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1/17パフォーマンスダンパーの効果体験用に用意された、「日産セレナ」のパフォーマンスダンパー装着車(写真左)と非装着車(同右)。
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2/17パフォーマンスダンパーは、車体の主要構造体の2点間に装着することで効果を発揮する。写真は「セレナ」に取り付けられた2本のうちのフロント側。グリルの奥にその姿が見える。
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3/17段差路で路面からの入力を吟味しているところ。同じクルマのパフォーマンスダンパー装着者・非装着車を乗り比べると、その違いがよくわかる。
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4/17パフォーマンスダンパーによりミニバンの車内の振動が抑えられていることは、ヘッドレストやシートのサイドサポートに触れてみるとよくわかる。後席でも同様。ノイズ(騒音)も低減しているように思われた。
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5/17パフォーマンスダンパー装着車では、コーナリング中の操舵感覚はスッキリし、車体の応答性もよくなった印象。それは、ヤマハの狙いどおりの効果とのことだった。
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6/17「セレナ」用パフォーマンスダンパーのリア側は写真中央の位置に装着されている(写真右側が進行方向)。ヤマハでは、計測を経て車両ごとに最も効果的な装着ポジションを割り出している。
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7/17試乗会場に展示された単体のパフォーマンスダンパーと、そのカットモデル。構造状はサスペンションのオイルダンパーに似ているが、その伸縮の幅は1000分の1mmレベルと極わずか。微小な変位量で効果を発揮するのがパフォーマンスダンパーだ。
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8/17パフォーマンスダンパーの効果を体感できる音叉(おんさ)型フレーム。それぞれハンマーでたたくと微振動が生じるのだが、ダンパーを組み込んだもの(写真右端)では即座に振動が消失する。
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9/17試乗車「レクサスGS」に装着されたパフォーマンスダンパーを確認する筆者とヤマハのスタッフ。多くの場合、ダンパーは目視しにくい位置にレイアウトされている。
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10/17「レクサスGS」のフロント用パフォーマンスダンパー(写真中央の白いバー)は、グリル内側の下方に取り付けられていた。
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11/17セダンの「レクサスGS」でも、ミニバン「セレナ」と同様にパフォーマンスダンパーの効果を感じることができた。
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12/17ヤマハの資料に見る、パフォーマンスダンパーの効果測定。ダンパー無し(赤線)、補強バー付き(黒線)に対して、ダンパー付きの車両は全方位的に乗車フィーリングが向上するという。
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13/17今回の体験会では二輪車の試乗車両も用意された。車種は249ccの2気筒エンジンを搭載する「ヤマハMT-25」で、写真右はパフォーマンスダンパー装着車、左が非装着車。
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14/17「車体の主要な構造体の2点間を車体粘性(減衰要素)でつなぐ」というパフォーマンスダンパー取り付けの基本原則は、二輪でも四輪と変わらない。「MT-25」の場合は、エンジンを抱きかかえるフレーム間に装着されている。
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15/17こちらは他のスーパースポーツバイクのパフォーマンスダンパー。モデルごとに、本体のデザインには差異がある。
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16/17パフォーマンスダンパーを装着した「MT-25」は、明らかに安定性が高まった。逆に、アップハンドルのバイクならではの気軽なヒラヒラ感は薄れた印象がある。このあたりは、ライダーの好みが分かれるところだろう。
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17/17ヤマハの四輪用パフォーマンスダンパーは現在、トヨタおよびレクサスの9車種の一部グレードに装着される。アフターマーケットではトヨタ&レクサスが35車種以上、ホンダが6車種、スズキが2車種、スバル9車種、三菱6車種、輸入車は30車種以上の製品がラインナップされている。

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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