-
1/15
-
2/15ロイヤルエンフィールドの新型クルーザー「スーパーメテオ650」。開発はインドとイギリスの両方のテクノロジーセンターで行い、累計100万kmもの走行テストを経て誕生したという、気合の入ったモデルだ。
-
3/15ディテールに見る仕立てのよさも「スーパーメテオ650」の大きな魅力。燃料タンクには、クローム仕上げが美しい新デザインのエンブレムがあしらわれている。
-
4/15ヘッドまわりのフィンが目を引く、空冷の並列2気筒SOHCエンジン。排気量は648ccで、47PSの最高出力と52.3N・mの最大トルクを発生する。
-
5/15ラインナップは2種類で、今回試乗した「スタンダード」に加え、大型のウインドスクリーンや背もたれ付きのパッセンジャーシートなどを備えた「ツアラー」も用意される。
-
6/15ペダル位置はクルーザーらしいフォワードコントロール。シフトペダルはハーレーダビッドソンなどにも見られるシーソー式で、つま先でレバーを蹴り上げるだけでなく、カカト側のレバーを踏むことでもシフトアップができる。
-
7/15シート高は740mmと低め、三角形の平たいシートは、座り心地と操作性、そしてクルーザーらしいデザインを重視して設計された。
-
8/15リアサスペンションはクラシックなツインショック式。クルーザータイプのバイクには、リアサスのストローク量が足りなくて乗り心地の硬いモデルも少なくないが、「スーパーメテオ650」は十分な快適性を実現している。
-
9/15タイヤサイズは前:100/90-19 57H、後ろ:150/80 B16 71Hで、印シアット製のチューブレスタイヤを採用。フロントサスペンションには、ロイヤルエンフィールドのモデルとして初めて、ショーワ製の倒立式フォーク「SFF-BP(セパレートファンクションフロントフォーク・ビッグピストン)」が採用された。
-
10/15メーターは速度計とモノクロの液晶ディスプレイの組み合わせ。右側のディスプレイは携帯端末との接続が可能で、ターン・バイ・ターン表示の簡易的なナビゲーションシステムとしても利用できる。
-
11/15涙滴(るいてき)型の燃料タンクには15.7リッターの容量を確保。カラーリングは2モデル合わせて5種類で、「スタンダード」には試乗車の「インターステラグリーン」(写真)のほか、「アストラルブルー」「アストラルブラック」の2色が用意される。
-
12/15目を引くようなスポーツ性能やハイテク装備はないものの、走らせてみれば快適で気持ちのいいモデルに仕上がっていた「スーパーメテオ650」。バイクの本質的な価値を突き詰めた、今の時代にこそ輝く一台といえるだろう。
-
13/15ロイヤルエンフィールド・スーパーメテオ650
-
14/15
-
15/15

後藤 武
ライター/エディター。航空誌『シュナイダー』や二輪専門誌『CLUBMAN』『2ストマガジン』などの編集長を経てフリーランスに。エアロバティックスパイロットだった経験を生かしてエアレースの解説なども担当。二輪旧車、V8、複葉機をこよなく愛す。
試乗記の新着記事
-
MINIジョンクーパーワークスE(FWD)【試乗記】 2025.11.7 現行MINIの電気自動車モデルのなかでも、最強の動力性能を誇る「MINIジョンクーパーワークス(JCW)E」に試乗。ジャジャ馬なパワートレインとガッチガチの乗り味を併せ持つ電動のJCWは、往年のクラシックMiniを思い起こさせる一台となっていた。
-
プジョー2008 GTハイブリッド(FF/6AT)【試乗記】 2025.11.5 「プジョー2008」にマイルドハイブリッドの「GTハイブリッド」が登場。グループ内で広く使われる最新の電動パワートレインが搭載されているのだが、「う~む」と首をかしげざるを得ない部分も少々……。360km余りをドライブした印象をお届けする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(後編:無限/TRD編)【試乗記】 2025.11.4 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! 彼らの持ち込んだマシンのなかから、無限の手が加わった「ホンダ・プレリュード」と「シビック タイプR」、TRDの手になる「トヨタ86」「ハイラックス」等の走りをリポートする。
-
スズキ・アルト ラパン ハイブリッドX(FF/CVT)【試乗記】 2025.11.3 スズキの「アルト ラパン」がマイナーチェンジ。新しいフロントマスクでかわいらしさに磨きがかかっただけでなく、なんとパワーユニットも刷新しているというから見逃せない。上位グレード「ハイブリッドX」の仕上がりをリポートする。
-
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】 2025.11.1 メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。
新着記事
-
NEW
ホンダ・シビック タイプRレーシングブラックパッケージ(後編)
2025.11.9ミスター・スバル 辰己英治の目利きあの辰己英治氏が、“FF世界最速”の称号を持つ「ホンダ・シビック タイプR」に試乗。ライバルとしのぎを削り、トップに輝くためのクルマづくりで重要なこととは? ハイパフォーマンスカーの開発やモータースポーツに携わってきたミスター・スバルが語る。 -
アウディSQ5スポーツバック(4WD/7AT)【試乗記】
2025.11.8試乗記新型「アウディSQ5スポーツバック」に試乗。最高出力367PSのアウディの「S」と聞くと思わず身構えてしまうものだが、この新たなSUVクーペにその心配は無用だ。時に速く、時に優しく。ドライバーの意思に忠実に反応するその様子は、まるで長年連れ添ってきた相棒かのように感じられた。 -
MINIジョンクーパーワークスE(FWD)【試乗記】
2025.11.7試乗記現行MINIの電気自動車モデルのなかでも、最強の動力性能を誇る「MINIジョンクーパーワークス(JCW)E」に試乗。ジャジャ馬なパワートレインとガッチガチの乗り味を併せ持つ電動のJCWは、往年のクラシックMiniを思い起こさせる一台となっていた。 -
新型「日産エルグランド」はこうして生まれた! 開発のキーマンがその背景を語る
2025.11.7デイリーコラム日産が「ジャパンモビリティショー2025」に新型「エルグランド」を出展! およそ16年ぶりにフルモデルチェンジする大型ミニバンは、どのようなクルマに仕上がっており、またそこにはどんな狙いや思いが込められているのか? 商品企画の担当者に聞いた。 -
ジャパンモビリティショー2025(ホンダ)
2025.11.6画像・写真「ジャパンモビリティショー2025」に、電気自動車のプロトタイプモデル「Honda 0 α(ホンダ0アルファ)」や「Super-ONE Prototype(スーパーONE プロトタイプ)」など、多くのモデルを出展したホンダ。ブースの様子を写真で詳しく紹介する。 -
ジャパンモビリティショー2025(マツダ・ビジョンXコンパクト)
2025.11.6画像・写真マツダが「ジャパンモビリティショー2025」で世界初披露したコンセプトモデル「MAZDA VISION X-COMPACT(ビジョン クロスコンパクト)」。次期「マツダ2」のプレビューともうわさされる注目の車両を、写真で詳しく紹介する。
注目の記事
-
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集 -
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングスーパーメテオ650
関連キーワード
