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2/202021年7月に日本導入が発表された「ポルシェ・マカン」の改良モデル。そのラインナップのなかで、今回は最もパワフルな2.9リッターV6ツインターボユニットを搭載する「GTS」に試乗した。車両本体価格は1188万円。
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3/20「マカンGTS」に搭載される2.9リッターV6ツインターボエンジンは、最高出力440PS/5700-6600rpm、最大トルク550N・m/1900-5600rpmを発生。この数値は、従来型の「マカン ターボ」と同一となる。トランスミッションは「PDK」とポルシェが呼ぶ、ツインクラッチ式の7段ATを搭載している。
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4/20「マカンGTS」には、ブラックのスポーツテールパイプとスポーツエキゾーストシステム、マットブラック仕上げのエンブレムやリアエプロンディフューザーが標準で装備される。
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5/20水平基調でデザインされた、新しい立体構造のバンパーが目を引く最新型「マカンGTS」のフロントフェイス。今回の試乗車には、オプションの「ティンテッドLEDヘッドランプ」(7万6000円)が備わっていた。
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6/20「マカンGTS」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4726×1927×1596mm、ホイールベースは2807mm。ラバブラック仕上げのサイドブレードが標準で装備される。
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7/20リニューアルされた「マカンGTS」のインテリア。タッチ式となったセンターコンソールパネルやブーツレスのシフトセレクターレバーなどが新しい。ヒーター付きの「GTスポーツステアリングホイール」は、レーステックと呼ばれるマイクロファイバー素材で仕立てられている。
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8/20センターコンソール中央に位置する10.9インチの大型フルHDタッチスクリーン。カーナビやオーディオ、電話の操作、車両の各種設定などが簡単に行える。
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9/20シフトセレクターを取り囲むようにフラットなパネルが配置されたセンターコンソール。エアコンの温度と風量設定スイッチ以外は、タッチ式スイッチとなる。
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10/20標準モデルよりも車高が10mm低い設定となるスポーツエアサスペンションを標準装備。エアサスペンションは、従来型よりもフロントアクスルで10%、リアアクスルで15%剛性が高められている。
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11/20今回の試乗車はオプションの「18wayアダプティブスポーツシート」(24万4000円)を前席に装備していた。「GTS」のロゴがヘッドレストに刺しゅうされる。
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12/20前席と同じく、後席左右の座面にはレーステックと呼ばれるマイクロファイバー素材が用いられている。リアシート用のサイドエアバッグ(6万8000円)も選択されていた。
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13/20ハイグロスブラック仕上げの固定式「ダブルウイングデザインルーフスポイラー」を標準で採用。今回の試乗車にはプライバシーガラス(7万9000円)が組み込まれていた。
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14/20「マカンGTS」は、0-100km/h加速タイム4.3秒(スポーツプラスモード選択時)、最高速272km/hというパフォーマンスを誇る。従来型に比べ0-100km/h加速は0.4秒速く、最高速は11km/hアップしている。
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15/20ハイグロスブラック仕上げの「21インチGTデザイン」ホイールは27万円のオプションアイテム。試乗車は前265/40R21 、後ろ295/35R21サイズの「ピレリPゼロ」タイヤを組み合わせていた。
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16/20「マカンGTS」には「スポーツクロノパッケージ」が標準で装備される。ステアリングホイールのセンター右下にあるダイヤル式スイッチで走行モードが選択できる。
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17/20荷室容量は、5人乗車の通常使用時で488リッター。後席背もたれを前方に倒すと最大1503リッターに拡大できる。リアワイパー下部に備わるスイッチやキーフォブで作動するオートマチックテールゲートが標準装備されている。
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18/20「マカンGTS」のボディーカラーは、写真の「カーマインレッド」(39万5000円の有償色)を含む全14色から選択できる。
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19/20ポルシェ・マカンGTS
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サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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