-
1/25
-
2/25マツダの新型クロスオーバーSUV「マツダCX-60」。ラージ商品群の第1弾となる2列シートのミッドサイズSUVで、2022年3月8日(現地時間)に欧州で先行発表された。今回はカムフラージュが施された、左ハンドル仕様のプロトタイプに試乗した。
-
3/252.5リッター直4自然吸気ガソリンエンジンと電動モーターからなるプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」。システム最高出力327PS、システム最大トルク500N・mを発生。新開発されたトルクコンバーターレス8段ATを組み合わせる。
-
4/253.3リッター直6ディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッドシステムが組み込まれた「e-SKYACTIV D」。エンジン単体の最高出力が254PS、最大トルクが550N・mで、これに最高出力17PS、最大トルク153N・mのモーターが加わる。こちらもトランスミッションはトルクコンバーターレス8段ATとなる。
-
5/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」の欧州仕様車。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4742×1890×1691mm、ホイールベースは2870mmと発表されている。
-
マツダ CX-60 の中古車webCG中古車検索
-
6/25エクステリアでは、マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)」のさらなる進化を目指し、「自然と調和する日本人の感性を生かしたタフさと緻密さ」を表現したという。「CX-5」などと比べ、フロントグリルの面積が拡大されている。
-
7/25カムフラージュされているのでわかりづらいが、発表済みの欧州仕様車では、横長のリアコンビランプデザインやスクエア型で4本出しのテールパイプフィニッシャーの採用が確認できる。
-
8/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」(左)と「CX-5」(右)。フロントまわりではノーズの長さや先端の高さの違いに気づく。CX-5のボディーサイズは全長×全幅×全高=4575×1845×1690mm、ホイールベースは2700mmとなる。
-
9/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」(左)と「CX-5」(右)のサイドビューを比較したもの。フロントホイールアーチの後端とドアの間にスペースがないのがCX-5で、CX-60にはスペースがある。運転席のポジションにも違いを確認できる。
-
10/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」でマツダの美祢自動車試験場内を走行。エンジンとモーターの切り替えはとてもスムーズだった。バッテリーのみを使用する「EVモード」では、100km/h以下の車速で63km航続できるという。
-
11/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」のインテリア。外装と同じくインテリアにもカムフラージュが施されており、内装デザインや質感を確認することはできなかったが、欧州で発表されたトップグレードにはメープルウッドやナッパレザーなどの素材が用いられている。ダッシュボード上のタッチ式ディスプレイのサイズは12.3インチ。
-
12/25今回試乗した「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」のメータークラスターには、12.3インチの液晶パネルが用いられていた。写真は「スポーツモード」を選択した様子。
-
13/25欧州仕様で「ブラックメタリックアロイホイール」と呼ばれる20インチホイール。今回の試乗車両には235/50R20サイズの「ブリヂストン・アレンザ001」タイヤが組み合わされていた。
-
14/25高速スラロームコースやアップダウンのある山岳路を模したワインディングロードで「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」のハンドリングをチェック。重心が低く、安定した走りが確認できた。
-
15/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」のフロントシート。感触のいいレザー仕上げになっており、試乗した車両には電動調整機能やベンチレーター&ヒーターが備わっていた。
-
16/25フロントと同様に、上質なレザーで仕立てられたリアシート。背もたれには60:40の分割可倒機構が備わっている。足もとや頭上スペースにも余裕が感じられた。
-
17/25幅の広いセンターコンソールにふた付きのカップホルダーやシフトパネル、インフォテインメントの操作スイッチなどを整然と配置。シフトセレクターは新デザインのレバー式で、パーキングを含め、各ポジションをレバー操作によって選択する方式になっている。
-
18/25「CX-60 e-SKYACTIV Dプロトタイプ」の走行シーン。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン式、リアがマルチリンク式で、これは「e-SKYACTIV PHEV」も同様だ。コーナリング時に、リア内輪に微弱な制動をかけロールをコントロールする「KPC」も採用されている。
-
19/25「CX-60 e-SKYACTIV Dプロトタイプ」のメータークラスター。今回の試乗車は、中央部が液晶ディスプレイ、左右はアナログメーターになっていた。
-
20/255人乗車時の荷室容量は570リッター。後席の背もたれをすべて前方に倒すと、1726リッターに拡大できる。英国仕様車では、ハンズフリーで操作できる電動テールゲートを標準装備している。写真は「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」。
-
21/25「CX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ」の0-100km/h加速タイムは5.8秒、最高速は200km/h、「CX-60 e-SKYACTIV Dプロトタイプ」(写真)の0-100km/h加速タイムは7.3秒、最高速は220km/hと発表されている。
-
22/25マツダCX-60 e-SKYACTIV PHEVプロトタイプ
-
23/25
-
24/25マツダCX-60 e-SKYACTIV Dプロトタイプ
-
25/25

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
マツダ CX-60 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ(FR/8AT)【試乗記】 2025.10.20 「BMW 525LiエクスクルーシブMスポーツ」と聞いて「ほほう」と思われた方はかなりのカーマニアに違いない。その正体は「5シリーズ セダン」のロングホイールベースモデル。ニッチなこと極まりない商品なのだ。期待と不安の両方を胸にドライブした。
-
スズキ・エブリイJリミテッド(MR/CVT)【試乗記】 2025.10.18 「スズキ・エブリイ」にアウトドアテイストをグッと高めた特別仕様車「Jリミテッド」が登場。ボディーカラーとデカールで“フツーの軽バン”ではないことは伝わると思うが、果たしてその内部はどうなっているのだろうか。400km余りをドライブした印象をお届けする。
-
ホンダN-ONE e:L(FWD)【試乗記】 2025.10.17 「N-VAN e:」に続き登場したホンダのフル電動軽自動車「N-ONE e:」。ガソリン車の「N-ONE」をベースにしつつも電気自動車ならではのクリーンなイメージを強調した内外装や、ライバルをしのぐ295kmの一充電走行距離が特徴だ。その走りやいかに。
-
スバル・ソルテラET-HS プロトタイプ(4WD)/ソルテラET-SS プロトタイプ(FWD)【試乗記】 2025.10.15 スバルとトヨタの協業によって生まれた電気自動車「ソルテラ」と「bZ4X」が、デビューから3年を機に大幅改良。スバル版であるソルテラに試乗し、パワーにドライバビリティー、快適性……と、全方位的に進化したという走りを確かめた。
-
トヨタ・スープラRZ(FR/6MT)【試乗記】 2025.10.14 2019年の熱狂がつい先日のことのようだが、5代目「トヨタ・スープラ」が間もなく生産終了を迎える。寂しさはあるものの、最後の最後まできっちり改良の手を入れ、“完成形”に仕上げて送り出すのが今のトヨタらしいところだ。「RZ」の6段MTモデルを試す。
新着記事
-
NEW
開幕まで1週間! ジャパンモビリティショー2025の歩き方
2025.10.22デイリーコラム「ジャパンモビリティショー2025」の開幕が間近に迫っている。広大な会場にたくさんの展示物が並んでいるため、「見逃しがあったら……」と、今から夜も眠れない日々をお過ごしの方もおられるに違いない。ずばりショーの見どころをお伝えしよう。 -
NEW
レクサスLM500h“エグゼクティブ”(4WD/6AT)【試乗記】
2025.10.22試乗記レクサスの高級ミニバン「LM」が2代目への代替わりから2年を待たずしてマイナーチェンジを敢行。メニューの数自体は控えめながら、その乗り味には着実な進化の跡が感じられる。4人乗り仕様“エグゼクティブ”の仕上がりを報告する。 -
NEW
第88回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(前編) ―スペシャリティークーペのホントの価値ってなんだ?―
2025.10.22カーデザイン曼荼羅いよいよ販売が開始されたホンダのスペシャリティークーペ「プレリュード」。コンセプトモデルの頃から反転したようにも思える世間の評価の理由とは? クルマ好きはスペシャリティークーペになにを求めているのか? カーデザインの専門家と考えた。 -
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。
注目のキーワード
注目の記事
-
ルノーは燃費だけのハイブリッドはつくらない。最新の「ルーテシア」をドライブした。 特集
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
-
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングCX-60