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1/22
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2/229代目となる新型「フォルクスワーゲン・パサート」。同世代では、中国をのぞいて主要マーケットでのセダンの設定を廃止。日本でもワゴンボディーの「ヴァリアント」のみが販売されることとなった。
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3/22整然とした印象のインストゥルメントパネルまわり。内装色は仕様を問わずブラックのみの設定となる。
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4/22試乗車のパワートレインは1.5リッターガソリンターボエンジンとプラグインハイブリッド機構を組み合わせた「eHybrid」。同仕様のトランスミッションは6段DSG、駆動方式はFFとなる。
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5/22タイヤサイズはトリムグレードによって異なり、「エレガンスベーシック」が215/55R17、「エレガンス」が235/45R18(写真)、「Rライン」が235/40R19となる。
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6/22新型「パサート」の運転席まわり。10.25インチのデジタルメータークラスターが全車に装備されるほか、「エレガンス」「Rライン」にはヘッドアップディスプレイも搭載される。
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7/22インフォテインメントシステムには音声操作機能を備えた最新世代の「MIB4」を採用。「エレガンス」「Rライン」には、15インチの巨大なタッチスクリーンが装備される。
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8/22ステアリングコラムに備わるシフトセレクター。上に回すと前進方向の「D」「S」に、下に回すと後進方向の「R」にギアが入り、頭頂部のボタンを押すと「P」に入る。
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9/22ステアリングホイールに備わるアダプティブクルーズコントロールの操作スイッチ。運転支援システムの機能は全車共通で、レーンチェンジアシストや緊急時停車支援システムなども搭載される。
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10/22「エレガンス」のシート表皮はマイクロフリースが標準だが、試乗車には、運転席/助手席に電動調整機構やベンチレーション機能を備えた、オプションのレザーシートが装備されていた。同オプションを選択すると、前席のマッサージ機能も3チャンバー式から10チャンバー式に“格上げ”される。
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11/22ホイールベースの伸長により、従来型よりゆとりが増したリアシート。後席用空調やUSB Type-Cポートなどが備わる。
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12/22電動パワートレインの制御は「Hybrid」と「E-MODE」の2種類で、Hybrid選択時に「手動制御」ボタンを押すと、キープしておきたいバッテリーの残量を任意で設定できる。
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13/22走行に用いるリチウムイオンバッテリーの電圧は352V、総電力量は25.7kWh。実際には、このうちの19.7kWhをEV走行時に使用する。
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14/22開放的な電動パノラマスライディングルーフは、Harman/Kardonのプレミアムサウンドシステムとセットで、「ラグジュアリーパッケージ」としてオプション設定。ただし、「eHybrid」では電動パノラマスライディングルーフ単体で用意される。要は、eHybridではプレミアムサウンドシステムは選べないので注意が必要だ。
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15/22走行モードセレクターの「ドライビングプロファイル機能」。「Rライン」では標準で、「エレガンス」では「DCC Pro」とのセットオプションで用意される。
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16/22荷室容量は5人乗車時で690リッター、後席を倒した状態で1920リッターとなっており、特に後者の状態では、従来型より実に140リッターも容量が増した。
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17/22パークアシスト機能がアクセル・ブレーキ操作も自動で行うようになるなど、運転支援システムも機能を強化。本文で触れた内容も含め、新型「パサート」は、従来型より全方位的に進化を遂げたといっていいだろう。
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18/22フォルクスワーゲン・パサートeHybridエレガンス
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佐野 弘宗
自動車ライター。自動車専門誌の編集を経て独立。新型車の試乗はもちろん、自動車エンジニアや商品企画担当者への取材経験の豊富さにも定評がある。国内外を問わず多様なジャンルのクルマに精通するが、個人的な嗜好は完全にフランス車偏重。
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