-
1/22取材会の会場に展示された「ホンダ0サルーン」。2024年の「CES」で発表されたモデルだ。
-
2/22「ホンダ0シリーズ」のコンセプトをあらためて説明する、本田技研工業 電動事業開発本部 BEV開発センター所長兼BEV企画統括部統括部長の秋和利祐氏。
-
3/22「ホンダ0シリーズ」に関する技術展示の数々。
-
4/22ボディーについては軽量・低床を徹底するほか、旋回時に“よじれる”ことでタイヤのトラクションを高める、独自の設計を導入。衝突安全にも新技術を取り入れており、オフセット衝突時には、衝突エネルギーを回転方向の力に変えていなす構造を取り入れている。
-
5/22プラットフォームでは写真の赤い箇所に2.0GPa級のホットスタンプ材を採用。高い剛性を確保する。
-
ホンダ の中古車webCG中古車検索
-
6/222種類のe-Axle。180kW仕様(左)はインバーターを横に装備、50kW仕様(右)はインバーターを省くことで省スペース化を実現している。
-
7/22新開発の薄型バッテリーパック。バッテリーは北米におけるLGエナジーソリューションとの合弁会社から供給される。
-
8/223D摩擦攪拌接合とは、金属に高速回転するツールを押し付け、摩擦熱で軟化した金属を混ぜ合わせることで結合させる技術。「ホンダ0シリーズ」のバッテリーパックでは、フレーム同士の結合と、冷却用ウオータージャケットの取り付けに用いられる。
-
9/22アクティブエアロダイナミクスシステムの解説。このシステムの採用により、6マイル(約10km)の航続距離の拡大が見込めるという。
-
10/22クルマの頭脳と神経であるE&E(Electrical&Electronic)アーキテクチャー。「ホンダ0シリーズ」にはAD/ADAS用、ダイナミクス/車体電装/エネルギーマネジメント用、デジタルUX用の3つの統合ECUが搭載されるが、将来的には、これらもひとつのECUにまとめたいとしている。
-
11/22AD/ADASおよびダイナミクス統合制御の解説模型。操作系はいずれもバイ・ワイヤ化され、それらを統合制御することで、人とクルマが一体となったような操作性を実現するとしている。
-
12/22周辺環境のモニタリングには、レーザーの照射/反射を用いたLiDARや高精細カメラなどが採用される。
-
13/22写真右の、ひときわ大きなECUは自動運転システム用のAD ECU。高い演算能力が求められるため、水冷式の冷却システムが用いられる。
-
14/22車両のダイナミクス制御には「ASIMO(アシモ)」などの研究開発で培ったロボティクス技術も投入。3次元ジャイロセンサーを用いた高精度な姿勢推定と、車両の統合制御により、クルマの挙動を安定させる。
-
15/22取材会では「ホンダ0シリーズ」の技術(ステア・バイ・ワイヤは除く)が取り入れられた試作車の試乗も実施された。
-
16/22デジタルUXに関するデモンストレーションの様子。「ホンダ0シリーズ」では車両が自車周辺の環境をセンシングし、オーナーが近づいてくると自動でドアやトランクを開けたりするほか、走行中にも乗員の様子をモニタリング。休憩や立ち寄りなどを提案する。
-
17/22車内の状況をモニタリングするAIの思考を文字化したもの。乗員役の説明員には、ペット役のぬいぐるみを抱き上げてもらったり、ケンカしてもらったりと、即興でさまざまな芝居をしてもらったが、AIは随時、かなり正確に現状を把握し、好適な提案を行っていた。
-
18/22こちらはちょっとユニークな、“クルマ好き”へのデジタルUXの提案。「ホンダe」がスポーツカーの「S2000」や新旧「NSX」、果ては「ホンダジェット」のサウンドを奏でるのだ。音に合わせて液晶メーターの表示車体も切り替わり、さらには車体も振動する。
-
19/22これが日本初導入という、6000tクラスのメガキャストマシン。FSW技術との組み合わせにより、さまざまなバッテリーケースを高効率かつフレキシブルにつくれるようになる。
-
20/22CDC接合技術とは、DC溶接でありながらAC溶接のように高いピーク電流と休止時間を交互に発生させる技術。スパッタを抑制し、広い接合範囲でハイテン材を溶接できるうえ、既存のDC溶接機を改良するだけで導入できるため、低コストも実現している。
-
21/22バッテリーパックの組み立てに導入される「フレックスセル生産システム」とは、通常はラインに沿って行われる各工程をセル化し、それらを適宜組み合わせることでパックを組み立てるシステムのこと。仕様の異なるさまざまなバッテリーパックを効率的に生産できるほか、ひとつのセルで不具合が起きても、生産システム全体を止めずに対処することができる。
-
22/22取材会場のエントランスに飾られた「ホンダ0サルーン」。2025年の「CES」では、「ホンダ0シリーズ」の新しいモデルも発表される。

webCG 編集部
1962年創刊の自動車専門誌『CAR GRAPHIC』のインターネットサイトとして、1998年6月にオープンした『webCG』。ニューモデル情報はもちろん、プロフェッショナルによる試乗記やクルマにまつわる読み物など、クルマ好きに向けて日々情報を発信中です。
ホンダ の中古車webCG中古車検索
自動車ニュースの新着記事
-
JMS2025で世界初公開 「MINIポール・スミスエディション」の受注スタート 2025.10.31 BMWジャパンは2025年10月29日、「MINIクーパー」に「Paul Smith Edition(ポール・スミスエディション)」を設定。まずは電気自動車「MINIクーパーSEポール・スミスエディション」から注文の付けを開始した。
-
「プジョー208」にシステム最高出力110PSのマイルドハイブリッドモデルが登場 2025.10.31 ステランティス ジャパンは2025年10月30日、コンパクトハッチバック「プジョー208」に新グレード「208 GTハイブリッド」を追加設定し、同日、販売を開始した。システム最高出力110PSのマイルドハイブリッドパワートレインを搭載する。
-
「BMW M2」のさらなるハードコアモデル「M2 CS」限定発売 2025.10.31 BMWジャパンは2025年10月29日、台数87台限定のハイパフォーマンスモデル「BMW M2 CS」の国内導入を発表。同日、注文の受け付けを開始した。デリバリーの開始時期は、同年11月以降になる見込み。
-
メルセデス・マイバッハの2シーターオープンモデル「SL680モノグラムシリーズ」発売 2025.10.31 メルセデス・ベンツ日本は2025年10月29日、メルセデス・マイバッハブランドの2シーターオープントップスポーツカー「SL680モノグラムシリーズ」の国内導入を発表。同日、販売を開始した。
-
さらにタフにラギッドに 「スバル・クロストレック」の限定車「ウィルダネスエディション」登場 2025.10.31 スバルは2025年10月30日、クロスオーバーSUV「クロストレック」に限定車「ツーリング ウィルダネスエディション」「リミテッド ウィルダネスエディション」を設定。同年11月30日までの期間限定で注文の受け付けを開始した。
新着記事
-
NEW
これがおすすめ! 東4ホールの展示:ここが日本の最前線だ【ジャパンモビリティショー2025】
2025.11.1これがおすすめ!「ジャパンモビリティショー2025」でwebCGほったの心を奪ったのは、東4ホールの展示である。ずいぶんおおざっぱな“おすすめ”だが、そこにはホンダとスズキとカワサキという、身近なモビリティーメーカーが切り開く日本の未来が広がっているのだ。 -
NEW
第850回:10年後の未来を見に行こう! 「Tokyo Future Tour 2035」体験記
2025.11.1エディターから一言「ジャパンモビリティショー2025」の会場のなかでも、ひときわ異彩を放っているエリアといえば「Tokyo Future Tour 2035」だ。「2035年の未来を体験できる」という企画展示のなかでもおすすめのコーナーを、技術ジャーナリストの林 愛子氏がリポートする。 -
NEW
2025ワークスチューニンググループ合同試乗会(前編:STI/NISMO編)【試乗記】
2025.11.1試乗記メーカー系チューナーのNISMO、STI、TRD、無限が、合同で試乗会を開催! まずはSTIの用意した「スバルWRX S4」「S210」、次いでNISMOの「ノート オーラNISMO」と2013年型「日産GT-R」に試乗。ベクトルの大きく異なる、両ブランドの最新の取り組みに触れた。 -
小粒でも元気! 排気量の小さな名車特集
2025.11.1日刊!名車列伝自動車の環境性能を高めるべく、パワーユニットの電動化やダウンサイジングが進められています。では、過去にはどんな小排気量モデルがあったでしょうか? 往年の名車をチェックしてみましょう。 -
これがおすすめ! マツダ・ビジョンXコンパクト:未来の「マツダ2」に期待が高まる【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.31これがおすすめ!ジャパンモビリティショー2025でwebCG編集部の櫻井が注目したのは「マツダ・ビジョンXコンパクト」である。単なるコンセプトカーとしてみるのではなく、次期「マツダ2」のプレビューかも? と考えると、大いに期待したくなるのだ。 -
これがおすすめ! ツナグルマ:未来の山車はモーターアシスト付き【ジャパンモビリティショー2025】
2025.10.31これがおすすめ!フリーランサー河村康彦がジャパンモビリティショー2025で注目したのは、6輪車でもはたまたパーソナルモビリティーでもない未来の山車(だし)。なんと、少人数でも引けるモーターアシスト付きの「TSUNAGURUMA(ツナグルマ)」だ。
注目の記事
-
クルマ好きなら試してみたい旬のタイヤとアクセサリー。webCGのイチオシはこれだ! 特集 -
圧巻のタフネスとキャパシティー。MTBのトップライダーを支える「ディフェンダー130」の活躍に迫る。 特集 -
フルモデルチェンジで全方位に進化した人気のコンパクトカー「MINIクーパー5ドア」の魅力に迫る。 特集 -
この冬注目のオールシーズンタイヤと最新スタッドレスタイヤをwebCGが独自にリポート。 特集
キャンペーン・お得な情報
週間アクセスランキングホンダ
-
なぜ“原付チャリ”の排気量リミットは50ccから125ccになったのか? 2025.10.30 デイリーコラム -
2025-2026日本カー・オブ・ザ・イヤー「10ベスト」が決定 2025.10.30 自動車ニュース -
第89回:「ホンダ・プレリュード」を再考する(後編) ―全部ハズしたら全部ハマった! “ズレ”が生んだ新しい価値観― 2025.10.29 エッセイ -
ホンダが陸・海・空に加えて宇宙のモビリティーを出展【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.29 自動車ニュース -
ホンダがBEVのプロトタイプ2台と市販予定のハイブリッド車を初披露【ジャパンモビリティショー2025】 2025.10.29 自動車ニュース






























