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2/222023年11月に日本導入が発表された「MINIカントリーマン」。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4445×1845×1660mmと、既存の「MINIクロスオーバー」(同4315×1820×1595mm)より大幅に拡大している。
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3/22インストゥルメントパネルまわりは、各種インターフェイスを巨大な円形ディスプレイに集約したことでシンプルなデザインとなった。
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4/22「MINIカントリーマン」には「Classic」「Favoured」「John Cooper Works」の3種類のトリムが用意されており、内外装の装飾はもちろん、John Cooper Worksでは足まわりやブレーキの仕様も異なってくる。試乗車にはオプションのFavouredトリムが用いられていた。写真はFavouredとJohn Cooper Worksに装備される、「John Cooper Worksスポーツシート」。
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5/22これまで日本では「クロスオーバー」と名乗っていたMINIのSUVモデルだが、3世代目にあたる新型では、日本でも欧州などと同じ「カントリーマン」に車名が改められた。
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6/22ダッシュボード中央に備わる、巨大なタッチスクリーン。速度計といった計器類の機能に加え、ナビゲーション、インフォテインメントシステム、空調のコントローラー、車載機能の各種設定等、さまざまな機能がここに統合されている。
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7/22物理スイッチはダッシュボード中央下部のパネルにまとめて配置。イグニッションスイッチやシフトセレクターなどに加え、「MINIエクスペリエンスモード」の切り替えスイッチも備わっている。
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8/22ダッシュボードなどにはイルミネーションで模様が浮かび上がる仕組み。これも「MINIエクスペリエンスモード」に応じて模様の形や色が変化する。
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9/22ドライバー前方に備わるメーター類まで廃止された「MINIカントリーマン」だが、かわってコンバイナータイプのヘッドアップディスプレイが全車に標準で装備される。おかげで、ドライブ中は前方からあまり目を離さないで運転が可能だ。
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10/22ラインナップはガソリン車の「C」「S ALL4」「ジョンクーパーワークス」、ディーゼル車の「D」、電気自動車の「E」「SE ALL4」の6種類。S ALL4には最高出力204PSの2リッター直4ガソリンターボエンジンが搭載される。
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11/22「S ALL4」のホイールサイズは18インチが標準で、タイヤサイズは225/55R18となる。19インチのタイヤ&ホイールセットを装着するには「John Cooper Works」トリムを選ぶ必要がある。
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12/22豊富なラインナップを誇る「MINIカントリーマン」だが、4WD車を選べるのは「S ALL4」「ジョンクーパーワークス」「SE ALL4」の3グレードのみ。逆にそれらのグレードには、FF車は用意されない。
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13/22「BMW X1」などと主要コンポーネントを共有する「MINIカントリーマン」。シャシー性能は非常に高く、快適な乗り味と高い操縦安定性を実現している。
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14/22リアシートは6:4の2分割でスライド/リクライニングが、4:2:4の3分割で格納が可能。後席の乗員向けに、リアシートエアコンや2口のUSB Type-Cポートなどが装備される。
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15/22荷室容量は505リッターで、後席をたためば1530リッターまで拡張可能。フロアボードは脱着不可の固定式で、開けると床下の収納スペースが現れる。
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16/22ステアリングホイールは一見すると3スポークだが、センター下のスポークはナイロンベルト製の“ダミー”。こうしたところにも、MINIならではの遊び心がちりばめられている。
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17/22従来モデルよりサイズアップし、より快適で上質なクルマに進化した「MINIカントリーマン」。とがった個性が武器だったこれまでのモデルとは異なり、CセグメントのSUVとして、真っ向勝負するクルマとなったようだ。
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18/22MINIカントリーマンS ALL4
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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