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1/19ホンダが開催した「歴代CIVIC一気乗り取材会」において、試乗コースに並べられた歴代の「ホンダ・シビック」。
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2/19筆者が試乗した4代目「シビック」。DOHCエンジンを搭載した高性能グレード「SiR」の初期型だ。
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3/19エンジンに関しては、上位モデルに電子式燃料噴射装置付きの1.6リッター直4 DOHCを搭載。下位モデルのエンジンも、SOHCながら4バルブという凝ったものだった。
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4/19快適な乗り心地とスポーティーな走り、そしてコンパクトな設計を追求し、足まわりには前後ともにダブルウイッシュボーンサスペンションが採用された。
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5/191989年9月のマイナーチェンジではVTECエンジンを初採用。スポーツグレードの「SiR/SiR II」(と兄弟車「CR-X」の「SiR」)に搭載された。
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6/19歴代モデルのなかでも特にスポーティーでスタイリッシュな5代目「シビック」。全体のフォルムはもちろん、ドアハンドルやリアバッジなど、細部に至るまでこだわりが込められていた。
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7/195代目「シビック」のデザインスケッチ。やわらかな曲面を使った躍動的なデザインは、ターゲットを明確に若者に絞り込んだからこそ実現したものだ。
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8/19“ミラクルシビック”こと6代目「シビック」。試乗車は排ガスのクリーン化を図った「LEV」仕様の「シビック フェリオ」(4ドアセダン)だ。
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9/196代目「シビック」で印象に残ったのは、シートの座り心地のよさ。この世代で飛躍的に進化したことが、歴代モデルの試乗で感じられた。
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10/19CVTの採用も6代目のトピック。「ドライブ」「エコノミー」「スポーツ」の3つの変速特性が選択できるセレクタースイッチも設けられていた。
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11/1921世紀のコンパクトカーのスタンダードを模索して開発された7代目「シビック」。ホンダはこの世代から、仕向け地ごとにシビックをつくり分けるようになり、その方針は9代目まで続いた。
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12/19エンジンルームを縮小し、室内空間を広げたのが7代目の特徴。フラットな床面と背高なボディー形状により、左右はもちろん、前後席間のウオークスルーも可能だった。
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13/198代目の最大のトピックは、ハイブリッドモデルが設定されたことだ。燃費に特化したエントリーグレードでは、当時の10・15モード計測で31.0km/リッターを記録した。
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14/19「シビック ハイブリッド」のパワーユニットは、1.3リッターエンジンに「IMA」と呼ばれた1モーター方式のハイブリッドシステムを組み合わせたもの。トランスミッションにはCVTが採用された。
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15/19試乗車は「ハイブリッド」でも「タイプR」でもない、スタンダードな1.8リッターエンジン搭載車。ボディーサイズの拡大もあり、一気に上級移行が進んだ。
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16/192011年に登場した9代目「シビック」は、基本的に日本に導入されず、スポーツモデル「タイプR」だけが750台限定で販売された。
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17/19最新のモデルにも受け継がれる、2リッターVTECターボエンジン。310PSの最高出力と400N・mの最大トルクを発生した。
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18/199代目「シビック」は空間効率に優れるセンタータンクレイアウトを採用していたため、「タイプR」でもフロントシート下に燃料タンクが搭載されていた。
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19/19自動車技術の進化の歴史や、時代ごとの世相を感じさせた9台の「シビック」。自動車が大きな変革期にある今、ホンダを代表するこのモデルはどのように変化してくのだろうか。

鶴原 吉郎
オートインサイト代表/技術ジャーナリスト・編集者。自動車メーカーへの就職を目指して某私立大学工学部機械学科に入学したものの、尊敬する担当教授の「自動車メーカーなんかやめとけ」の一言であっさり方向を転換し、技術系出版社に入社。30年近く技術専門誌の記者として経験を積んで独立。現在はフリーの技術ジャーナリストとして活動している。クルマのミライに思いをはせつつも、好きなのは「フィアット126」「フィアット・パンダ(初代)」「メッサーシュミットKR200」「BMWイセッタ」「スバル360」「マツダR360クーペ」など、もっぱら古い小さなクルマ。
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