-
1/23
-
2/23マクラーレンの新型スーパースポーツ「750S」が発表されたのは、2023年4月。写真のクーペだけでなく、そのオープントップバージョン「750Sスパイダー」も同時にデビューした。
-
3/23エアインテークと一体となったヘッドランプのデザインは、「720S」時代から継承されるもの。エアロダイナミクスはさらに向上している。
-
4/23エキゾーストパイプはセンター出し。リアコンビランプと並ぶ高めの位置にレイアウトされている。
-
5/23専用のカーボンファイバー製アッパーストラクチャーとリトラクタブルハードトップ、ロールオーバー保護システムなどが備わる「750Sスパイダー」。乾燥重量は1326kgでクーペ比+49kgに抑えられている。
-
マクラーレン の中古車webCG中古車検索
-
6/23ステアリングレシオは従来の「720S」よりもクイックに。ハンドリング、空力、パワートレイン、トランスミッションの特性をドライバー好みの設定にしておき、ボタンひとつで呼び出せる「マクラーレン・コントロール・ローンチャー(MCL)」も備わる。
-
7/23スポーツシートは、アルカンターラとナッパレザーの組み合わせ(写真)のほか、総ナッパレザー仕立ても選択可能。オプションでカーボンファイバー製シェルのレーシングシートも用意される。
-
8/23キャビン後方に搭載される4リッターV8ツインターボエンジンは、クーペ、「スパイダー」(写真)ともに最高出力750PS、最大トルク800N・mを発生する。
-
9/23縦型ディスプレイを組み込んだセンターコンソールには、始動スイッチのほか、ドライブモードのセレクターやローンチコントロールボタンなどが並ぶ。
-
10/23メーターパネルは液晶表示で、走行モードによりグラフィックが切り替わる。写真はコンフォートモードのもの。
-
11/23トラックモードではギアポジションやエンジン回転数が優先的に表示される。
-
12/23カーボン製のバスタブ型シャシーを持つ「750S」「750Sスパイダー」のサイドシルはやや高め。ただし、前者はルーフの一部がドアごと展開し、後者はルーフが開放されるため、スーパースポーツとしては乗り降りしやすい。
-
13/230-100km/hの加速タイムは2.8秒で、最高速は332km/h。これらのスペックについては、ボディー形状による差異はない。
-
14/2310本スポークの鍛造アルミホイールは、マクラーレンの市販・量産モデルの標準装備品としては最軽量。走行性能が徹底追求された「マクラーレン750S」だが、フロントリフトアップシステムが備わるなど、日常での使い勝手にも配慮されている。
-
15/23コーナリングにおける俊敏性、旋回フィール、ドライバーへのフィードバックを向上させるべく、「750S」ではスプリングやダンパーも軽量化されている。
-
16/23「750S」では、ギアレシオの最適化とキックダウン制御の変更を実施。同一ギアでの中間加速は先代にあたる「720S」よりアップした。
-
17/23「750S」ではオンロードにおけるマナーの良さにも驚かされた。これには進化したシャシー制御が大きく貢献しているものと思われる。
-
18/23標準装着タイヤはピレリの「Pゼロ」。オプションで「Pゼロ コルサ」「Pゼロ トロフェオR」も選択できる。
-
19/23メーターバイザーの左サイドには、ハンドリング特性の切り替えスイッチが配置される。右サイドには、パワートレインの制御を変えるスイッチが備わっている。
-
20/23カーボン製のアクティブリアウイングは、リアのダウンフォースを増大させ、制動時の安定性を高める。収納状態からフル展開までに要する時間は0.5秒以下という。
-
21/23「マクラーレン750S」(写真)の国内販売価格は3930万円。「750Sスパイダー」は4300万円だ。
-
22/23マクラーレン750S
-
23/23マクラーレン750Sスパイダー

渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
マクラーレン の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
ホンダN-ONE e:G(FWD)【試乗記】 2025.12.17 「ホンダN-ONE e:」の一充電走行距離(WLTCモード)は295kmとされている。額面どおりに走れないのは当然ながら、電気自動車にとっては過酷な時期である真冬のロングドライブではどれくらいが目安になるのだろうか。「e:G」グレードの仕上がりとともにリポートする。
-
スバル・クロストレック ツーリング ウィルダネスエディション(4WD/CVT)【試乗記】 2025.12.16 これは、“本気仕様”の日本導入を前にした、観測気球なのか? スバルが数量限定・期間限定で販売した「クロストレック ウィルダネスエディション」に試乗。その強烈なアピアランスと、存外にスマートな走りをリポートする。
-
日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション/ルークスX【試乗記】 2025.12.15 フルモデルチェンジで4代目に進化した日産の軽自動車「ルークス」に試乗。「かどまる四角」をモチーフとしたエクステリアデザインや、リビングルームのような心地よさをうたうインテリアの仕上がり、そして姉妹車「三菱デリカミニ」との違いを確かめた。
-
アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター(FR/8AT)【試乗記】 2025.12.13 「アストンマーティン・ヴァンテージ ロードスター」はマイナーチェンジで4リッターV8エンジンのパワーとトルクが大幅に引き上げられた。これをリア2輪で操るある種の危うさこそが、人々を引き付けてやまないのだろう。初冬のワインディングロードでの印象を報告する。
-
BMW iX3 50 xDrive Mスポーツ(4WD)【海外試乗記】 2025.12.12 「ノイエクラッセ」とはBMWの変革を示す旗印である。その第1弾である新型「iX3」からは、内外装の新しさとともに、乗り味やドライバビリティーさえも刷新しようとしていることが伝わってくる。スペインでドライブした第一報をお届けする。
新着記事
-
NEW
ホンダ・プレリュード(後編)
2025.12.21思考するドライバー 山野哲也の“目”レーシングドライバー山野哲也が新型「ホンダ・プレリュード」に試乗。前編ではパワートレインの制御を絶賛した山野だが、シャシーやハンドリング性能はどう見ているのだろうか。箱根のワインディングロードでの印象を聞いた。 -
フォルクスワーゲンTロックTDI 4MOTION Rライン ブラックスタイル(4WD/7AT)【試乗記】
2025.12.20試乗記冬の九州・宮崎で、アップデートされた最新世代のディーゼルターボエンジン「2.0 TDI」を積む「フォルクスワーゲンTロック」に試乗。混雑する市街地やアップダウンの激しい海沿いのワインディングロード、そして高速道路まで、南国の地を巡った走りの印象と燃費を報告する。 -
失敗できない新型「CX-5」 勝手な心配を全部聞き尽くす!(後編)
2025.12.20小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ小沢コージによる新型「マツダCX-5」の開発主査へのインタビュー(後編)。賛否両論のタッチ操作主体のインストゥルメントパネルや気になる価格、「CX-60」との微妙な関係について鋭く切り込みました。 -
フェラーリ・アマルフィ(FR/8AT)【海外試乗記】
2025.12.19試乗記フェラーリが「グランドツアラーを進化させたスポーツカー」とアピールする、新型FRモデル「アマルフィ」。見た目は先代にあたる「ローマ」とよく似ているが、肝心の中身はどうか? ポルトガルでの初乗りの印象を報告する。 -
谷口信輝の新車試乗――ポルシェ911カレラT編
2025.12.19webCG Movies「ピュアなドライビングプレジャーが味わえる」とうたわれる「ポルシェ911カレラT」。ワインディングロードで試乗したレーシングドライバー谷口信輝さんは、その走りに何を感じたのか? 動画でリポートします。 -
ディーゼルは本当になくすんですか? 「CX-60」とかぶりませんか? 新型「CX-5」にまつわる疑問を全部聞く!(前編)
2025.12.19小沢コージの勢いまかせ!! リターンズ「CX-60」に後を任せてフェードアウトが既定路線だったのかは分からないが、ともかく「マツダCX-5」の新型が登場した。ディーゼルなしで大丈夫? CX-60とかぶらない? などの疑問を、小沢コージが開発スタッフにズケズケとぶつけてきました。






























