-
1/122023年11月、米ロサンゼルスオートショーにおいて発表された新型「フォレスター」。1997年に登場した初代モデルから数えて6代目にあたる。米国ではこれまでに260万台以上を販売したスバルの主力SUVだ。
-
2/12クロスオーバーSUV「スバルXV」の後継モデルとなる「クロストレック」は、2022年9月に登場。最新モデルは始祖である「インプレッサXV」から数えて4代目にあたる。国内では2リッター水平対向4気筒マイルドハイブリッドの「e-BOXER」のみがラインナップされる。
-
3/12「e-BOXER」は、最高出力145PSの2リッター水平対向4気筒直噴ユニットとCVTの間に同13.6PSのモーターを挟み込み、駆動アシストや回生充電を行うマイルドハイブリッドシステムを採用している。
-
4/12先に米国で発表された新型「フォレスター」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4656×1829×1730mm、ホイールベース=2670mm。「スバルグローバルプラットフォーム」をさらに進化させたフルインナーフレーム構造を採用し、最高出力180HPの2.5リッター水平対向4気筒エンジンを搭載している。
-
5/12スバルの電動化への道筋をつくったとされる取締役会長の中村知美氏は、2023年3月まで同社の代表取締役社長CEOを務めた。販売の軸足を置く米国市場で、9年連続前年超えの販売シェアを達成。2011年に2.09%だったシェアを2020年には4.2%にまで伸ばし、2030年に全世界販売台数120万台+αという目標の基礎を固めた。
-
スバル の中古車webCG中古車検索
-
6/122026年末時点でラインナップが予定される純電動SUVは、現在販売されている「ソルテラ」を含む4モデル。スバルの矢島工場で生産するBEVはトヨタにも供給され、反対にトヨタの米国工場で生産されるBEVはスバルに供給される。(スバルのオフィシャルウェブサイトより)
-
7/12スバルの2030年における電動車販売比率目標は「BEVが50%で残る50%がHEV」と読むことができるが、HEVと純エンジン車の販売比率には触れられていない。(スバルのオフィシャルウェブサイトより)
-
8/122022年4月に登場した「ソルテラ」は、スバルがトヨタと共同開発したBEV。トヨタブランドの「bZ4X」が姉妹車としてラインナップされる。一充電走行距離はFWD車が530km前後、4WD車が460km前後で、車両本体価格は627万円から715万円。
-
9/12スバルが「新経営体制における方針」のアップデートで発表した電動モデルの生産工場と生産のスケジュール。フルハイブリッドのパワートレイン「次世代e-BOXER」は、埼玉・北本工場で製造される。(スバルのオフィシャルウェブサイトより)
-
10/12スバルとアイシンは2024年3月12日、スバルの次世代電気自動車に搭載する駆動ユニット「eAxle」を共同開発・分担生産すると発表した。写真左はスバルの代表取締役社長 大崎 篤氏、同右はアイシンの取締役社長 吉田守孝氏。
-
11/12スバルとアイシンの協業によって製造される新世代「eAxle」は、スバルが2020年代後半から生産開始するBEVに搭載される予定。ギアやモーター、インバーターといった部品をパッケージ化することで、従来のエンジン+トランスミッションに対して2分の1程度のサイズへと小型・軽量化され、「省スペース」「電費の向上」「低コスト化」といった効果も生み出す。
-
12/12「STI」のコンプリートモデルや「WRX S4 STI Sport#」(写真)といった希少なエンジン車は、今後中古車価格が徐々に上がっていくものとマニア筋は予想している。

玉川 ニコ
自動車ライター。外資系消費財メーカー日本法人本社勤務を経て、自動車出版業界に転身。輸入中古車専門誌複数の編集長を務めたのち、フリーランスの編集者/執筆者として2006年に独立。愛車は「スバル・レヴォーグSTI Sport R EX Black Interior Selection」。
スバル の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代NEW 2025.9.17 トランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。
-
スズキが未来の技術戦略を発表! “身近なクルマ”にこだわるメーカーが示した問題提起 2025.9.15 スズキが、劇的な車両の軽量化をかなえる「Sライト」や、次世代パワートレインなどの開発状況を発表。未来の自動車はどうあるべきか? どうすれば、生活に寄りそうクルマを提供し続けられるのか? 彼らの示した問題提起と、“身近なクルマ”の未来を考える。
-
新型スーパーカー「フェノメノ」に見る“ランボルギーニの今とこれから” 2025.9.12 新型スーパーカー「フェノメノ」の発表会で、旧知の仲でもあるランボルギーニのトップ4とモータージャーナリスト西川 淳が会談。特別な場だからこそ聞けた、“つくり手の思い”や同ブランドの今後の商品戦略を報告する。
-
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ 2025.9.11 何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。
-
「日産GT-R」が生産終了 18年のモデルライフを支えた“人の力” 2025.9.10 2025年8月26日に「日産GT-R」の最後の一台が栃木工場を後にした。圧倒的な速さや独自のメカニズム、デビュー当初の異例の低価格など、18年ものモデルライフでありながら、話題には事欠かなかった。GT-Rを支えた人々の物語をお届けする。
新着記事
-
NEW
スズキeビターラ
2025.9.17画像・写真スズキの電動化戦略の嚆矢(こうし)となる、新型電気自動車(BEV)「eビターラ」。小柄でありながら力強いデザインが特徴で、またBセグメントのBEVとしては貴重な4WDの設定もポイントだ。日本発表会の会場から、その詳細な姿を写真で紹介する。 -
NEW
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.9.17エディターから一言栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。 -
NEW
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】
2025.9.17試乗記最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。 -
NEW
第85回:ステランティスの3兄弟を総括する(その3) ―「ジープ・アベンジャー」にただよう“コレジャナイ感”の正体―
2025.9.17カーデザイン曼荼羅ステランティスの将来を占う、コンパクトSUV 3兄弟のデザインを大考察! 最終回のお題は「ジープ・アベンジャー」だ。3兄弟のなかでもとくに影が薄いと言わざるを得ない一台だが、それはなぜか? ただよう“コレジャナイ感”の正体とは? 有識者と考えた。 -
NEW
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代
2025.9.17デイリーコラムトランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。 -
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
2025.9.16あの多田哲哉のクルマQ&Aエンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。