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2/19デビューから2年を経てハイブリッドモデルが設定された「ダイハツ・ロッキー」。もちろん兄弟車の「トヨタ・ライズ」も同様だ。
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3/191.2リッターエンジンをベースとしたハイブリッドシステムは「e-SMART HYBRID」と名づけられている。
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4/192005年発売の「ダイハツ・ハイゼットカーゴ ハイブリッド」。駆動はエンジンが主体で、回生などで発電した電気で回すモーターがアシストする仕組みだった。(写真=ダイハツ工業)
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5/19<仲保俊弘さんプロフィール>
1982年4月にトヨタ自動車に入社。実験部や製品企画部(チーフエンジニア)を歴任し、2017年1月にダイハツ工業に出向。車両性能開発部 部長(実験、CAE、材料、試験)を経て2018年7月にダイハツ工業に転籍。2020年1月より製品企画部Aセグメント車両のエグゼクティブチーフエンジニア(ロッキー、アイラ、ルーミーほか)を務めている。 -
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6/19駆動用モーターは最高出力106PS、最大トルク170N・mを発生。特に低・中速走行で強みを発揮するという。
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7/19ダイハツ独自開発のシリーズハイブリッドではあるものの、ジェネレーターやPCU、バッテリーなどはトヨタとの共通部品を使っている。
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8/19電動パーキングブレーキの採用もトピックだ。レバーがなくなったことでセンターコンソールがフラットなつくりになっている。
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9/19これまでダイハツは軽自動車で培った技術を小型車に転用というケースが多かったが、「e-SMART HYBRID」の場合は小型車から軽自動車へという流れになる。
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10/191.2リッターエンジンも新開発。ハイブリッド車の発電用に使うだけでなく、CVTとの組み合わせで前輪を駆動する純ガソリンモデルのエンジンも1リッターターボから置き換えられた。
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11/19シフトセレクターはハイブリッド車も純ガソリン車も共通のストレート式を採用している。
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12/19フル液晶式のメーターパネルは全車に標準装備。ハイブリッド車(写真)の場合はエネルギーフローが確認できる。
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13/19WLTCモードの燃費値は28.0km/リッター。仲保チーフエンジニアによれば、普通に運転すれば実燃費もそれほど乖離しないという。
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14/19初めて「日産ノート」に触れたときは、既存のガソリン車とのドライバビリティーの違いに戸惑ったそうだ。
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15/19ハイブリッドモデルの価格は「ダイハツ・ロッキー」が211万6000円~234万7000円で、「トヨタ・ライズ」が216万3000円~232万8000円。
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16/19「e-SMART HYBRID」を搭載した軽自動車は、遠からずお披露目できるはずだという。
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17/19安全運転支援システム「スマートアシスト」は全車に標準装備。電動パーキングブレーキの採用によってアダプティブクルーズコントロールの停止保持機能が追加された。
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18/19駆動用バッテリーはリアシートの下に搭載される。容量は「日産ノート」の半分ほど。
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19/19「アフォーダブルな価格」がライバル車に対する強みだと語る仲保エグゼクティブチーフエンジニア。インタビューでは「日産ノート」を引き合いに出したが、「キックス」と比べてみると買い得感がさらに際立つはずだ。

鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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