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2/24メルセデスの100%電動セダン「EQE」。その走行性能を高めた「メルセデスAMG EQE43 4MATIC/EQE53 4MATIC+」のうち、今回はより出力の大きな後者に試乗した。
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3/24専用デザインのブラックパネルグリルやエアディフューザーが備わるフロントまわり。AMGモデルならではのすごみを感じさせる。
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4/24トランクリッドには、走行時のリアリフトを低減させるためのスポイラーが装着されている。
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5/24「ワンボウライン」と呼ばれるフォルムを描く「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」のサイドビュー。4946mmの全長に対し、3120mmという長いホイールベースが確保されている。
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6/24インストゥルメントパネルは、3枚の液晶画面で巨大な「MBUXハイパースクリーン」を構成。電動モデルならではの未来感が伝わってくる。
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7/24液晶メーターには、車速や運転支援システムの作動状況のほか、ペダルの開度や出力&トルクの値が表示される。
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8/24サイドサポートが大きく張り出したAMGシート。前席の周辺は赤いシートベルトやステッチなどでスポーティーなムードが演出されている。
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9/24空力性能のよさも追求したという、オプションの21インチホイール。電動駆動のスポーツカー向けに設計された「ミシュラン・パイロットスポーツEV」タイヤが組み合わされていた。
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10/24「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」は容量90.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。最大出力170kWの急速充電にも対応しており、走行180kmぶんの電力が最短15分間で充電可能とされている。
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11/24エンジン音や排気音とは無縁の「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」には、特殊なスピーカーやバスアクチュエーター、サウンドジェネレーターなどを使って“エモーショナルなドライビング体験”を提供するという「AMGサウンドエクスペリエンス」が搭載されている。
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12/24下端がフラットなステアリングホイールは、高品質なナッパレザー張り。リムのヒーターはオプションとして用意される。
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13/24「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」の0-100km/h加速タイムは、高性能スポーツカー並みの3.5秒。「AMGダイナミックプラスパッケージ」(オプション)を選択すると3.3秒にまで短縮される。
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14/24後席は3人掛け。前席と同様、表皮には人工皮革のARTICOやマイクロファイバーが採用されている。
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15/24荷室の容量はベーシックな「メルセデス・ベンツEQE」と同じ430リッター。後席の背もたれを倒すことで拡大できる。
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16/24フロントには直径415mmという大径ブレーキディスクが標準装備される。オプションの21インチホイール装着車には同440mmのものがおごられる。
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17/24「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」には4輪操舵システムが標準装備される。60km/h以下では前後輪が逆位相に、より高い速度では同位相にステアする。
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18/24主にカーナビ画面の役を担うセンターモニターには、モーターの作動状況や走行モードの詳細設定などの車両情報が表示できる。
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19/24すっきりとしたデザインのセンターコンソール。小物入れの手前に、始動ボタンやインフォテインメントシステムのスイッチなどがこぢんまりと置かれる。
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20/24将来的には、メルセデスAMGの手になるプラットフォーム「AMG.EA」をベースとした、AMG独自のBEVもデビューする見通しとなっている。
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21/24メルセデスAMG EQE53 4MATIC+
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22/24大きく傾斜したAピラーの下方には、「EQE」エンブレムと4WDシステム「4MATIC」のエンブレムが添えられる。
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23/24光源が横一直線に伸びるリアコンビランプ。「EQE」ならではの個性を主張する。
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24/24「メルセデスAMG EQE53 4MATIC+」の欧州でのスタート価格は10万9777.5ユーロ。邦貨にして約1475万円となっている。

島下 泰久
モータージャーナリスト。乗って、書いて、最近ではしゃべる機会も激増中。『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)、『クルマの未来で日本はどう戦うのか?』(星海社)など著書多数。YouTubeチャンネル『RIDE NOW』主宰。所有(する不動)車は「ホンダ・ビート」「スバル・サンバー」など。
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