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2/18ホンダの新型燃料電池車「CR-V e:FCEV」。FCスタックで電気を生成して走るほか、容量17.7kWhのバッテリーも搭載しており、外部から充電した電気によるEV走行も可能となっている。
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3/18インテリアの基本デザインは「シック」などでおなじみのもの。センターディスプレイには水素ステーションの検索機能に加え、電気自動車やPHEVのように、充電のタイマー設定などの機能も搭載されている。
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4/18インテリアカラーはブラックのみ。シートには環境負荷を低減するべくバイオ合皮を用いている。
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5/18後席は6:4の分割可倒式。フロントセンターコンソールの背面には、後席用のエアコン吹き出し口と2口のUSB Type-Cポートが、格納式のリアアームレストには2個のカップホルダーが備わる。
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6/18「CR-V e:FCEV」のカットモデル。FCユニットやeアクスルは完全にボンネット下に収まっており、キャビンの床下にバッテリーが、フロントセンターコンソールの下に普通充電機が、リアシートの下と後方に容量53リッターと同56リッターの水素タンクが搭載される。
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7/18フロントに搭載されるFCユニット。補機類を取っ払うとFCスタックそのものは四角い箱型をしている。ホンダでは電極集合体と内部に冷却液の流路を持つバイポーラプレートからなるセルを積層した、バイポーラ型のFCスタックを採用している。
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8/18FCスタックで生成した電気やバッテリー内の電気は、普通充電にも用いるAC充給電口から取り出すことが可能。またトランク内にはCHAdeMO規格のDC給電口も設けられている。
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9/18パワートレインの制御モードは「AUTO」「EV」「SAVE」「CHARGE」の4種類。青い「e」のボタンを短く押すと、AUTO→EV→SAVEの順でモードが切り替わり、ボタンを長押しすると、バッテリーに充電しながら走るCHARGEモードに切り替わる。
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10/18車体については、FCスタックの搭載にともない専用のフロントバルクヘッド/バンパービームを採用したほか、水素タンクを搭載するため、リアにも専用のフロアパネルやフロアアッパークロスメンバーを採用。衝突安全性向上のため、車体中央部の床面にも補強が追加された。
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11/18水素タンクを積む関係で荷室には大きな段差ができているが、フロアボードを上段にセットすれば、フラットな床面が得られる。
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12/18外部給電のためにFCスタックで発電する際、その後の走行などに必要となる水素まで使い切ってしまわないよう、発電システムには「給電下限水素残量設定」機能も備わっている。
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13/182024年11月現在の水素の価格は、1kgあたりエネオスで2200円、イワタニで1650円。仮にイワタニで充填(じゅうてん)すると、1km走行あたりの出費は約12.8円となる(WLTCモード燃費で計算)。維持費の参考にどうぞ。
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14/18ホンダCR-V e:FCEV
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渡辺 敏史
自動車評論家。中古車に新車、国産車に輸入車、チューニングカーから未来の乗り物まで、どんなボールも打ち返す縦横無尽の自動車ライター。二輪・四輪誌の編集に携わった後でフリーランスとして独立。海外の取材にも積極的で、今日も空港カレーに舌鼓を打ちつつ、世界中を飛び回る。
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