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2/17イタリアの独創的なバイクメーカー、ビモータのスーパースポーツモデル「KB4」。デザインだけでなく動的なキャラクターもユニークで、同じエンジンを搭載する「カワサキ・ニンジャ1000SX」より42kgも軽く、50mmも軸間距離が短い。
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3/17ベース車由来の4.3インチTFT液晶ディスプレイ……より、その周囲のインナーパネルに注目。「KB4」のボディーワークはどこもカーボンファイバー製で、車両の軽量化に寄与している。
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4/17ハンドルまわりやフットレバーまわりなど、各所に合金の削り出し部品を採用。高品位なパーツ類を職人の手作業で組み付けることで、工芸品を思わせる独特の趣を実現している。
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5/17巨大なアルミ削り出しのスイングアームが目を引く、リアの足まわり。「KB4」の足もとの仕様は、OZ製の鍛造アルミホイールにピレリのハイグリップタイヤ「ディアブロ スーパーコルサSP」の組み合わせだ。
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6/17丸みの強いフロントカウルに丸目1灯のヘッドランプ、赤と白のカラーリングなど、その意匠は往年の「KB1」をほうふつさせる。
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7/17ビモータは2019年よりカワサキの支援を受けており、同年のうちに「TESI H2」を発表。現在も新開発の車体にカワサキのスーパーチャージドエンジンを搭載した新モデルの開発を進めている。
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8/17カウルに備わるエアインテーク。ここから取り入れられた空気は、ダクトを通ってリアのラジエーターに送られる。
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9/17より前荷重をかけやすい車両構造とするため、エンジンを冷却するラジエーターはシートの下に配置されている。
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10/17制御系は基本的に「ニンジャ1000SX」と共通。ライディングモードは「スポーツ」「ロード」「レイン」の3種類で、これとは別にエンジンパワーを「F」と「L」の2種類から、トラクションコントロールの介入度合いを「1」「2」「3」「OFF」の4種類から、個別に設定できる。
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11/17シートにはタンカラーの本革を採用。後方のカウルには、フタ(これもカーボンファイバー製だ)付きの小さな収納スペースが設けられている。
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12/17車両底部のアンダーカバーやマフラーカバーなどもことごとくカーボン製。車両を貸し出してくれたスタッフいわく「リーンアングルセンサーなどは付いていないので、傾けすぎると真っ先にカーボンパーツが削れる。気をつけて」とのことだった。オーナーの皆さまも、ぜひご注意を。
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13/17サスペンションは前後ともにオーリンズ製で、前が倒立フォークの「FG R&T43 NIX30」、後ろがシングルショックアブソーバーの「TTX36」となっている。
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14/17ブレーキはブレンボ製で、前にはφ320mmのダブルディスク、後ろにはφ220mmのシングルディスクが装着される。
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15/17「ビモータKB4」は生産台数に限りがあるため、販売は基本的に期間を区切っての購入者募集と(販売予定台数を超えた場合には)抽選を経て行われる。気になる人はビモータのオフィシャルサイトをチェックするか、ビモータの正規取扱店に問い合わせてみよう。
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16/17ビモータKB4
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青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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