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2/311984年に誕生した「トヨタ・ランドクルーザー“70”」。2007年、2014年と、長いモデルライフの間にたびたび大幅改良を受けており、2023年にもフロントまわりの設計変更や安全性の向上といった改良を実施。これを機に、日本でも再々販売されることとなった。
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3/31インテリアは、取って付けたような(失礼!)センターコンソールによって収納関連の利便性が向上。かつてはそこここにあった灰皿が廃止されたのはいいが、マストアンテナの電動伸縮スイッチまでなくなってしまったのが、ちょっと残念。
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4/31エアコンは古式ゆかしきマニュアル式。風量や温度、冷房のコンプレッサーなどはすべて個別に操作するかたちで、最近のオートエアコンに慣れた人は、説明書がないと混乱することになる。
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5/31センタークラスターに備わるUSB Type-Cポート。助手席側のグローブボックス内には、Type-Aのポートも備わっている。
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6/31シートはファブリックと合皮のコンビタイプ。ドアパネルを見ると、助手席側にはドリンクホルダーがあるのだが、運転席側にはない。ドアはテールゲートを含めてラッチが硬く、「バチャン!」と閉まる感覚が懐かしい。慣れないうちは半ドアに注意しよう。
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7/31リアシートは4:6の分割可倒・リクライニング機構付き。前席のコンソールボックスの背面には、後席用のヒーターが装備されている。なお、ナナマルのボディーは“5ナンバー枠時代”そのままなので、ワイドな外見のイメージからすると、車内はやや狭い印象だ。
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8/31メーターは当然のごとく機械式だが、パネルの右側には4.2インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備される。
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9/31「ランドクルーザー“70”」は、2007年にV型エンジンを搭載できるようエンジンコンパートメントを拡幅。その関係で、現在のモデルはリアよりフロントのほうが95mmトレッドが広い。
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10/31エンジンには2.8リッター直4ディーゼルターボの「1GD-FTV」を搭載。排ガスの後処理には尿素SCRシステムを採用しており、左のフロントフェンダーパネルには、その補充口が設けられている。
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11/31荷室容量は510リッターで、左の側壁には工具類が、右の側壁にはフロントウィンドウのウオッシャータンク(というか袋)が収まっていた。
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12/31荷室の大きなサイドウィンドウは、写真のとおり開口が可能。車内の空気を流すことができる。
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13/31木目調の装飾が入った、本革巻きのステアリングホイール。コラムには新たに採用された、クルーズコントロール(定速制御のみ)のコントローラーが備わる。
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14/31リアまわりでは、テールゲートの左右に残されていた海外仕様のテールランプが外され、きちんとカバーでふさがれた。バックカメラの搭載位置は左にオフセットしており、モニターの映像どおりに駐車するとクルマの位置がセンターからずれるので要注意だ。
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15/31センタークラスターに備わるスイッチパネル。冷温時に車内を急速に暖めるためのパワーヒーターや、滑りやすい路面での発進時に用いるセカンドスタート機能、より力強い走りや強めのエンジンブレーキが必要なときに用いるパワーホールド機能、下り坂で車速を一定に保つ「ダウンヒルアシストコントロール」などのスイッチが並ぶ。
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16/31ダッシュボードの右端には、アイドルアップや、ディーゼルパーティキュレートフィルター(DPF)に堆積したススを燃やすDPF再生システムのスイッチが備わる。
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17/31サスペンションは、前後ともに一本の車軸で左右輪をつなぐリジッドアクスル方式。スプリングは前がコイル、後ろがリーフだ。
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18/31耐久性や悪路走破性、メンテナンス性を重視して、直進性や操作性で不利とされる車軸式のフロントサスペンションを守り続けるナナマル。それでいて、これだけの走行安定性を実現したのはお見事である。ステアリングの“据わり”もよくなっていた。
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19/31撮影場所を求めて、オフロードを右往左往するナナマル。副変速機を「4L」に入れると、プリクラッシュブレーキなどの予防安全システムは自動で解除される。
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20/312WDと4WD、ハイレンジとローレンジの切り替えに用いるトランスファーレバー。同じランクルでもワンタッチ式の“250”や“300”とは違い、ナナマルではこうした操作はすべて人力で行う。
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21/31フロントにはデュアルモードオートマチックロッキングハブを装備。「AUTO」の状態では、4WD選択時に自動で駆動軸とホイールハブを締結し、2WDに戻すと解除してくれる。「ROCK」にすると走行中も「2H」と「4H」の切り替えが可能となるが、駆動軸とハブが常時締結状態となるので、2WD走行時の燃費が悪化する。タイヤ交換時に用いる、六角レンチで操作する。
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22/31圧巻の路面追従性は、前後リジッドアクスルの足まわりならでは。万が一スタックしても「アクティブトラクションコントロール」がトラクションを確保。それでもダメな場合に備え、前後にデフロックも装備されている。
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23/31不整地では上下左右に盛大に揺すられるが、その入力は角が取れていておおらかなもの。リアリーフリジッドと聞いて想像するような、きつい突き上げやはじかれるような反動はまったくない。
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24/31悪路走行時の切り札である、フロント/リアデフロックのスイッチ。「アクティブトラクションコントロール」の採用により、触れる機会は減ることだろう。
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25/31ナナマルのスケールのデカさを示す、腹下の巨大な燃料タンク。その容量は脅威の130リッター! ナナマルのカタログ燃費は10.1km/リッターなので、計算上は1300km超の距離を無給油で走破できるのだ。
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26/31対角スタックを試した凹凸を、涼しい顔でクリアするナナマル。今日も世界中の極所において、ナナマルはヤブを漕(こ)いだり、川を渡ったりしているのだろう。
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27/31トヨタ・ランドクルーザー“70”AX
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堀田 剛資
猫とバイクと文庫本、そして東京多摩地区をこよなく愛するwebCG編集者。好きな言葉は反骨、嫌いな言葉は権威主義。今日もダッジとトライアンフで、奥多摩かいわいをお散歩する。
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