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1/13今回はイタリアで逆走事故が起きる背景をさぐる。写真は自動車専用道路にもかかわらず、中央分離帯がない例。シエナの環状道路で撮影。
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2/132022年12月に起きた事故現場付近を走行してみる。この道を誤進入したクルマが逆走してきたという。
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3/132022年12月、シエナ市街の新聞雑誌スタンドで。店頭に貼られた新聞のヘッドラインは、自動車道“アウトパリオ”で、逆走による死亡事故が起きたことを伝えている。
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4/13白の「フィアット・ストラーダ」が大きなロータリーと知らず、奥の道路から向かって右側に誤進入。一歩間違えば、青いトラックと正面衝突するところだった。
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5/13方向転換する「フィアット・ストラーダ」。シエナで2022年4月撮影。
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6/13上記の誤進入が起きた周辺。他の方向からも間違って入らないよう、近年標識が設置された。
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7/13筆者が逆走車に遭遇したシエナの環状道路インターチェンジの現場。左側の出口ランプを降りてきたところ、誤進入してきた車両がいた。
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8/132022年12月の逆走事故は、写真内の出口ランプ(白いキア車がやってくるレーン)に入り、そのまま本線に進入してしまったことが原因だった。シエナ北インターチェンジにて。
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9/13イタリアを代表する幹線高速道路、アウトストラーダA1号線“太陽の道”でも、出口ランプと入り口ランプを対向車線で済ませていることが多い。これは、フィレンツェ郊外インプルネータのインターチェンジ。
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10/13A1号線上における別のランプ。路面上に矢印が記されているものの、右側の進入禁止の標識は、手前の指定方向以外進行禁止の標識に隠れてしまっている。
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11/13俯瞰(ふかん)すればロータリーだが、運転者の視点では即座にそれと判断できないときがある。
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12/13なじみがない地域ではルートに気を取られ、自分が正しい車線にいるかの注意が散漫になるから要注意だ。
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13/13近年、高速道路では進入禁止の標識が拡充されているが、単なる自動車専用道路や一般道ではまだ不十分である。

大矢 アキオ
Akio Lorenzo OYA 在イタリアジャーナリスト/コラムニスト。日本の音大でバイオリンを専攻、大学院で芸術学、イタリアの大学院で文化史を修める。日本を代表するイタリア文化コメンテーターとしてシエナに在住。NHKのイタリア語およびフランス語テキストや、デザイン誌等で執筆活動を展開。NHK『ラジオ深夜便』では、25年間にわたってリポーターを務めあげる。『ザ・スピリット・オブ・ランボルギーニ』(光人社)、『メトロとトランでパリめぐり』(コスミック出版)など著書・訳書多数。近著は『シトロエン2CV、DSを手掛けた自動車デザイナー ベルトーニのデザイン活動の軌跡』(三樹書房)。イタリア自動車歴史協会会員。
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