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1/12納車待ち○年という人気車種でも、サブスクリプションサービス「KINTO」でなら短納期で利用できるケースがある。新型「アルファード」「ヴェルファイア」だと、おおむね前者が6カ月、後者が8カ月待ちで利用できそうだ(2023年8月現在)。
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2/12保険や税金などの諸経費を月額利用料に含める「KINTO」のサブスクリプションサービスに、「ソフトウエアとハードウエアの進化(アップグレード)」と「運転データを活用したクルマと人の双方の“見守り”(コネクティッド)」という2つの付加価値を加えた「KINTO Unlimited」が2022年12月にスタート。
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3/12トヨタとKINTOは既納車両を最新の状態に進化させる新サービス「KINTO FACTORY」を2022年1月に開始した。2023年2月にはKINTO FACTORYとして展開する安全装備などを後付けできる「アップグレードセレクション」のラインナップに「ハリアー」(写真)と「レクサスLS」が加わった。
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4/12トヨタの新車サブスクリプションサービス「KINTO」専用モデル「プリウスU」。月額1万6610円からの利用と、1.5~2カ月程度での納車(2023年8月現在)がうたわれている。
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5/12「KINTO Unlimited」の「アップグレード」サービスは、現在のところ「アップグレードレディ設計」を実装した車両が対象となる。アップグレードレディ設計では配線やセンサーの取り付けポイントなど、アップグレードに必要な施工作業の大部分をクルマにあらかじめ織り込んでおくことで、実際に現場で行う作業を簡素化。作業にかかる時間が大幅に短縮され、全国で均一化された施工対応が可能になるという。
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6/12「プリウス」の「KINTO Unlimited」専用グレード「U」では、ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニター、パーキングサポートブレーキ(後方歩行者検知)、ステアリングヒーターなど7種類のアイテムをアップグレードメニューとして個別に後付けすることができるようになった。
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7/12運転支援技術「トヨタチームメイト」の機能「アドバンストパーク」も「プリウスU」に後付けできる。「KINTO」では、12.3インチの大型ディスプレイオーディオやシートヒーター/シートベンチレーション、合皮シートなど、アップグレードアイテムの拡大を検討している。
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8/12現行型「ハリアー」では、「トヨタアップグレードセレクション」を利用し、ハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付き)を後付けすることができる。(写真はハンズフリーパワーバックドアのイメージ)
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9/12「KINTO FACTORY」として展開しているアップグレードサービスは、KINTOのサブスク車以外でも利用できる。初代「アクア」(写真)では、シートの表皮とクッションの取り換え(前後席)、本革ステアリングホイールへの交換、特別仕様車に設定しているホイールキャップへの交換などのリフォームが行える。
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10/12「KINTO Unlimited」のアプリサービス「コネクティッドドライブトレーナー」。「T-Connect」を通じてアクセルやブレーキの踏み方などの基本的な挙動に加え、ハンドル操作やウインカーを出すタイミングなど細部にわたる運転データを収集・分析し、ユーザーごとに異なる安全な運転や燃費の向上につながるアドバイスが行われる。
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11/12専用のアプリやディスプレイオーディオなどを通じ、クルマの使用状況に合わせたタイミングでエンジンオイルの交換が提案される「コネクティッドカーケア」のサービスも用意される。各種サービスへの申し込みは、専用スマホアプリ「KINTO Unlimitedアプリ」を通じて行える。サービス料金は全国一律で、一括払い/月額利用料への合算の2つの支払い方法から選択可能できる。
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12/12「KINTO FACTORY」のサービス「レクサスアップグレードセレクション」に追加された「LS」。ソフトウエアの更新を通じて、アクセル操作時のレスポンスと加速フィーリングの向上を実現したという。

玉川 ニコ
自動車ライター。外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、自動車出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。愛車は「スバル・レヴォーグSTI Sport R EX Black Interior Selection」。
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