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1/122024年6月27日に正式発表されたホンダの新型「フリード」。同年6月28日に発売された。初代モデルが2008年5月に、2代目が2016年9月に登場。新型は3代目にあたり、8年ぶりのフルモデルチェンジとなる。写真は「フリード エアー」。
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2/12前後フェンダーにホイールアーチプロテクターを装着する「クロスター」。従来型よりもアウトドアテイストのキャラクターが、しっかりと打ち立てられている。全幅が「エアー」よりも25mm拡大され、3ナンバー車となったのも新しいクロスターの特徴だ。
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3/12水平基調でクリーンな視界確保を重視してデザインされた新型「フリード」のインストゥルメントパネル。従来型はダッシュボード上部に横長のメーターを配置していたが、新型では2本スポーク形状が特徴的なステアリングホイールの奥に7インチ液晶ディスプレイが置かれる。
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4/12フロントシートの内側アームレストにコンビニフックが備わる。こうした日常使いで便利な機能やこだわりの工夫が新型「フリード」には数多く採用されている。
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5/123列シート6人乗り(写真)と同7人乗りのレイアウトを採用する「フリード エアー」のキャビン。内装色はグレージュとブラックから選択できる。2列目シートがベンチタイプとなる7人乗りが用意されるのはエアーのみとなる。
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6/122列シート5人乗り(写真)と3列シート6人乗りが設定される「クロスター」のキャビン。内装色はアウトドアテイストを盛り込んだブラック×カーキのコンビカラーのみの設定。2列シート車の荷室には、上下を2分割して活用できるユーティリティーボードが備わっている。
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7/12車いすの積載に対応する「スロープ」(写真)と助手席シートが回転する「リフトアップシート」のいわゆる福祉車両は、今回「クロスター」にのみ設定される。あえてアクティブなエクステリアデザインのクロスターに福祉車両を用意したのは、「家族や仲間と自由にいろいろなところに出かけてほしい」という開発陣の強い思いからだという。
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8/12新型「フリード」の全モデルに、はっ水・はつ油機能のあるシート表皮「ファブテクト」が採用される。油汚れや泥汚れなどはさっとひと拭きするだけでキレイになり、シミになりにくい。子育て世代やアウトドア趣味のユーザーの強い味方になってくれるだろう。
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9/12左が「フリード クロスター」、右が「フリード エアー」。価格はガソリンエンジンを搭載するエアー(6人乗り/FF車)の250万8000円から、「e:HEV」を搭載するクロスター(6人乗り/4WD車)の343万7500円まで。筆者の最寄り販売店によると、現在までの受注ではe:HEVの人気が圧倒的で、エアーが7割近くを占めるという。
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10/12速度調整と進路補正機能が付く電動ウインチとスライド式の「スーパーフレックススロープ」が搭載される2列シート6人乗り(車いすの乗員含む)の「クロスター スロープ」。展開・収納が簡単に行えるスロープの耐荷重は200kgで、電動ウインチ用のリモコンも標準で装備される。
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11/12スロープを畳み前方に倒せば、2段収納のタップリとした容量のラゲッジスペースとして使える。新型「フリード」から「スロープ」が型式指定車両となったので、持ち込み登録の手間が省ける。誰が購入しても消費税は非課税。
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12/122代目「フリード」のユーザーに熱望されたというリアクーラーが、「エアーEX」の6人乗り仕様などに標準で装備されたのも新型フリードのセリングポイント。暑い日に、これがあるのとないのとでは2列目以降の快適性に大きな差が生じるはずだ。

櫻井 健一
webCG編集。漫画『サーキットの狼』が巻き起こしたスーパーカーブームをリアルタイムで体験。『湾岸ミッドナイト』で愛車のカスタマイズにのめり込み、『頭文字D』で走りに目覚める。当時愛読していたチューニングカー雑誌の編集者を志すが、なぜか輸入車専門誌の編集者を経て、2018年よりwebCG編集部に在籍。
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