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1/16「ヨコハマのスタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能」をうたう「アイスガード7(iG70)」。13インチから20インチまで全89サイズ展開で、2021年9月1日から順次発売される。価格はオープン。
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2/16「アイスガード」ブランドの誕生20周年の節目を飾る「アイスガード7」。1985年に登場した「ガーデックス」に始まるヨコハマのスタッドレスタイヤの歴史において、第7世代に位置づけられている。
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3/16左が2017年に登場した先代の「アイスガード6(iG60)」、右が今回発表された新商品「アイスガード7(iG70)」。アイスガード6の性能を基に、氷上性能と雪上性能をさらに進化させたという。
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4/16ヨコハマの「北海道タイヤテストセンター」における「アイスガード7」が装着された「シトロエンC3」の雪上走行シーン。アイスガード7は、新デザインのトレッドパターンや同商品専用となる「ウルトラ吸水ゴム」の採用により、「氷に効く」「永く効く」「雪に効く」がうたわれている。
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5/16「アイスガード」史上最も接地面積が広く、ブロック剛性が高いという「アイスガード7」のトレッド面。専用となる新開発「ウルトラ吸水ゴム」の採用により、従来の「プレミアム吸水ゴム」と比較して、吸水率が7%向上したという。
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6/16TTCHにおける、「アイスガード7」が装着された「トヨタ・プリウス」による氷上試走の様子。従来型の「アイスガード6」よりも氷上制動性能で14%、同発進性能で15%、同旋回性能で7%アップしている。
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7/16大小のコーナーが連なる、一般路を模したTTCHの雪上コースを行く4WDの「スバル・レヴォーグ」。装着された「アイスガード7」のサイズは215/50R17。
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8/16今回、雪上の特設スラロームコースで「トヨタ・スープラ」のステアリングを握った。235幅以上の「アイスガード7」には、トレッドセンター部にリブ列が1本追加された「IG70A」パターンが用いられている。
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9/162018年に完成したTTCHの屋内氷盤試験場において、4WDの「トヨタ・プリウス」を用いた新旧「アイスガード」の氷上ブレーキング比較試走が行えた。テスト当時の室内気温は-3.2℃、同湿度は80%、氷盤表面温度は-11℃だった。
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10/16右が「アイスガード7」、左が「アイスガード6」。アイスガード7では新開発の「ダブルエッジマイクログルーブ」や接地面積の拡大などによって氷上性能をアップさせているという。
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11/16氷上における「トヨタ・プリウス」を用いた、30km/hからの制動テストの様子。写真上が「アイスガード7」、写真下が「アイスガード6」で、装着タイヤサイズはいずれも195/65R15となっている。アイスガード7のほうがタイヤひとつ分ほど短く停止できており、この差が14%の進化といえる。
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12/16「トヨタ・ハリアー」の4WD車でTTCHの雪上コースを試走。重心の高いSUVであってもふらつきのない、安心のハンドリングが味わえた。
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13/16205/55R16サイズの「アイスガード7」(プリプロダクションモデル)が装着された「トヨタ・カローラ スポーツ」の4WD車で、北海道・旭川の一般道を試走。
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14/16直進安定性が高く、路面の凸凹やうねりなどの外乱にも強いことが確認できた。ノーマルタイヤと遜色のないステアリングインフォメーションも「アイスガード7」の持ち味である。
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15/16氷上や雪上性能だけでなく、乗り心地のよさや静粛の高さも「アイスガード7」のセリングポイント。ドライ路面に差しかかっても、高周波ノイズが気になることはなかった。
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16/16「アイスガード7」の転がり抵抗はエコタイヤ「ヨコハマ・エコスES31」と同等レベルで、スタッドレスタイヤながら低燃費性能にも配慮されている。

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
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