-
1/23
-
2/23日本では5代目、グローバルでは4代目のモデルにあたる新型「スイフト」。累計900万台の販売を誇る、スズキの大黒柱だ。
-
3/23インテリアは黒の内装色にライトグレーのオーナメントの組み合わせ。シルバーガーニッシュ付きの本革巻きステアリングホイールは「ハイブリッドMZ」の専用装備だ。
-
4/23フロントシートはショルダーから脇にかけての表皮の割り方を一新。ヘッドレストの厚みも10mm増している。色は「ハイブリッドMX」「ハイブリッドMZ」がブラックとメランジグレーのツートン、「MG」がブラックのモノトーン。
-
5/23リアシートは6:4の分割可倒式。居住性は従来モデルと基本的に共通だ。
-
スズキ スイフト の中古車webCG中古車検索
-
6/23サイドビューでは、Cピラーでキックアップしていたベルトラインが後端まで一直線となり、ピラーに隠すように設けられていたドアハンドルが、ドアパネル側に移された。
-
7/23これまでのモデルからイメージが刷新されたフロントマスク。フロントまわりの延長は、新しい運転支援システム用のミリ波レーダーを積むスペースを確保するためでもあった。
-
8/23スズキとしてはこれが初採用となる9インチのディスプレイオーディオ。通信サービス「スズキコネクト」に対応したり、USBポート(Type-A/Type-C)に加えてオプションでワイヤレス充電器(スズキ初)を用意したりと、このあたりの機能・装備も劇的に強化された。
-
9/23メーターパネルは速度計に加えてエンジン回転計も備えたスポーティーな2眼式。中央には燃費情報や運転支援システムの作動状態などを示すマルチインフォメーションディスプレイが装備される。
-
10/23試乗車の車体色に用いられていた「フロンティアブルーパールメタリック」は、スズキの100周年(2020年)に合わせて企画・開発された色だ。コロナ禍などが重なり、この新型「スイフト」で初お披露目となった。
-
11/23新開発の「Z12E」型1.2リッター直3ガソリンエンジン。EGR(排ガス再循環)システムや吸気VVT、電動ウオーターポンプ、高速燃焼と高い冷却性を備えたシリンダーヘッドの採用などにより、優れた燃費性能を実現している。
-
12/23CVTのセレクターはセンターコンソールに配置。「ハイブリッドMZ」には、スズキの小型車として初めて電動パーキングブレーキが採用された。
-
13/23車体形状の最適化に加え、空力デザインの取り入れられたホイールや、バックドアサイドスポイラー、各種アンダーカバーの採用により、空力性能も向上。従来型よりCd値(空気抵抗係数)は4.6%も低減した。
-
14/23ブラック塗装と切削光輝加工が施された「ハイブリッドMZ」の16インチアルミホイール。「ハイブリッドMX」には同じ造形のシルバー塗装のアルミホイールが、「MG」には15インチのスチールホイールとフルホイールキャップが装備される。
-
15/23新型「スイフト」はミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた新しい運転支援システムを採用。監視エリアの広角化により、右左折時に歩行者や自転車などを検知できるようになった。また車線維持支援システムも、車線を認識しにくい場面でも前走車の軌跡を参考に機能を維持するようになっている。
-
16/23安全装備では、スズキ初のドライバーモニタリングシステムの採用もトピック。ドライバーのわき見や居眠りを検知し、警報を発する機能だ。写真はセンターディスプレイの右上に備えられた“監視カメラ”。
-
17/23荷室については高さを875mm(従来比+5mm)、幅を1155mm(+15mm)とするなど、細かな改良を実施。テールゲート開口部も、地上高を705mm(―10mm)に低めつつ、開口部の高さを645mm(+25mm)に拡大している。
-
18/23フットワークのよさに加え、静かさや快適さも向上していた新型「スイフト」。普段使いから週末のツーリングまで、気持ちよく使えるコンパクトカーに仕上がっていた。
-
19/23スズキ・スイフト ハイブリッドMZ
-
20/23
-
21/23
-
22/23
-
23/23

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
スズキ スイフト の中古車webCG中古車検索
試乗記の新着記事
-
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】 2025.9.10 「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。
-
ホンダ・レブル250 SエディションE-Clutch(6MT)【レビュー】 2025.9.9 クラッチ操作はバイクにお任せ! ホンダ自慢の「E-Clutch」を搭載した「レブル250」に試乗。和製クルーザーの不動の人気モデルは、先進の自動クラッチシステムを得て、どんなマシンに進化したのか? まさに「鬼に金棒」な一台の走りを報告する。
-
MINIジョンクーパーワークス コンバーチブル(FF/7AT)【試乗記】 2025.9.8 「MINIコンバーチブル」に「ジョンクーパーワークス」が登場。4人が乗れる小さなボディーにハイパワーエンジンを搭載。おまけ(ではないが)に屋根まで開く、まさに全部入りの豪華モデルだ。頭上に夏の終わりの空気を感じつつ、その仕上がりを試した。
-
ロイヤルエンフィールド・クラシック650(6MT)【レビュー】 2025.9.6 空冷2気筒エンジンを搭載した、名門ロイヤルエンフィールドの古くて新しいモーターサイクル「クラシック650」。ブランドのDNAを最も純粋に表現したという一台は、ゆっくり、ゆったり走って楽しい、余裕を持った大人のバイクに仕上がっていた。
-
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】 2025.9.4 24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。
新着記事
-
NEW
思考するドライバー 山野哲也の“目”――BMW M5編
2025.9.11webCG Moviesシステム最高出力727PS、システム最大トルク1000N・mという新型「BMW M5」に試乗した、レーシングドライバー山野哲也。規格外のスペックを誇る、スーパーセダンの走りをどう評価する? -
NEW
日々の暮らしに寄り添う新型軽BEV 写真で見る「ホンダN-ONE e:」
2025.9.11画像・写真ホンダの軽電気自動車の第2弾「N-ONE e:(エヌワンイー)」の国内販売がいよいよスタート。シンプルさを極めた内外装に、普段使いには十分な航続可能距離、そして充実の安全装備と、ホンダらしい「ちょうどいい」が詰まったニューモデルだ。その姿を写真で紹介する。 -
NEW
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ
2025.9.11デイリーコラム何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。 -
NEW
ポルシェ911カレラT(前編)
2025.9.11谷口信輝の新車試乗製品の先鋭化に意欲的なポルシェが、あえてピュアな楽しさにこだわったというモデル「ポルシェ911カレラT」。さらなる改良を加えた最新型を走らせた谷口信輝は、その仕上がりにどんなことを思ったか? -
NEW
第927回:ちがうんだってば! 「日本仕様」を理解してもらう難しさ
2025.9.11マッキナ あらモーダ!欧州で大いに勘違いされている、日本というマーケットの特性や日本人の好み。かの地のメーカーやクリエイターがよかれと思って用意した製品が、“コレジャナイ感”を漂わすこととなるのはなぜか? イタリア在住の記者が、思い出のエピソードを振り返る。 -
トヨタ・カローラ クロスZ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.9.10試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルが登場。一目で分かるのはデザイン変更だが、真に注目すべきはその乗り味の進化だ。特に初期型オーナーは「まさかここまで」と驚くに違いない。最上級グレード「Z」の4WDモデルを試す。