-
1/112023年11月16日(現地時間)に発表されたスバルの新型「フォレスター」(米国仕様車)。1997年にデビューした初代から数えて6代目にあたる。
-
2/11「フォレスター」は北米市場におけるスバルの主力SUV。特に米国での人気が高く、これまでに260万台以上を販売したという。新型フォレスターのフロントフェイスからはスバル車でおなじみの六角形グリルとコの字型ヘッドランプが消え、大胆な変身を遂げた。
-
3/11頑丈さや堂々とした存在感を重視したという「フォレスター」のエクステリアデザイン。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4656×1829×1730mm、ホイールベース=2670mmで、5代目モデルとほぼ同等である。
-
4/11傾斜を抑え荷室空間が十分に確保されたリアゲートのフォルムは、従来型を踏襲したもの。リアコンビランプ形状はもちろんのこと、左右を高い位置でつなぎ、ワイド感が強調されたデザインも新しい。
-
5/11SUVらしい頑丈さと安心感を表現したとされるインストゥルメントパネルやセンターコンソールまわり。ダッシュボードの中央に11.6インチセンターインフォメーションディスプレイが配置される。
-
スバル フォレスター の中古車webCG中古車検索
-
6/11シートには骨盤を支える内部構造を採用。仙骨を押さえることで車体の揺れが頭部へと伝わるのを抑制し、快適な乗り心地と乗員の疲労軽減に配慮しているという。
-
7/11現行スバル車の多くに共通する独立した六角形グリルから、有機的な造形の大型グリルに変更。これが今後はスバルの新しい顔になるのだろうか?
-
8/11米国市場では「Base」「Premium」「Sport」「Limited」「Touring」の5グレードを設定し、2024年春以降の導入を予定している新型「フォレスター」。「フロントフェイスがスバル車に見えない」との声も聞こえてくるが……。
-
9/11印象的なブロンズに塗られた「Sport」グレードのホイール。写真の車両は235/50R19サイズのタイヤを組み合わせている。トランスミッション、ブレーキなどをコントロールする4WDシステム「X-MODE」も搭載する。
-
10/1160:40の分割可倒式リアシートバックを標準で採用。両方のシートバックを倒すと、荷室の有効スペースは74.4立方フィート(約2107リッター)になる。荷室床面の高さが低く広いリアゲートの開口部により、荷物の積み降ろしが容易だと紹介されている。
-
11/11「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化させ、フルインナーフレーム構造の採用や構造用接着剤の使用範囲拡大、サスペンション取り付け部の剛性強化などにより、従来型より高いレベルの動的質感を実現。最高出力180HPの2.5リッター水平対向4気筒エンジンが搭載される。

玉川 ニコ
自動車ライター。外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、自動車出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。愛車は「スバル・レヴォーグSTI Sport R EX Black Interior Selection」。
スバル フォレスター の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
激動だった2025年の自動車業界を大総括! 今年があのメーカーの転換点になる……かも? 2025.12.26 トランプ関税に、EUによるエンジン車禁止の撤回など、さまざまなニュースが飛び交った自動車業界。なかでも特筆すべきトピックとはなにか? 長年にわたり業界を観察してきたモータージャーナリストが、地味だけれど見過ごしてはいけない2025年のニュースを語る。
-
スバリストが心をつかまれて離れない理由 「フォレスター」の安全機能を体感 2025.12.25 「2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に選出された「スバル・フォレスター」。走り、実用性、快適性、悪路走破性、そして高い安全性が評価されたというが、あらためてその安全性にフォーカスし、スバルの取り組みに迫ってみた。
-
病院で出会った天使に感謝 今尾直樹の私的10大ニュース2025 2025.12.24 旧車にも新車にも感動した2025年。思いもかけぬことから電気自動車の未来に不安を覚えた2025年。病院で出会った天使に「人生捨てたもんじゃない」と思った2025年。そしてあらためてトヨタのすごさを思い知った2025年。今尾直樹が私的10大ニュースを発表!
-
クルマ泥棒を撲滅できるか!? トヨタとKINTOの新セキュリティーシステムにかかる期待と課題 2025.12.22 横行する車両盗難を根絶すべく、新たなセキュリティーシステムを提案するトヨタとKINTO。満を持して発売されたそれらのアイテムは、われわれの愛車を確実に守ってくれるのか? 注目すべき機能と課題についてリポートする。
-
EUが2035年のエンジン車禁止を撤回 聞こえてくる「これまでの苦労はいったい何?」 2025.12.19 欧州連合(EU)欧州委員会が、2035年からのEU域内におけるエンジン車の原則販売禁止計画を撤回。EUの完全BEVシフト崩壊の背景には、何があったのか。欧州自動車メーカーの動きや市場の反応を交えて、イタリアから大矢アキオが報告する。
新着記事
-
ホンダ・プレリュード(FF)【試乗記】
2025.12.30試乗記ホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。といってもただのリバイバルではなく、ハイブリッドシステムや可変ダンパー、疑似変速機構などの最新メカニズムを搭載し、24年分(以上!?)の進化を果たしての見事な復活だ。果たしてその仕上がりは? -
BMW M235 xDriveグランクーペ(前編)
2025.12.28ミスター・スバル 辰己英治の目利きスバルで、STIで、クルマの走りを鍛えてきた辰己英治が、BMWのコンパクトスポーツセダン「M235 xDriveグランクーペ」に試乗。長らくFRを是としてきた彼らの手になる “FFベース”の4WDスポーツは、ミスタースバルの目にどう映るのだろうか? -
ルノー・キャプチャー エスプリ アルピーヌ フルハイブリッドE-TECHリミテッド【試乗記】
2025.12.27試乗記マイナーチェンジした「ルノー・キャプチャー」に、台数200台の限定モデル「リミテッド」が登場。悪路での走破性を高めた走行モードの追加と、オールシーズンタイヤの採用を特徴とするフレンチコンパクトSUVの走りを、ロングドライブで確かめた。 -
『webCG』スタッフの「2025年○と×」
2025.12.26From Our Staff『webCG』の制作に携わるスタッフにとって、2025年はどんな年だったのでしょうか? 年末恒例の「○と×」で、各人の良かったこと、良くなかったこと(?)を報告します。 -
激動だった2025年の自動車業界を大総括! 今年があのメーカーの転換点になる……かも?
2025.12.26デイリーコラムトランプ関税に、EUによるエンジン車禁止の撤回など、さまざまなニュースが飛び交った自動車業界。なかでも特筆すべきトピックとはなにか? 長年にわたり業界を観察してきたモータージャーナリストが、地味だけれど見過ごしてはいけない2025年のニュースを語る。 -
第942回:「デメオ劇場」は続いていた! 前ルノーCEOの功績と近況
2025.12.25マッキナ あらモーダ!長年にわたり欧州の自動車メーカーで辣腕(らつわん)を振るい、2025年9月に高級ブランドグループのCEOに転身したルカ・デメオ氏。読者諸氏のあいだでも親しまれていたであろう重鎮の近況を、ルノー時代の功績とともに、欧州在住の大矢アキオ氏が解説する。






























