-
1/19
-
2/192022年11月の米ロサンゼルスモーターショーで世界初公開された「ポルシェ911ダカール」。公道のみならず、オフロードでの高い走行性能も併せ持つという全世界2500台の限定販売モデルだ。
-
3/19「ポルシェ911ダカール」は、1984年のパリ・ダカールラリーで総合優勝を飾った「ポルシェ911カレラ3.3 4×4バリダカール」(953型)のオマージュとして企画された。車両本体価格は3099万円。
-
4/19車体後部に搭載されるパワーユニットは「911 GTS」譲りの3リッター水平対向6気筒ツインターボユニットで、最高出力480PS/6500rpm、最大トルク570N・m/2300-5000rpmを発生。8段PDKを介して4輪を駆動する。
-
5/19オフロード走行に合わせて専用開発された「ピレリ・スコーピオン オールテレインプラス」タイヤを装着。トレッドの深さは9mmで、サイドウォールとトレッドは2層のカーカスプライで強化される。サイズはフロントが245/45ZR19、リアが295/40ZR20。
-
ポルシェ 911 の中古車webCG中古車検索
-
6/19「ポルシェ911ダカール」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4530×1864×1338mm、ホイールベースは2450mm。軽量化対策も十分に行われ、車重は1605kgに抑えられている。
-
7/19「911 GT3」と同様のエアアウトレット付きボンネットと固定式リアスポイラーは、軽量化と強度を両立させたCFRP製。
-
8/19「911ダカール」のインテリア。ダッシュボードやセンターコンソールのデザインは911に準ずるが、パネル表面がブルーとシェイドグリーンのステッチをあしらったRace-Texトリムになるなど、特別仕立てになっている。
-
9/19ドライビングモードには、駆動力配分がリア寄りとなる「ラリー」と、車高が自動的に上がる「オフロード」の2つの専用モードが採用される。ステアリングホイールのロータリースイッチで任意に設定できる。
-
10/19「911ダカール」はサスペンションのストロークが豊かで、ちょっとした段差でも少し大げさに上下動する。市街地の交差点を曲がるくらいでもゆったりロールするなど、911の標準仕様とは異なった走行フィーリングが味わえる。
-
11/19CFRP製のシェルとパーフォレーション加工が施されたRace-Tex表皮が特徴となるフルバケットシートを標準で装備。ブルーのシートベルトは、オプションの「ラリーデザインパッケージ」に含まれるアイテムとなる。
-
12/19リアシートが撤去され2シーター仕様となる「911ダカール」。今回の試乗車に備わっていたキャビン後部のロールケージは、有償オプションとなる「ラリースポーツパッケージ」を選択すると装備される。
-
13/19標準仕様の「911」では見られない前後フェンダーのクラッディングも「911ダカール」の特徴となる装備のひとつ。サイドシルにはステンレス製のアンダーガードが備わる。
-
14/19「911ダカール」のフロントセクション。赤いアルミ製けん引フックとステンレス製のアンダーガードがワイルドな雰囲気を演出している。アプローチアングルは14.2°から16.4°と発表されている。
-
15/19バンパー下に3つのアイレットが並ぶステンレス製のアンダープロテクションを標準で装備。エキゾーストフィニッシャーは左右に振り分けられた2本出しで、コックピットのスイッチ操作によって排気音のボリュームを2段階で調整できる。
-
16/19「911ダカール」の最低地上高は161mm。標準装備のリフトシステムによってフロントエンドとリアエンドの高さをさらに30mm上げることもできる。写真は車高をアップした様子。
-
17/19オプションの「ラリーデザインパッケージ」は「ホワイト/ジェンシャンブルーメタリック」の2トーン仕上げが基本で、レッドとゴールドのデコレーティブストライプに加え、ドアに「Rothmands」ならぬ「Roughroads」ロゴがあしらわれる。車両サイドのパーソナルスタートナンバーは1から999までの数字からチョイスできる。
-
18/19ポルシェ911ダカール
-
19/19

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
ポルシェ 911 の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】 2025.12.6 マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。
-
日産エクストレイルNISMOアドバンストパッケージe-4ORCE(4WD)【試乗記】 2025.12.3 「日産エクストレイル」に追加設定された「NISMO」は、専用のアイテムでコーディネートしたスポーティーな内外装と、レース由来の技術を用いて磨きをかけたホットな走りがセリングポイント。モータースポーツ直系ブランドが手がけた走りの印象を報告する。
-
アウディA6アバントe-tronパフォーマンス(RWD)【試乗記】 2025.12.2 「アウディA6アバントe-tron」は最新の電気自動車専用プラットフォームに大容量の駆動用バッテリーを搭載し、700km超の航続可能距離をうたう新時代のステーションワゴンだ。300km余りをドライブし、最新の充電設備を利用した印象をリポートする。
-
ドゥカティXディアベルV4(6MT)【レビュー】 2025.12.1 ドゥカティから新型クルーザー「XディアベルV4」が登場。スーパースポーツ由来のV4エンジンを得たボローニャの“悪魔(DIAVEL)”は、いかなるマシンに仕上がっているのか? スポーティーで優雅でフレンドリーな、多面的な魅力をリポートする。
-
ランボルギーニ・テメラリオ(4WD/8AT)【試乗記】 2025.11.29 「ランボルギーニ・テメラリオ」に試乗。建て付けとしては「ウラカン」の後継ということになるが、アクセルを踏み込んでみれば、そういう枠組みを大きく超えた存在であることが即座に分かる。ランボルギーニが切り開いた未来は、これまで誰も見たことのない世界だ。
新着記事
-
NEW
アウディS6スポーツバックe-tron(4WD)【試乗記】
2025.12.8試乗記アウディの最新電気自動車「A6 e-tron」シリーズのなかでも、サルーンボディーの高性能モデルである「S6スポーツバックe-tron」に試乗。ベーシックな「A6スポーツバックe-tron」とのちがいを、両車を試した佐野弘宗が報告する。 -
NEW
あのステランティスもNACS規格を採用! 日本のBEV充電はこの先どうなる?
2025.12.8デイリーコラムステランティスが「2027年から日本で販売する電気自動車の一部をNACS規格の急速充電器に対応できるようにする」と宣言。それでCHAdeMO規格の普及も進む国内の充電環境には、どんな変化が生じるだろうか。識者がリポートする。 -
アウディRS 3スポーツバック(後編)
2025.12.7ミスター・スバル 辰己英治の目利きミスター・スバルこと辰己英治が、最高出力400PSの「アウディRS 3」をチェック。かつて、同じようなハイパフォーマンス4WDを数多く手がけてきた彼の目に、このマシンはどう映るのか? ドイツが誇る超高速コンパクトの“気になるところ”とは? -
トヨタ・アクアZ(FF/CVT)【試乗記】
2025.12.6試乗記マイナーチェンジした「トヨタ・アクア」はフロントデザインがガラリと変わり、“小さなプリウス風”に生まれ変わった。機能や装備面も強化され、まさにトヨタらしいかゆいところに手が届く進化を遂げている。最上級グレード「Z」の仕上がりをリポートする。 -
レクサスLFAコンセプト
2025.12.5画像・写真トヨタ自動車が、BEVスポーツカーの新たなコンセプトモデル「レクサスLFAコンセプト」を世界初公開。2025年12月5日に開催された発表会での、展示車両の姿を写真で紹介する。 -
トヨタGR GT/GR GT3
2025.12.5画像・写真2025年12月5日、TOYOTA GAZOO Racingが開発を進める新型スーパースポーツモデル「GR GT」と、同モデルをベースとする競技用マシン「GR GT3」が世界初公開された。発表会場における展示車両の外装・内装を写真で紹介する。






























