-
1/19
-
2/192021年2月に導入が発表された「ジャガーFペース」の2021年モデル。内外装のデザインを刷新し、最新のインフォテインメントシステムや新たなパワートレインを導入するなどの進化を遂げている。
-
3/19今回試乗した「FペースSVR」は、ジャガー・ランドローバーのビスポーク部門であるスペシャルビークルオペレーションズ(SVO)が手がけたFペースの最強バージョン。車両本体価格は1350万円。
-
4/19シフトセレクターは従来のガングリップタイプから「SVR」のロゴが入ったコンパクトなレバー式に変更。エンジンのスタート/ストップスイッチはその右横に配置されている。
-
5/19「FペースSVR」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4755×1960×1670mm、ホイールベース=2875mm。従来モデルよりも35%低減したというCd値(0.36)も最新モデルの特徴だ。
-
ジャガー Fペース の中古車webCG中古車検索
-
6/19念入りにアップデートされたシャシーも、2021年モデルとして進化した「FペースSVR」のトピックだ。エレクトロニックビークルアーキテクチャー2.0の採用により、トランスミッションとダイナミクスシステムを最適化。ブッシュの改良やアダプティブダンパーのチューニングによって、低速域における乗り心地の改善も図られている。
-
7/195リッターV8スーパーチャージドエンジンは、最高出力550PS、最大トルク700N・mを発生。ZF製の8段ATと組み合わされる。今回の改良でトルクが20N・m増強された。
-
8/19「Fペース」は、2021年モデルでステアリングホイールやダッシュボードの形状を刷新。センターコンソールの中央には、タッチ式の11.4インチディスプレイが配置された。オンライン接続型となる最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」も標準で装備している。
-
9/19オプションのコンフィギュラブルダイナミクス搭載車では、エンジンやステアリングのレスポンスのほか、ギアボックスのシフトポイントなどを、ドライビングスタイルに合わせてカスタマイズできる。
-
10/19今回の試乗車は、日本でも限定で7台が販売された「BRGローンチエディション」と同じ外装色となる、オプションの「サテンフィニッシュ ブリティッシュレーシンググリーン」をまとっていた。
-
11/19「SVR」ロゴが入り、パーフォレーテッドパターンが施されたライトオイスター色のセミアニリンレザーシートは、オプションとなるアイテム。14カ所の電動調整機構に加え、ヒーターとクーラー機能が内蔵されている。
-
12/19フロントシートと同じヘッドレスト一体型のデザインが特徴的な「FペースSVR」のリアシート。背もたれには40:20:40の分割可倒機構が備わる。
-
13/19今回の試乗車は、「5スプリットスポーク“スタイル5117”」と呼ばれるオプションの22インチ鍛造ホイールを装着していた。グロスブラックフィニッシュ色で、サテンテクニカルグレーインサートが備わるデザインが特徴だ。
-
14/19フロントフードには、「SVR」専用となるボンネットベントが追加されている。走行中は、フロントバンパーから取り入れた空気を効率的に排出。フロントの揚力を低減する役割も担っているという。
-
15/19テールパイプは4本出しの95mmフィニッシャー。エキゾーストシステムには可変バルブアクティブシステムが組み込まれ、ドライビングモードによって排気サウンドやボリュームが変化する。
-
16/19「FペースSVR」の荷室容量は、ウエット計測方式で793リッター。2列目シートを折りたためば、最大で同1842リッターに拡大できる。ジェスチャーオープン機能付きのパワーテールゲートが標準で装備される。
-
17/19歴代最強となるパフォーマンスも最新型「FペースSVR」の自慢。0-100km/h加速は従来型から-0.3秒となる4.0秒、最高速は同+3km/hとなる286km/hを記録する。
-
18/19ジャガーFペースSVR
-
19/19

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
ジャガー Fペース の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.9.19 プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。
-
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】 2025.9.17 最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。
-
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.16 人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。
-
BMW M235 xDriveグランクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2025.9.15 フルモデルチェンジによってF74の開発コードを得た新型「BMW 2シリーズ グランクーペ」。ラインナップのなかでハイパフォーマンスモデルに位置づけられる「M235 xDrive」を郊外に連れ出し、アップデートされた第2世代の仕上がりと、その走りを確かめた。
-
スズキ・アルト ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.9.13 「スズキ・アルト」のマイナーチェンジモデルが登場。前後のバンパーデザインなどの目に見える部分はもちろんのこと、見えないところも大きく変えてくるのが最新のスズキ流アップデートだ。最上級グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
新着記事
-
NEW
ランボルギーニ・ウルスSE(前編)
2025.9.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が「ランボルギーニ・ウルスSE」に試乗。時代の要請を受け、ブランド史上最大のヒットモデルをプラグインハイブリッド車に仕立て直した最新モデルだ。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT ABS(6AT)【レビュー】
2025.9.20試乗記日本のモーターサイクルのなかでも、屈指のハイテクマシンである「ヤマハ・トレーサー9 GT+ Y-AMT」に試乗。高度な運転支援システムに、電子制御トランスミッション「Y-AMT」まで備えた先進のスポーツツアラーは、ライダーを旅へといざなう一台に仕上がっていた。 -
あの多田哲哉の自動車放談――ポルシェ911カレラGTS編
2025.9.19webCG Moviesトヨタ在籍時から、「ポルシェ911」には敬意を持って接してきたというエンジニアの多田哲哉さん。では、ハイブリッド化した911にどんなことを思ったか? 試乗した印象を存分に語ってもらった。 -
メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ
2025.9.19画像・写真2025年9月19日に国内での受注が始まった「メルセデス・マイバッハS680エディションノーザンライツ」は、販売台数5台限定、価格は5700万円という高級サルーン。その特別仕立ての外装・内装を写真で紹介する。 -
「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」…… メイド・イン・チャイナの日本車は日本に来るのか?
2025.9.19デイリーコラム中国でふたたび攻勢に出る日本の自動車メーカーだが、「マツダEZ-6」に「トヨタbZ3X」「日産N7」と、その主役は開発、部品調達、製造のすべてが中国で行われる車種だ。驚きのコストパフォーマンスを誇るこれらのモデルが、日本に来ることはあるのだろうか? -
プジョー408 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.9.19試乗記プジョーのクーペSUV「408」に1.2リッター直3ターボエンジンを核とするマイルドハイブリッド車(MHEV)が追加された。ステランティスが搭載を推進する最新のパワーユニットと、スタイリッシュなフレンチクロスオーバーが織りなす走りを確かめた。