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1/3赤いラインがドイツ・ニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)。現在のコース長は20.832kmで、33個の左コーナーと40個の右コーナーがあり、最大高低差は300mにも達する。
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2/3ニュルブルクリンク北コースの市販FF車最速の座を取り戻した「ホンダ・シビック タイプR」。欧州だけに設定されているエアコンなどを搭載しない軽量仕様で、オプションタイヤの「ミシュラン・パイロットスポーツ カップ2コネクト」を履いてのチャレンジだった。
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3/3これまでの記録は「ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR」が2019年5月にマークした7分45秒389だった。こちらはリアシートのみならず、後輪操舵まで取り払う徹底した軽量化を実施していた。

河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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