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2/192024年7月に日本導入が発表された新型「マセラティ・グランカブリオ」。1950年に登場したマセラティ初のオープントップスポーツカー「A6G 2000コンバーチブル」の系譜に連なるモデルと紹介されている。
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3/19「グランカブリオ」は、2ドアクーペ「グラントゥーリズモ」をベースとする4シーターのオープントップモデル。高性能バージョン「トロフェオ」のみの設定で、車両本体価格は3120万円。
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4/19ミドシップスーパーカー「MC20」譲りのヘッドランプデザインや、トライデントのエンブレムを中央に置く大きなフロントグリルが目を引く「グランカブリオ トロフェオ」のフロントフェイス。左右にカーボンパーツを用いたバンパーデザインは、クーペモデル「グラントゥーリズモ トロフェオ」に準じたものとなっている。
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5/19「グランカブリオ トロフェオ」のボディーサイズは全長×全幅×全高=4960×1950×1380mm、ホイールベースは2929mm。今回の試乗車は、「グリージョ・インコグニト」と呼ばれるボディーカラーをまとっていた。
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6/19「ネットゥーノ」と呼ばれる3リッターV6ツインターボエンジンは最高出力550PS/6500rpm、最大トルク650N・m/2500-5500rpmを発生。フロントのバルクヘッドギリギリに縦置き搭載されている。
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7/19電動格納式ソフトトップはオープン/クローズとも14秒、サイドウィンドウの上げ下げを含めても18秒で動作が完了する。50km/h以下であれば走行中でも開閉できる。
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8/19電動ソフトトップを閉じた様子。ソフトトップは写真の「ブルーマリーン」のほか、「ブラック」「タイタングレー」「グレージュ」「グラナータ」の全5種類から選択できる。
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9/19今回の試乗車は、フロントが20インチ、リアが21インチとなるグロッシーブラック仕上げの「ペガソ」鍛造ホイールを装着していた。ブルーのブレーキキャリパーは7万円の有償オプションとなるアイテム。
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10/19ソフトトップの開閉はタッチパネルを通じて行う。トップを開ける場合は画面の車両イラスト下にある矢印を左にスライドさせホールド、トップを閉じる場合は矢印を右にスライドさせホールドすることで動作が完了する。
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11/19日本導入モデルには、後席を覆う組み立て式のウインドディフレクターが標準で装備される。コンパクトに折りたたみ、付属する布製のバッグに収納できる。
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12/19今回の試乗車では「アイス」と呼ばれるインテリアカラーが選択されていた。フロントシートのヘッドレスト下部には、吹き出す温風によって首まわりを温めることができるネックウォーマーが備わっている。
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13/19ステアリングホイールの右側にダイヤル式のドライブモード切り替えスイッチが備わる。ドライビングモードは「コンフォート」「GT」「スポーツ」「コルサ」の4つからセレクトできる。
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14/1912.2インチの液晶メーターパネルに、12.3インチと8.8インチのタッチ式液晶パネルを組み合わせた先進的なイメージのインストゥルメントパネルは、最新のマセラティに共通するテイストでデザインされている。軽量スポーツペダルとアルミフットレストは、オプションの「スポーツデザインパッケージ」に含まれるアイテム。
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15/19センターコンソールのタッチパネルで表示デザインが選択できる、ダッシュボード中央の「マセラティウオッチ」。表示は「クラシック」(写真)と「スポーツ」「デザイン」の3種類から選択できる。
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16/19荷室容量は131~172リッター。ソフトトップを開ける際は、上部のカバーを引き下げ、ソフトトップの収容スペースをあらかじめ確保する必要がある。
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17/19ワインディングロードを行く「グランカブリオ トロフェオ」。「スポーツ」モードを選択すればエンジンレスポンスが向上し、高まったV6サウンドとともに気持ちよくその走りを楽しめる。
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18/19マセラティ・グランカブリオ トロフェオ
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鈴木 真人
名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。
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