-
1/12「ホンダ・シビックRS」は、2024年9月に行われたシビックのマイナーチェンジに合わせて登場。“ホットハッチ”的な新グレードで、発売から約1カ月となる10月20日時点での累計受注台数は、シビック全体の7割弱を占める約2000台に達したという。
-
2/12「シビックRS」に搭載される1.5リッター直4直噴ターボエンジンは最高出力182PS、最大トルク240N・mを発生。ベースユニットは純ガソリン車と共通となるが、軽量シングルマスフライホイールを採用し、エンジンレスポンスを向上させている。
-
3/12ブラックを基調とした「シビックRS」のインストゥルメントパネル。基本デザインはほかのシビックと共通だが、エアコンの吹き出し口やドアトリム、ステアリングホイールなどに赤いアクセントが入るなど、スポーティーな演出が施されている。
-
4/12「シビックRS」は6段MT車のみの設定。変速時にエンジン回転数を自動で制御し、スムーズなギアチェンジをサポートする「レブマッチシステム」を採用している。
-
5/12ドイツのニュルブルクリンク北コースで、FF車として最速(2023年4月当時・ホンダ調べ)となる7分44秒881のラップタイムを記録した「シビック タイプR」。
-
ホンダ シビック の中古車webCG中古車検索
-
6/12「シビック タイプR」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4595×1890×1405mm、ホイールベースは2735mm。車重はハイブリッドパワートレインを搭載する「シビックe:HEV」よりも30kg軽い1430kgと発表されている。
-
7/12「K20C」と呼ばれる「シビック タイプR」の2リッター直4直噴ターボエンジン。先代モデルより10PS、20N・mアップした最高出力330PS、最大トルク420N・mを発生する。
-
8/12赤と黒のハイコントラストによって「クルマに乗り込むときの高揚感と運転時の集中できる空間」を表現したと紹介される「シビック タイプR」のインテリア。アルカンターラ巻きのステアリングホイールやアルミのセンターコンソールパネルとシフトノブは同モデル専用のアイテムだ。
-
9/12アルミホイールやヘッドランプガーニッシュ、ドアミラー、シャークフィンアンテナなどをブラックでコーディネートする「シビックRS」のエクステリア。足まわりも専用に強化され、コイルスプリングのバネレートは従来比でフロントが2割、リアが3割ほど高い設定になっている。
-
10/12「シビックRS」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4560×1800×1410mm、ホイールベースは2735mm。「シビック タイプR」よりも全幅が90mm狭い。タイプRの乗車定員は4人で、RSは通常のシビックと同じ5人乗りという違いもある。
-
11/12「ベルリナブラック」にペイントされた「シビックRS」グレードの18インチホイール。235/40R18サイズのタイヤが組み合わされる。ちなみに「シビック タイプR」のタイヤサイズは265/30ZR19で、「ミシュラン・パイロットスポーツ4 S」が指定タイヤになっている。
-
12/12「シビックRS」の車両本体価格は419万8700円。同499万7300円の「シビック タイプR」に対して約80万円安価に設定されている。RSの購買層は20代の若者が中心で、タイプRは40~50代の中高年が中心になっているという。

佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
ホンダ シビック の中古車webCG中古車検索
デイリーコラムの新着記事
-
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代NEW 2025.9.17 トランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。
-
スズキが未来の技術戦略を発表! “身近なクルマ”にこだわるメーカーが示した問題提起 2025.9.15 スズキが、劇的な車両の軽量化をかなえる「Sライト」や、次世代パワートレインなどの開発状況を発表。未来の自動車はどうあるべきか? どうすれば、生活に寄りそうクルマを提供し続けられるのか? 彼らの示した問題提起と、“身近なクルマ”の未来を考える。
-
新型スーパーカー「フェノメノ」に見る“ランボルギーニの今とこれから” 2025.9.12 新型スーパーカー「フェノメノ」の発表会で、旧知の仲でもあるランボルギーニのトップ4とモータージャーナリスト西川 淳が会談。特別な場だからこそ聞けた、“つくり手の思い”や同ブランドの今後の商品戦略を報告する。
-
オヤジ世代は感涙!? 新型「ホンダ・プレリュード」にまつわるアレやコレ 2025.9.11 何かと話題の新型「ホンダ・プレリュード」。24年の時を経た登場までには、ホンダの社内でもアレやコレやがあったもよう。ここではクルマの本筋からは少し離れて、開発時のこぼれ話や正式リリースにあたって耳にしたエピソードをいくつか。
-
「日産GT-R」が生産終了 18年のモデルライフを支えた“人の力” 2025.9.10 2025年8月26日に「日産GT-R」の最後の一台が栃木工場を後にした。圧倒的な速さや独自のメカニズム、デビュー当初の異例の低価格など、18年ものモデルライフでありながら、話題には事欠かなかった。GT-Rを支えた人々の物語をお届けする。
新着記事
-
NEW
第844回:「ホンダらしさ」はここで生まれる ホンダの四輪開発拠点を見学
2025.9.17エディターから一言栃木県にあるホンダの四輪開発センターに潜入。屋内全天候型全方位衝突実験施設と四輪ダイナミクス性能評価用のドライビングシミュレーターで、現代の自動車開発の最先端と、ホンダらしいクルマが生まれる現場を体験した。 -
NEW
アウディSQ6 e-tron(4WD)【試乗記】
2025.9.17試乗記最高出力517PSの、電気で走るハイパフォーマンスSUV「アウディSQ6 e-tron」に試乗。電気自動車(BEV)版のアウディSモデルは、どのようなマシンに仕上がっており、また既存のSとはどう違うのか? 電動時代の高性能スポーツモデルの在り方に思いをはせた。 -
NEW
第85回:ステランティスの3兄弟を総括する(その3) ―「ジープ・アベンジャー」にただよう“コレジャナイ感”の正体―
2025.9.17カーデザイン曼荼羅ステランティスの将来を占う、コンパクトSUV 3兄弟のデザインを大考察! 最終回のお題は「ジープ・アベンジャー」だ。3兄弟のなかでもとくに影が薄いと言わざるを得ない一台だが、それはなぜか? ただよう“コレジャナイ感”の正体とは? 有識者と考えた。 -
NEW
トランプも真っ青の最高税率40% 日本に輸入車関税があった時代
2025.9.17デイリーコラムトランプ大統領の就任以来、世間を騒がせている関税だが、かつては日本も輸入車に関税を課していた。しかも小型車では最高40%という高い税率だったのだ。当時の具体的な車両価格や輸入車関税撤廃(1978年)までの一連を紹介する。 -
内燃機関を持たないEVに必要な「冷やす技術」とは何か?
2025.9.16あの多田哲哉のクルマQ&Aエンジンが搭載されていない電気自動車でも、冷却のメカニズムが必要なのはなぜか? どんなところをどのような仕組みで冷やすのか、元トヨタのエンジニアである多田哲哉さんに聞いた。 -
トヨタ・ハリアーZ“レザーパッケージ・ナイトシェード”(4WD/CVT)【試乗記】
2025.9.16試乗記人気SUVの「トヨタ・ハリアー」が改良でさらなる進化を遂げた。そもそも人気なのにライバル車との差を広げようというのだから、その貪欲さにはまことに頭が下がる思いだ。それはともかく特別仕様車「Z“レザーパッケージ・ナイトシェード”」を試す。