-
1/18
-
2/182023年2月に上陸した最新の「メルセデス・ベンツBクラス」は、2019年6月に発売されたW247と呼ばれる3代目のマイナーチェンジモデル。パワートレインに大きな変更はないが、内外装のデザイン変更や最新のデジタルデバイスによる進化がうたわれる。
-
3/18「Bクラス」のマイナーチェンジモデルは、1.3リッター直4ガソリンターボエンジンを搭載する「B180」と、2リッター直4ディーゼルターボエンジンを搭載する「B200d」の2車種がラインナップされる。今回試乗したのは後者で、車両本体価格は573万円。
-
4/18「AMGラインパッケージ」が装着された「B200d」のリアビュー。新デザインのリアディフューザーとLEDリアコンビランプで、ワイド感とダイナミックさを演出したという。LEDリアコンビランプは外形をそのままに、内部のランプレイアウトが変更されている。
-
5/18今回試乗した「B200d」は、オプションとして設定される「AMGラインパッケージ」装着車。ボディーサイズは全長が標準モデルよりも5mm長く、全高が15mm低い全長×全幅×全高=4430×1795×1550mm、ホイールベースは2730mmとなる。
-
メルセデス・ベンツ Bクラス の中古車webCG中古車検索
-
6/18「AMGラインパッケージ」装着車のフロントグリル。マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数にちりばめられた、シングルルーバータイプの「スターパターンフロントグリル」が採用されている。
-
7/18カーボン調のダッシュボードインレイや、センターコンソールに配されたシルバーの加飾が「Aクラス」と異なる雰囲気を演出。ドアの内張りも「Bクラス」専用のデザインが採用されている。
-
8/18従来型でセンターコンソールに配置されていたインフォテインメントシステム「MBUX」の操作用タッチバッドを廃止。空いたスペースにはドライビングモード切り替えスイッチとオーディオのボリュームコントローラー、小物入れが並ぶ。
-
9/18「OM654q」と呼ばれる2リッター直4ディーゼルターボエンジンは、最高出力150PS/3400-4400rpm、最大トルク320N・m/1400-3200rpmを発生。ガソリンエンジン車には7段デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされるの対して、こちらは8段になっている。
-
10/1823万2000円の有償オプションとなる「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」が選択された今回の試乗車には、クラシックレッドとブラックのコンビネーション表皮による本革シートが装備されていた。シート表皮色はブラック単色も選択できる。
-
11/18前席と同じカラーコンビネーションの本革で仕立てられた「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」装着車の後席。足もとスペースは「Aクラス」と変わらないが、高い車高の恩恵で、頭上の余裕は申し分ない。
-
12/18走行モードの選択画面。「Comfort」「Eco」「Sport」そして「Individual」の4種類から任意に選択できる。センターコンソールパネルに備わるスイッチのほか、画面に直接タッチすることでも走行モードの切り替えが行える。
-
13/18オプションの「AMGラインパッケージ」を選択すると225/45R18サイズのタイヤと18インチの「AMG 5ツインスポークアルミホイール」が採用される。今回の試乗車は「ブリヂストン・トランザT005」タイヤをセットしていた。
-
14/183本ツインスポークステアリングホイールは、オプションの「AMGラインパッケージ」に含まれるアイテム。リムには静電容量式センサーが新たに組み込まれている。ハンズオフ検知機能の精度が向上したことにより、「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」の作動時などでは軽く握っているときでもハンズオフの警告が出ないので、従来型よりもストレスを感じる場面が少なかった。
-
15/18荷室床面は2段階の高さ調整式で、容量は445~1540リッター(写真は床面を下段にセットした様子)。バンパー下に足先をかざすだけでリアゲートの開閉ができるフットトランクオープナーが標準装備される。
-
16/18「Bクラス」の外板色は、今回の試乗車がまとっていた13万円の有償色「パタゴニアレッド」のほか、「ポーラーホワイト」や「コスモスブラック」など、全8色から選択できる。
-
17/18メルセデス・ベンツB200d
-
18/18

生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
メルセデス・ベンツ Bクラス の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























