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2/212023年10月に発売された3代目「ホンダN-BOX」。「HAPPY Rhythm BOX」をグランドコンセプトに開発が行われた。従来型と同じくスタンダードモデルと、力強さをエクステリアデザインで表現したとされる「カスタム」の2モデルをラインナップ。今回は前者に試乗した。
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3/21従来型のプラットフォームや車両骨格は踏襲しつつ、各部に改良を加えることで大幅な進化を追求したという新型「N-BOX」。エクステリアでは角やフェンダーまわりのプレスラインを丸めることで、全体のイメージをやや柔らかなものにしている。
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4/21今回試乗した「N-BOX」は、サイドミラーやアウタードアハンドルをオフホワイトとし、ボディー同色のホイールキャップを装着した「ファッションスタイル」と呼ばれる仕様。FF車の車両本体価格は174万7900円。
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5/21写真の外板色は「オータムイエロー・パール」と呼ばれるもので、「ファッションスタイル」にのみ設定される。
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6/21「N-BOX」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1790mm、ホイールベースは2520mm。車重は910kgと発表されている。外寸は、先代モデルと同一数値となる。
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7/21インテリアは、水平基調のダッシュボードを中心にデザインを刷新。左のフロントピラーに設置されていた2枚のミラーのうち、サイドアンダーミラーをドアピラー側に移設し、左前方の視界を改善している。助手席グローブボックスの容量が2倍以上となる7.6リッターに拡張されたほか、コンビニフックやドア収納など、日常使いを便利にする工夫が施されているのも新型「N-BOX」の特徴だ。
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8/21ホンダの軽自動車として初めて7インチTFT液晶メーターを採用。従来型のようなステアリングホイールの上から見るタイプではなく、ステアリングホイールの内側から見る方式に変更された。メーターには100種類の背景がランダムに表示されるカレンダーや誕生日を祝う記念日表示機能などのエンタメ要素も内蔵されている。
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9/21従来型と同じく、簡単な操作で後席が折りたためるチップアップ機能も健在だ。地面から床面までの高さは470mmで、室内高は1400mm。Cピラー下部のインナーパネルはグリップ形状になっており、小さな子供の乗り降りをサポートする。
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10/21山岳路を行く「N-BOX」。多くのシチュエーションでエンジン透過音が予想以上に抑えられていることに加え、CVTによる空走感もさらに減少した印象を覚えた。
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11/21「ファッションスタイル」には外板色と同じカラーリングのホイールカバーが標準で備わる。今回の試乗車はこれに155/65R14サイズの「ダンロップ・エナセーブEC300」タイヤを組み合わせていた。
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12/210.66リッターの直3自然吸気エンジンは最高出力58PS/7300rpm、最大トルク65N・m/4800rpmを発生。CVTと組み合わされる。WLTCモードの燃費値は従来型の21.2km/リッターから21.6km/リッターへと、若干ながら改善している。
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13/21ステアリングホイールは新デザインの2本スポークタイプ。右側スポーク部にアダプティブクルーズコントロールの操作スイッチが集中配置される。
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14/21「N-BOX」のスタンダードモデルでは、リア左側のパワースライドドアが標準装備で、同右側は運転席&助手席シートヒーター、シートバックテーブル、オートリトラミラーなどとセットの有償オプションアイテムとなる。
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15/21パワースライドドアには、ホンダの軽自動車として初めてリモコンキーのロックボタンを押しておけばクローズ後に自動でドアが施錠される予約ロック機能が追加された。従来型で右にオフセットされていたテールゲートオープナーは、中央に配置され高さを70mm低めている。
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16/21シートはグレージュとグレーの2トーンファブリックで、ソファのような質感と柔らかな触感が特徴。座面の角や背もたれの肩口など手をつきやすい箇所には、汚れが目立ちにくいグレーが配色されている。
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17/21後席は前後に190mmスライドできる。写真は最後部までスライドさせた室内の様子。肘や肩まわりの空間は、先代モデルよりも55mm拡大されている。左右にはドリンクホルダー付きのサイドポケットが備わり、特に右側はボックスティッシュが収容できる大容量タイプとなっている。
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18/21後席を最前部までスライドさせた荷室の様子。後席は左右個別にスライドやリクライニング、格納が行える。全長1800mm程度の27インチ自転車も無理なく積載できるという。
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19/21フロントがマクファーソン式、リアが車軸式となるサスペンションも基本設計は従来型に準ずるが、ボディーの強化をはじめとする改良を実施。特に乗り心地と操縦安定性の向上が図られている。
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20/21ホンダN-BOXファッションスタイル
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河村 康彦
フリーランサー。大学で機械工学を学び、自動車関連出版社に新卒で入社。老舗の自動車専門誌編集部に在籍するも約3年でフリーランスへと転身し、気がつけばそろそろ40年というキャリアを迎える。日々アップデートされる自動車技術に関して深い造詣と興味を持つ。現在の愛車は2013年式「ポルシェ・ケイマンS」と2008年式「スマート・フォーツー」。2001年から16年以上もの間、ドイツでフォルクスワーゲン・ルポGTIを所有し、欧州での取材の足として10万km以上のマイレージを刻んだ。
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