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2/192リッター直4ターボエンジンに4WDシステム「4MOTION」を組み合わせた「フォルクスワーゲン・ティグアンTSI 4MOTION」。マイナーチェンジモデルの導入から約1年4カ月遅れとなる、2022年9月に発売された。
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3/19新たに導入された「ティグアンTSI 4MOTION」は3グレード展開。今回はスポーティーな専用内外装を採用するトップグレードの「Rライン」に試乗した。車両本体価格は581万6000円。
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4/19「ティグアンTSI 4MOTION Rライン」のフロントグリルには、0-100km/h加速4.9秒を誇るハイパフォーマンスモデル「ティグアンR」ゆずりとなる「R」をモチーフとしたエンブレムが備わる。
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5/19ボディーカラーは写真の「ドルフィングレーメタリック」をはじめとし、有償色の「オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト」や「ナイトシェードブルー」など全5色を設定している。
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6/19「ティグアンTSI 4MOTION Rライン」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4520×1860×1675mm、ホイールベース=2675mm。車重はFF車の「TSI Rライン」に比べ200kg重い1720kgと発表されている。
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7/19コックピットの基本デザインは他の「ティグアン」に準じているが、「R」エンブレム付きのレザーステアリングホイールやアルミ調ペダル、専用表皮のシートなどを装備。スポーティーな雰囲気が演出されている。
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8/19「オンロード」「オフロード」「スノー」「オフロードカスタム」といった4WDやトラクション制御を変えることができる「4MOTIONアクティブコントロール」を装備。スイッチはシフトパネル右下に配置される。
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9/19最高出力190PS/4200-6000rpm、最大トルク320N・m/1500-4100rpmの2リッター直4ターボエンジンに、7段のデュアルクラッチ式ATを組み合わせる。WLTCモードの燃費値は12.8km/リッター。
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10/19今回の試乗車は22万円の有償オプションとなる「DCCパッケージ」を装備。アダプティブシャシーコントロール「DCC」は、ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を走行状況に合わせて瞬時にコントロールするほか、「コンフォート」「ノーマル」「スポーツ」「カスタム」の4種類の走行モードを切り替えることができる。
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11/1931万9000円の有償オプション「レザーシートパッケージ」には、写真のヒーター付き本革シートに加え、前席の電動調整やランバーサポート機能、ヒーター付き電動格納式ドアミラーなどのアイテムが含まれる。
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12/19「レザーシートパッケージ」のシート表皮色は、「チタンブラック」のみの設定となる。後席左右の座面にはヒーター機能が、背もたれには60:40の分割可倒機構が備わる。
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13/19インフォテインメントシステム「ディスカバープロ」の9.2インチディスプレイには、タイヤの切れ角や方位、現在地の標高といったオフロード走行関連情報を表示できる。
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14/1920インチの「5本ダブルスポーク」ホイールは、255/40R20サイズのタイヤとともに「DCCパッケージ」に含まれるオプション。今回の試乗車は「コンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5」タイヤを組み合わせていた。
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15/19ヒーターが内蔵される「Rライン」専用となる本革仕立てのステアリングホイール。スポーク部分のスイッチがタッチコントロール式となり、下部に「R」をモチーフとしたエンブレムが備わる。「ティグアンR」では走行モード切り替えスイッチが左のスイッチパネルに組み込まれていたが、このRラインには設定されない。
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16/19後席を使用する通常時の荷室容量は615リッター。後席の背もたれを前方に倒すと荷室容量を最大1655リッターに拡大できる。床面の高さは2段階の調整式で、写真は上部にセットした様子。荷室内には後席の背もたれをワンアクションで前方に倒せるレバーが備わっている。
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17/19スポーティーな形状のリアバンパーや、ボディーと同色となるサイドスカート、ルーフ後端に備わるリアスポイラー、シルバーのルーフレールなどは「Rライン」にのみ採用される専用アイテム。
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18/19フォルクスワーゲン・ティグアンTSI 4MOTION Rライン
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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