」「COMFORT」「ECO PRO」の3種類。
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8/19試乗車には245/50R19サイズの「ピレリ・チントゥラートP7」ランフラットタイヤが装着されていた。ホイールは「Mライトアロイホイール・ダブルスポークスタイリング698M」と呼ばれる標準装備のアイテム。
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9/19試乗車の外装色は有償オプションの「ファイトニックブルー」。これを含め「xDrive20d Mスポーツ」には、全5種類のボディーカラーが設定されている。スポーティーなデザインのフロントエプロンやサイドスカート、ワイドホイールアーチは、同モデルで標準採用の「Mエアロダイナミクスパッケージ」に含まれるアイテム。
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10/19ワインディングロードを行く「X4 xDrive20d Mスポーツ」。ツイスティーな道でも機敏に走り、ロールも十分抑えられていた。
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11/192リッター直4ディーゼルターボエンジンは最高出力190PS/4000rpm、最大トルク400N・m/1750-2500rpmを発生。
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12/19電動サイドサポート付きのスポーツシートを標準装備する「Mスポーツ」グレード。試乗車では、「BMWインディビジュアル エクステンドレザーメリノ」と呼ばれるオプションのシート表皮が選択されていた。
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13/19前席に加え、後席にもシートヒーターが標準装備される。背もたれには40:20:40の分割可倒機構が備わる。
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14/19「X4 xDrive20d Mスポーツ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4760×1920×1620mm、ホイールベースは2865mm。車重は1880kgと発表されている。
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15/19後席を使用する通常時の荷室容量は525リッター。リアバンパーの下で足を軽く動かしリアゲートを開閉できる、スマートオープン/クローズ機構が標準装備されている。
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16/19後席の背もたれを前方に倒すと、積載容量を最大1430リッターに拡大できる。荷室には、背もたれをワンタッチで倒せるリリースレバーが備わっている。
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17/19「X4 xDrive20d Mスポーツ」の燃費値はJC08モードが17.6km/リッター、WLTCモードが14.0km/リッター。今回の試乗では611.2km走行し、満タン法で13.3km/リッターを記録した。
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18/19BMW X4 xDrive20d Mスポーツ
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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