-
1/18新型「トヨタ・アルファード」。果たして、イタリア、フランス、スイスの人々はどのような印象を抱いたか?
-
2/18今日のイタリアやフランスでハイヤーといえば、黒の「メルセデス・ベンツVクラス」である。2023年6月、これはフィレンツェ郊外の野外音楽会における、指揮者の送迎用。
-
3/18「フィアットE-ウリッセ」(写真手前)は全長×全幅×全高=5306×2010×1890mm。これと比べれば「アルファード」は短い。2023年6月、イタリア・シエナのフィアット販売店で撮影。
-
4/18「E-ウリッセ」の運転席。日本で言うところのゴージャス感は、みじんも感じられない。
-
5/18「E-ウリッセ」に身長166cmの筆者が乗車したところ。Aピラー形状が凝っていない恩恵で、死角は意外に少ない。
-
トヨタ の中古車webCG中古車検索
-
6/182・3列目を眺める。個人的には「アルファード」のような演出されたラグジュアリー感よりも、このように洗練されたファブリック張りシートが並ぶ空間が心地よい。
-
7/18ピクニックテーブルは、航空機のエコノミークラス風である。
-
8/18「アルファード」(写真左)と「ヴェルファイア」(同右)のフロントグリル。
-
9/18「DS 4 E-TENSE」。一見煩雑だが、観察すると側面と後方で、途切れながらも連続しているキャラクター/ルーフラインが多い。
-
10/18「アルファード」のサイドビュー。
-
11/18キャラクターラインは極めて凝った造形であるが……
-
12/18Bピラー周辺のトリムおよびリアドア以降の造形は、合理性に疑問が残る。
-
13/18「BMWコンセプト ツーリング クーペ」。2023年5月、イタリア・コモの「コンコルソ・ヴィラ・デステ」で撮影。
-
14/18BMWコンセプト ツーリング クーペ
-
15/18「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」の日、駐車場でオーナーを待っていた「フェラーリ412」。明快かつ入念な各部の面構成により、比類なき上品さを醸し出している。
-
16/181992年の「イタルデザイン・コロンブス」。
-
17/18もちろん、欧州車にもマニエリスム的デザインは見られた。これは2010~2017年の2代目「オペル・メリーヴァ」。サイドウィンドウおよびキャラクターラインがこうした形状になっている理由を即座に理解できる人は少ないと思われる。
-
18/18次期「メルセデス・ベンツVクラス」は、どのような姿で現れるのか? シエナのロッツィ劇場前で。2022年8月撮影。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、24年間にわたってリポーターを務めている。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
トヨタ の中古車webCG中古車検索
マッキナ あらモーダ!の新着記事
-
第930回:日本未上陸ブランドも見逃すな! 追報「IAAモビリティー2025」 2025.10.2 コラムニストの大矢アキオが、欧州最大規模の自動車ショー「IAAモビリティー2025」をリポート。そこで感じた、欧州の、世界の自動車マーケットの趨勢(すうせい)とは? 新興の電気自動車メーカーの勢いを肌で感じ、日本の自動車メーカーに警鐘を鳴らす。
-
第929回:販売終了後も大人気! 「あのアルファ・ロメオ」が暗示するもの 2025.9.25 何年も前に生産を終えているのに、今でも人気は健在! ちょっと古い“あのアルファ・ロメオ”が、依然イタリアで愛されている理由とは? ちょっと不思議な人気の理由と、それが暗示する今日のクルマづくりの難しさを、イタリア在住の大矢アキオが考察する。
-
第928回:「IAAモビリティー2025」見聞録 ―新デザイン言語、現実派、そしてチャイナパワー― 2025.9.18 ドイツ・ミュンヘンで開催された「IAAモビリティー」を、コラムニストの大矢アキオが取材。欧州屈指の規模を誇る自動車ショーで感じた、トレンドの変化と新たな潮流とは? 進出を強める中国勢の動向は? 会場で感じた欧州の今をリポートする。
-
第927回:ちがうんだってば! 「日本仕様」を理解してもらう難しさ 2025.9.11 欧州で大いに勘違いされている、日本というマーケットの特性や日本人の好み。かの地のメーカーやクリエイターがよかれと思って用意した製品が、“コレジャナイ感”を漂わすこととなるのはなぜか? イタリア在住の記者が、思い出のエピソードを振り返る。
-
第926回:フィアット初の電動三輪多目的車 その客を大切にせよ 2025.9.4 ステランティスが新しい電動三輪車「フィアット・トリス」を発表。イタリアでデザインされ、モロッコで生産される新しいモビリティーが狙う、マーケットと顧客とは? イタリア在住の大矢アキオが、地中海の向こう側にある成長市場の重要性を語る。
新着記事
-
NEW
航続距離は702km! 新型「日産リーフ」はBYDやテスラに追いついたと言えるのか?
2025.10.10デイリーコラム満を持して登場した新型「日産リーフ」。3代目となるこの電気自動車(BEV)は、BYDやテスラに追いつき、追い越す存在となったと言えるのか? 電費や航続距離といった性能や、投入されている技術を参考に、競争厳しいBEVマーケットでの新型リーフの競争力を考えた。 -
NEW
ホンダ・アコードe:HEV Honda SENSING 360+(FF)【試乗記】
2025.10.10試乗記今や貴重な4ドアセダン「ホンダ・アコード」に、より高度な運転支援機能を備えた「Honda SENSING 360+」の搭載車が登場。注目のハンズオフ走行機能や車線変更支援機能の使用感はどのようなものか? 実際に公道で使って確かめた。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の半額以下で楽しめる2ドアクーペ5選
2025.10.9デイリーコラム24年ぶりに登場した新型「ホンダ・プレリュード」に興味はあるが、さすがに600万円を超える新車価格とくれば、おいそれと手は出せない。そこで注目したいのがプレリュードの半額で楽しめる中古車。手ごろな2ドアクーペを5モデル紹介する。 -
BMW M2(前編)
2025.10.9谷口信輝の新車試乗縦置きの6気筒エンジンに、FRの駆動方式。運転好きならグッとくる高性能クーペ「BMW M2」にさらなる改良が加えられた。その走りを、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? -
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】
2025.10.9試乗記24年ぶりに復活したホンダの2ドアクーペ「プレリュード」。6代目となる新型のターゲットは、ズバリ1980年代にプレリュードが巻き起こしたデートカーブームをリアルタイムで体験し、記憶している世代である。そんな筆者が公道での走りを報告する。 -
第931回:幻ですカー 主要ブランド製なのにめったに見ないあのクルマ
2025.10.9マッキナ あらモーダ!確かにラインナップされているはずなのに、路上でほとんど見かけない! そんな不思議な「幻ですカー」を、イタリア在住の大矢アキオ氏が紹介。幻のクルマが誕生する背景を考察しつつ、人気車種にはない風情に思いをはせた。
注目のキーワード
注目の記事
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングアルファード
-
第846回:氷上性能にさらなる磨きをかけた横浜ゴムの最新スタッドレスタイヤ「アイスガード8」を試す 2025.10.1 エッセイ
-
「トヨタ・アルファード」の4人乗り仕様車「スペーシャスラウンジ」登場 2024.12.20 自動車ニュース
-
BRIDGESTONE REGNO GR-XIII/GR-XIII TYPE RVを知る・試す 2025.3.6 特集
-
トヨタ・アルファード スペーシャスラウンジ プラグインハイブリッド(4WD/CVT)【試乗記】 2025.7.2 試乗記
-
トヨタ・アルファード エグゼクティブラウンジ プラグインハイブリッド(4WD/CVT)【試乗記】 2025.4.7 試乗記