-
1/20
-
2/20本格的なオフロード性能を有する軽規格のクロスカントリー車「スズキ・ジムニー」。現行型の登場は2018年7年のことだが、その人気は今なお健在。依然多くのバックオーダーを抱えている。
-
3/20ツール感を前面に押し出したインストゥルメントパネルまわり。装備類では「電源はシガーソケットのみ」というあたりに時代を感じるので、携帯端末を手放せない人はカー用品を活用しよう。
-
4/20今回の改良では、AT仕様に続きMT仕様にもアイドリングストップ機構を採用。シフトをニュートラルにし、クラッチペダルから足を離すとエンジンが停止する。
-
5/20悪路走行時にエンジンが止まらないよう、アイドリングストップ機構は2WD走行時にしか作動しない。
-
スズキ ジムニー の中古車webCG中古車検索
-
6/20「R06A」型0.66リッター直3ターボエンジンは、低回転域から力強いトルクを発生する特性の持ち主。悪路走行を考慮して、雪や水、飛び石などへの対策もとられている。
-
7/20ドライブトレインのギア比は、同じ5段MTの「ジムニーシエラ」と比べてかなり低め。舗装路では6000rpmまで引っ張ることもしばしばだが、悪路ではそうやすやすとエンストしない、粘り強さを発揮する。
-
8/20スズキ車のインフォテインメントシステムには、順次新世代のディスプレイオーディオが導入されているが、「ジムニー」にその設定はない。試乗車には販売店オプションのナビゲーションシステムが搭載されていた。
-
9/20クルマのつくりは古式ゆかしきクロスカントリー車そのもので、車体にはハシゴ型のフレームにボディーを載せたボディー・オン・フレーム構造を、足まわりには前後ともにリジッドアクスル式のサスペンションを採用する。
-
10/20シートには最廉価の「XG」を除き、はっ水加工の表皮と運転席/助手席シートヒーターを採用。前席のスライド機構は10mmごとにピッチが切られており、前後のポジションを細かく調整できる。
-
11/20「ジムニー」のパートタイム4WDは、走行中でも2WDと4WDの切り替えが可能。ただし舗装路でも4WDのままにしていると、タイトコーナーブレーキング現象が起きるので注意が必要だ。
-
12/20軽自動車規格に収まるボディーの全幅はわずかに1475mm。「ドアパネルの向こうがボディーの縁」といった感覚で、スクエアな車体形状とも相まって車両感覚は良好だ。
-
13/20タイヤサイズは175/80R16と、かなりの大径・高偏平。障害物にヒットしないよう、バンパーの左右端は斜めに切り上げられている。
-
14/20荷室の広さは限られているが、後席をフラットに格納できるなど機能性は上々。ユーティリティーナットや荷室フックナット、ラゲッジアクセサリーソケットなども装備される。
-
15/20オフロード車ならではの粘り強いエンジン特性を味わうなら、やはりMTが好適。街なかでのちょっとせわしない操作性も含め、昔ながらの「ジムニー」の走りを味わうことができた。
-
16/20スズキ・ジムニーXC
-
17/20
-
18/20
-
19/20
-
20/20

下野 康史
自動車ライター。「クルマが自動運転になったらいいなあ」なんて思ったことは一度もないのに、なんでこうなるの!? と思っている自動車ライター。近著に『峠狩り』(八重洲出版)、『ポルシェよりフェラーリよりロードバイクが好き』(講談社文庫)。
スズキ ジムニー の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
-
シトロエンC3ハイブリッド マックス(FF/6AT)【試乗記】 2025.10.31 フルモデルチェンジで第4世代に進化したシトロエンのエントリーモデル「C3」が上陸。最新のシトロエンデザインにSUV風味が加わったエクステリアデザインと、マイルドハイブリッドパワートレインの採用がトピックである。その仕上がりやいかに。
-
メルセデス・マイバッハSL680モノグラムシリーズ(4WD/9AT)【海外試乗記】 2025.10.29 メルセデス・ベンツが擁するラグジュアリーブランド、メルセデス・マイバッハのラインナップに、オープン2シーターの「SLモノグラムシリーズ」が登場。ラグジュアリーブランドのドライバーズカーならではの走りと特別感を、イタリアよりリポートする。
-
ルノー・ルーテシア エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECH(FF/4AT+2AT)【試乗記】 2025.10.28 マイナーチェンジでフロントフェイスが大きく変わった「ルーテシア」が上陸。ルノーを代表する欧州Bセグメントの本格フルハイブリッド車は、いかなる進化を遂げたのか。新グレードにして唯一のラインナップとなる「エスプリ アルピーヌ」の仕上がりを報告する。
新着記事
-
NEW
「シティ ターボII」の現代版!? ホンダの「スーパーONE」(プロトタイプ)を試す
2025.11.6エディターから一言ホンダが内外のジャーナリスト向けに技術ワークショップを開催。ジャパンモビリティショー2025で披露したばかりの「スーパーONE」(プロトタイプ)に加えて、次世代の「シビック」等に使う車台のテスト車両をドライブできた。その模様をリポートする。 -
NEW
未来がすべてにあらず! ジャパンモビリティショー2025で楽しめるディープな“昔”の世界
2025.11.5デイリーコラム未来のクルマ、未来の技術が集結する「ジャパンモビリティショー2025」。ただし、「そういうのはもういいよ……」というオトーサンのために(?)昔の世界を再現し、当時のクルマを並べた「タイムスリップガレージ」も用意されている。内部の様子を紹介する。 -
NEW
第90回:これぞニッポンの心! 軽自動車デザイン進化論(前編)
2025.11.5カーデザイン曼荼羅新型の「ダイハツ・ムーヴ」に「日産ルークス」と、ここにきて新しいモデルが続々と登場してきた軽自動車。日本独自の規格でつくられ、日本の景観を変えるほどの販売ボリュームを誇る軽のデザインは、今後どのように発展していくのか? 有識者と考えた。 -
NEW
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】
2025.11.5試乗記「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。 -
“安心・安全”をより長く 2人のプロが「ブリヂストン・ブリザックWZ-1」を語る
2025.11.42025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>ブリヂストンが、持てる最新のタイヤ技術を投入して誕生させた、新しいスタッドレスタイヤ「ブリザックWZ-1(ダブルゼットワン)」。高い氷雪上性能とサステナビリティーを併せ持つ新製品の魅力に、2人のプロフェッショナルが迫る。 -
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】
2025.11.4試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。































