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2/21マイナーチェンジを受けたポルシェのコンパクトSUV「マカン」に高性能版となる「GTS」が追加されたのは2019年12月。翌2020年1月に日本でも注文受け付けを開始した。
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3/21最新の「マカンGTS」は最高出力380PSの2.9リッターV6ターボエンジンを搭載。この最高出力は従来モデル比で20PSの向上となる。テールランプは左右がつながった新デザインに変更された。
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4/21フロントフェイスは「GTS」専用のデザインが採用されている。今回のマイナーチェンジで、他のポルシェ車とも共通する4灯式LEDヘッドランプを新たに標準装備した。
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5/21スチールサスペンション仕様の「マカンGTS」は、最低地上高が190mm、渡河深度が285mm、スロープアングルが21.5-22.1°、ランプアングルが15.7°と発表されている。
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6/21試乗車の外装色は「カーマインレッド」と呼ばれるオプションカラー。ボディーサイド下部のガーニッシュは外装色にかかわらずブラックで、フロントドア部分には「GTS」のロゴが入っている。
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7/21「マカンGTS」に搭載される2.9リッターV6ツインターボエンジンは、最高出力380PS/5200-6700rpm、最大トルク520N・m/1750-5000rpmを発生する。
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8/21サテンブラック色の「20インチRS Spyderデザイン」ホイールを標準装備。試乗車は前265/45R20 、後ろ295/40R20サイズの「ミシュラン・ラティチュードスポーツ3」タイヤを組み合わせていた。
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9/21「GTS」も「マカン」のマイナーチェンジモデルに準じたインテリアデザインを採用。センターコンソール中央に位置する10.9インチの大型フルHDタッチスクリーンが目を引く。試乗車にはオプションのアルカンターラルーフライニングやシルバー塗装のレブカウンターダイヤルが装備されていた。
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10/21「マカンGTS」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4686×1926×1609mm、ホイールベース=2807mm。試乗車にはオプションのプライバシーガラスが組み込まれていた。
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11/218way電動調節機能付きの「GTSスポーツシート」を前席に標準装備。ヘッドレストには「GTS」のロゴが刺しゅうされている。
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12/21前席と同じく後席左右のヘッドレストにも「GTS」ロゴの刺しゅうが入る。背もたれには40:20:40の分割可倒機構が備わっている。
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13/21最新の「911」などとは異なり、多くのスイッチが並ぶ「マカンGTS」のシフトレバーまわり。トランスミッションはツインクラッチ式の7段ATを搭載している。
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14/21「マカンGTS」には、スポーツエキゾーストシステムが標準装備されている。通常走行時は静粛性に優れた快適な乗り心地だが、いったんアクセルを強く踏み込めば、豪快なエキゾーストサウンドと強烈な加速が同時に味わえる。
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15/21オプションの「スポーツクロノパッケージ」を選択すると、ステアリングホイールのセンター右下にダイヤル式の走行モードセレクターが装備される。
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16/21荷室容量は、5人乗車の通常使用時で488リッター。後席背もたれを前方に倒すことで、最大1503リッターに拡大できる。床下にはオプションの「BOSEサラウンドサウンドシステム」用サブウーハーが収められていた。
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17/21「スポーツデザインパッケージ」を標準装備する「マカンGTS」のリアセクション。ディフューザーや4本出しのテールパイプなどは、他の「GTS」モデルにも共通するブラック仕上げで統一されている。
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18/21今回は高速道路を中心に約400kmの距離を試乗。燃費は満タン法で9.0km/リッターを記録した。
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19/21ポルシェ・マカンGTS
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20/21
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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