-
1/22
-
2/222020年11月に発売された新型「ホンダN-ONE」。N-ONEらしさを追求したという「オリジナル」グレード(写真)のほか、上質感をウリとする「プレミアム/プレミアム ツアラー」グレード、スポーティーな「RS」グレードがラインナップされる。
-
3/22「N-ONE」といえば、往年の「N360」を思わせるデザインのグリル。新型のヘッドランプはLED式で、デイタイムランニングランプとポジションランプ、ウインカーの機能を兼ね備える発光リングが採用されている。
-
4/22リアコンビランプもフルLED式に。数少ない初代との識別点となっている。
-
5/22シャシーや内装を刷新しつつも、ボンネットやフェンダー、ドアパネル、ルーフといった外板は初代のものをそのまま継承。こうした手法は、クルマのフルモデルチェンジとしては珍しい。
-
ホンダ N-ONE の中古車webCG中古車検索
-
6/22新型「N-ONE」は、ダンパーのスムーズな動きを可能にする横力キャンセルスプリングや前後スタビライザーを装備。快適で安定した走りが追求されている。
-
7/22初代でベンチタイプだった前席は、2代目では独立型のセパレートシートに変更。助手席足もとの空間は大幅に拡大されている。
-
8/22オープントレーのあった先代のものからデザインが一新されたインストゥルメントパネル。左右に広がる装飾パネルで開放感が演出されている。
-
9/22モデルチェンジを機に、初代ではスタンダードだった“ハイルーフ仕様”は廃止。全高1545mm(4WD車は1570mm)のボディーに一本化された。
-
10/220.66リッター直3エンジンは、現行型「N-BOX」と同じ新世代ユニット。可変バルブ制御機構「VTEC」を採用することで、力強さと省燃費性の両立が図られている。
-
11/22先進の運転支援システム「ホンダセンシング」は、新型「N-ONE」全車に標準装備される。
-
12/22あえて異形デザインにしたという2眼式のメーター。インフォメーションディスプレイは、その右側、別枠にレイアウトされている。盤面がホワイトなのは「オリジナル」グレードのみ(他グレードはブラック)。
-
13/22今回は、240kmほどの道のりを試乗。燃費は満タン法で16.6km/リッター、車載の燃費計で16.8km/リッターを記録した。
-
14/22プラチナホワイトの前席とは表皮の色が異なる後席。前後のスライド機能はないものの、広々としたニールームが確保されている。
-
15/2250:50分割式の後席は、座面のチップアップが可能。例えばベビーカーや、ホームセンターで購入した大きな荷物も容易に積める。
-
16/22燃料タンクを前席の下に配置するセンタータンクレイアウトのおかげで、後席を倒した際には、床面が低くフラットなラゲッジスペースがつくり出せる。
-
17/22今回試乗した「オリジナル」グレードの場合、写真の「フレームレッド」を含む6色のボディーカラー(単色)がラインナップされる。ホワイトルーフを採用したツートーン仕様も4種類選べる。
-
18/22ホンダN-ONEオリジナル
-
19/22「オリジナル」グレードのホイールは14インチサイズのスチール製。クラシカルなデザインのディッシュホイールが組み合わされる。
-
20/22運転席と助手席の間には、カップホルダーや小物入れが配置される。その前方には、3つのUSBコネクターとスマートフォンが差し込めるポケットも用意。
-
21/224人乗車時の荷室はご覧の通り。後席の背もたれは荷室側からも倒すことができる。
-
22/22荷室のフロア下には、予備の収納スペースも確保されている。

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
ホンダ N-ONE の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。






























