-
1/21
-
2/212022年7月に発売された「レクサスUX」のマイナーチェンジモデル。今回は2リッター直4ガソリンエンジン搭載のスポーティーグレード「UX200“Fスポーツ”」に試乗した。車両本体価格は468万5000円。
-
3/21“Fスポーツ”には、ボディーに生じるしなりや微振動を素早く吸収し、ハンドリング特性を一層シャープにするというリアの「パフォーマンスダンパー」や「AVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)」が標準で装備される。
-
4/21今回の改良で、12.3インチの大型タッチディスプレイを用いたマルチメディアシステムを導入。インパネやコンソールの形状変更、スイッチレイアウトの見直しなどに加え、アルミ製のフットレストとスカッフプレートも新たに装備された。
-
5/21従来型でセンターコンソールに配置されていたインフォテインメントシステムの操作デバイス「リモートタッチ」を廃止。そのスペースには、フロントシートのヒーターやベンチレーションの操作スイッチが設置された。
-
レクサス UX の中古車webCG中古車検索
-
6/21今回の改良では、サイドドアおよびバックドア開口部周辺のスポット溶接を計20点追加したうえで、EPSやショックアブソーバーなどを再チューニング。トヨタテクニカルセンター下山で、徹底した走り込みを行ったという。
-
7/21「UX200“Fスポーツ”」に搭載される2リッター直4エンジン。最高出力174PS、最大トルク209N・mのスペックは従来型から変更はない。
-
8/21フロントまわりのデザインにも大きな変更は見受けられない。アダプティブハイビームシステムやヘッドランプクリーナー、寒冷地仕様がセットになる「三眼フルLEDヘッドランプ」は18万2600円のオプションアイテム。
-
9/21今回の試乗車両は、“Fスポーツ”専用の「ヒートブルーコントラストレイヤリング」と呼ばれる16万5000円の有償外装色をまとっていた。これを含め“Fスポーツ”では、全11種類からボディーカラーを選択できる。
-
10/21「UX200“Fスポーツ”」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4495×1840×1540mm、ホイールベース=2640mmで、車重は1500kgと発表されている。
-
11/21センター部分に差し色のラインが入る“Fスポーツ”専用となる本革シートは、25万3000円のオプションアイテム。ベンチレーションとヒーター機能が内蔵されている。
-
12/21大人2人であれば十分といえるリアの居住空間。60:40の分割可倒機構が備わる背もたれを前方に倒した場合は、荷室床面と背もたれに段差は生じるが、広々とした荷室空間が出現する。
-
13/21メーターには7インチの液晶ディスプレイが用いられている。今回の試乗車両には、速度やナビ、運転支援システムの作動状況を知らせる8万8000円のオプションアイテムとなるカラーヘッドアップディスプレイも備わっていた。
-
14/21「UX」の“Fスポーツ”には、トレッドパターンなどが専用開発された225/50RF18サイズの「ブリヂストン・アレンザ001 RFT」ランフラットタイヤが標準で装着される。
-
15/21“Fスポーツ”に標準で装備されるディンプル付きのステアリングホイール。同じくディンプル付きのシフトセレクターとデザインがコーディネートされている。
-
16/21荷室の容量はデッキボード上部が305リッター、同下部が5リッター。“Fスポーツ”には、挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付きの「ハンズフリーパワーバックドア」が標準装備される。
-
17/21メーターフード左側にドライブセレクターが備わる。走行モードは「エコ」「ノーマル」「スポーツS」「スポーツS+」「カスタム」の全5種類。各モードに応じてメーターの表示デザインも切り替わる。
-
18/2112.3インチのタッチディスプレイを用いて、マルチメディアのコントロールや各種の車両設定が直感的かつ簡単に行える。写真は「シート空調」メニューを表示した様子。
-
19/21サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがダブルウイッシュボーン式を踏襲。改良型「UX200“Fスポーツ”」のハンドリングからは、繊細さと切れ味の鋭さを兼ね備えた“レクサス風味”の進化が感じられた。
-
20/21レクサスUX200“Fスポーツ”
-
21/21

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
レクサス UX の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























