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1/19今回の主役はシエナの修理工場主、アレッサンドロ・フィネスキさん(68歳)である。
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2/19アレッサンドロさんの工場は、ピッツェリアおよび近年開店したケバブ店に挟まれた2階建ての1階部分。
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3/19カメラを向けると緊張してしまうのは、年代ゆえか。
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4/19整備ブースその1。工場は1996年に居抜きで手に入れた。前オーナーから引き継いだ備品も数多い。
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5/19「TORNO SUBITO(すぐ戻ります)」のカード。電話番号は記されているが、SNSはやっていない。
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6/192番目の整備ブースとは、奥の小さな通路でつながっている。
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7/19古いフィアット純正オイル缶のコレクション。
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8/19この日は、かつて販売されていたフィアット製ミニMPV「イデア」(2008年)を整備中。
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9/19フィアット850クーペ
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10/19アレッサンドロおじさんの足グルマは「フィアット・パンダ900 i.e.」(1997年)。
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11/19ルーフは特に著しく変色したうえにサビが浮いている。
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12/19ただし、機関系はすこぶる良好。
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13/19内部。大きな部品を搭載するため、助手席は取り外してある。
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14/19ラゲッジスペースの手前には、決して起こされることがない後席が。
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15/19簡単な整備点検を怠らなければ、ひたすら回り続けるのがフィアット製エンジンの美点だ。
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16/19後部ウィンドウまわりのゴムには、苔(こけ)状のものが浮いている。
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17/19アレッサンドロさんが2010年に用意した電気自動車充電ステーションの営業許可申請書。
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18/19「パンダ」は友を呼ぶ。お客さんのクルマがやってきた。
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19/19アレッサンドロさん(68歳)と、妻のアマリアさん。跡継ぎはいない。一代限りの修理工場だ。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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